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路上駐車の車なんかに、ときどき小さな紙がはさんであります。車買取業者の名刺です。こういうのは、ちょっといかがわしいのかな、と思えなくもない業者です。たぶん。私も前のMercedes A140のときはよくもらいました。

この前テレビで、どこで車を売るのが一番得か、みたいなのをやってたのですが、そのときの車は10歳か12歳のGolfで、
ちょっといかがわしそうな現金即買い取り業者：　200ユーロ
ディーラー：　1200ユーロ
個人売買：　1600ユーロ
だったと思います。

最近あまり車の広告を見ませんが、珍しいのを見つけました。Lexus CT200h。発売から半年くらいたってるんでしょうか？実際に走ってるのは見たことありません。

この車をドイツで売るのは難しいと思いますよ。まず、ハイブリッドに何のメリットもありませんから。市街地が一番燃費がよくて、郊外へ行くと悪くなって、高速道路だともっと悪くなる。ヴィッツみたいな小さいお買い物車ならこれでもいいですが、このクラスの車で市街地で買い物にしか使いません、ということはないでしょう。

つぎにLexusというブランドですが、まったく存在感がありません。高級感もありません。信頼感もありません。大勢の中のひとつです。片道6kmの通勤で、多いときは10台のPorscheとすれ違いますが、Lexusとは年に1回くらいかな。

それで26000ユーロからですから。BMW320やAudi A4が買えてしまいます。普通の人は買いませんよね。見た目も韓国車と区別つかないし。いっそのこと、モーターと電池をはずして、2万ユーロを切る値段で売れば売れるかも...、売れないな。