目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
キャブを取り外したら、分解して点検・洗浄・調整。
まずエアーホーンを外してやるために、周囲の8箇所のボルトを抜く。
ここから先、ほぼ全てのボルトは、外すためにトルクスレンチが必要。
2
ボルトを外しただけではエアーホーンは外せないので、上下でつながっているリンケージの接続を切ってやる。
右1、左2箇所外せばよい。
外す前に写真等で接続の詳細を記録しておくこと。
組立の際に分からなくなるので。
3
エアーホーンを外したところ。
プライマリ、セカンダリ共にブースターを外す。
4
セカンダリのブースターを外すと、エアーバルブが引き抜けるようになる。
手前中央の加速ポンプのノズルも外して洗浄してやる。
5
エアーホーン側(下から)。
液面調整のために、フロートを外す。
レバーピンを引き抜くだけ。
メタリングロッドが写真ではまだ付いたままになっているが、エアーホーンを外す前に抜いておいたほうがベター。
6
フロートの高さは、ひっくり返したときのガスケットとフロート上部の距離になる。
ここが7/16インチになるように、調整。
7
高さは、ロングノーズ等でレバー部を曲げてやることで調整する。
ブラスなので、曲げすぎると当然折れてしまうので、少しずつ曲げては取り付けて高さを測ること。
Holley等と比較すると非常に面倒。
高さの調整が終わったら、一旦取り付けて、上下を正位置にし、今度はフロートの懸下量を調整する。
懸下量は写真右中央のタブを曲げて調整。
1-1/4±1/4インチ。
8
調整・点検が終わったら、パーツを洗浄し、逆手順で組み立てる。
インマニへの取り付けは取り外しの逆手順。
取り付けが終わったら、接続忘れがないことを確認し、エンジンをかける。
最初はキャブまでガソリンが来てないので、いつもよりクランキングが長く必要。
始動したら、ガソリンの漏れや溢れ等がないか、よく観察する。
オートチョークが付いている場合は、ついでにチョークの調整もしてやる。
暖気を十分にしたら、アイドルの調整を行う。
基本は前述の通り(
http://minkara.carview.co.jp/userid/431178/car/464888/879876/note.aspx)だが、より正確に調整するためにはタコメータと併用してバキュームゲージを使用する。
キャブのバキュームライン(フルタイムバキュームのポート。ふさがっている場合はパワーブレーキのブースターラインを奪えばOK。どうせ停車中は使わないし)にゲージを接続し、ミクスチャを回してバキュームが最大になる位置を探せばよい。
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