2022年06月01日
今回、走行不能に陥った原因。
それが、エアコンのコンプレッサー絶縁不良との事。
ん?と思いました。
なぜ、空調がおかしくなるとモーターが止まるのか。
実は、ガソリン車だとエアコンコンプレッサーを、エンジンの、回転をベルトで伝えてエアコンガスを圧縮して冷媒を作ります。
EVでは、エンジンがないため、電動コンプレッサーを使います。
最近は、日本、中国、中心に高効率で、静粛性の高いコンプレッサーが使われています。
その中で、プジョーは、シトロエンもそうですが、とてもうるさいコンプレッサーを未だに使ってます。
EVでもそう。これが原因の一つ。
EVは、コンプレッサーも、専用設計にすべきだった。
以下、豊田自動織機からの引用です。
電動コンプレッサー
電動車の普及により、電動コンプレッサーに求められる機能も多様化しています。車室内だけでなく、高温になりやすいバッテリーなどの車載電子機器を冷却する熱マネジメントの重要性が高まっており、電動車に必要不可欠な部品として役割の幅を広げ、生産を拡大しています。
つまり、電動車ではコンプレッサーにガソリン車以上の性能が求められ、専用設計が必要と言うこと。
更には、
安全上のシステムの考え方がいけない。
ガソリン車には、Nのギアがある。
EVは、モーターなので、クラッチを切り離す必要がない。そのため、モーターへの過負荷を避けるために、故障時は車が保護のためにPへ入れてしまう。過充電、漏電により、火災の危険とか考えるとあながち間違ってはいない。
が、これがコンプレッサーのショートを走行システムの異常と誤認識した場合には、最悪。
走行系のトラブルをコンフォート系の装備が招くのはありえない。
おそらくは、
1. 開発のコストカットのために同じ車体構造で、ガソリン車とEVを開発。
2. コンプレッサーを電動にしなくてはいけない。
3. ガソリン車と同じレイアウトでコンプレッサーを配置。
4. 走行系の電力回路と物理的に近い配置にしてしまった。
5. 絶縁対策の甘い、性能の高くないコンプレッサーを使用してしまった。
6. ガソリン車と違い、クラッチが不要。
7. モーター保護のため、過電圧では、走行不能になるように設計。
8. 日本の夏で、エアコンがフル稼働。
9. コンプレッサーから漏電。
10.走行系異常と誤認識。走行中に緊急停止。
といった所が真相か。
これをプジョーは気づいており、
1. 2022年のマイナーチェンジでは、ギア比の改善だけではなく、エアコンを改良しているとの発表。
3.2022年 5月17日のリコールでは、対策をされているが、これによる不具合は、日本国内で発生例がないとの事。
4. つまり、2021年6月以降に報告されている緊急走行停止事例は、別の原因ということ。
5. 5月25日に止まった車は、診断機で、コンプレッサーの問題と出たとの事。他にもネットで同様の報告あり。
6. コンプレッサーに欠陥を抱えており、本来はリコール対象なものを国土交通省に報告してないのではないか。
リコール)外-3387
■改善措置の内容
全車両、EVCU及び関連するソフトウエア(バッテリーEVシステム)を対策プログラムに更新する。また、オンボードチャージャーのシリアル番号を確認し、該当する場合はオンボードチャージャーを対策品に交換する。
対応開始日
2022年05月18日
対象の特定情報
プジョー「e-208」「e-2008」「DS 3 クロスバック E-TENSE」
(計3車種)
(輸入期間の全体の範囲)令和2年4月18日~令和2年12月15日
(計139台)
【注意事項】リコール対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれている場合があります。
※詳細については、国土交通省の情報をご覧ください。
現在、プジョーより、ディーラーにEVの販売停止指示が出たとの事。おそらくは国土交通省からの指示ではないか、とディーラーからのお話。
押してどかすことも出来ない状況は、さすがにまずい。
早晩。更なるリコールがでるのでは、と推測している。
改修ポイントは、
1. エアコンシステムの絶縁対策。コンプレッサーの改良。
2. 緊急停止時に、押してうごかせるよう、駆動系にクラッチを追加。
3. 走行系の高電圧エリアと、コンプレッサーの物理的な距離を置く。
ここまでやるとなると、設計をEV専用にする必要ありか。プジョーの試みたコストカットは、残念ながら失敗に、終わりそう。
これが車両価格に、はね返って来ないことを願う。
Posted at 2022/06/02 05:29:11 | |
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2022年05月23日

PUレザーのキーケースが気に入らず、本革に変更。触り心地と質感に満足( ¯﹀¯ )
Posted at 2022/05/23 11:32:04 | |
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2022年05月17日

初予約充電。

青く光ると予約充電準備完了。
日曜日にみたブルーマンのよう。

無事満充電完了。
エコモードBモードで普段の街乗りは十分。
満充電で320km。
25% 17.5kWhで、80km走行と言った所か。
75%まで減ったら、夜間充電する事にしておくと、急な遠出にも対応できそう。
Posted at 2022/05/17 08:21:49 | |
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2022年05月15日

両方所有してみて、同じ電気自動車でも全然乗り味や、こだわっている部分が違う。これからの電気自動車業界が楽しみ。
Posted at 2022/05/15 12:10:35 | |
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2022年05月14日

充電100%までしたのは、納車してから初。
エコモード換算だと、334km。
スマホからみると、318km表示。
航続距離300km超えのEV所有は初めての事。
帰りの事を考えると、片道50km以内しか出かけられなかった初代リーフの時からのEVユーザーとしては感無量です。
Posted at 2022/05/14 07:11:19 | |
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