私が車に使っている冷却水はトヨタ純正のS-LLCの自分で希釈するタイプ
コレを50%濃度で使ってます
何故トヨタ純正かと言うとピンクだからw
昔使っていたレース用がピンクだからイメージ的な面と希釈するタイプが他はなかなか無いからです。
三重県の気温で考えるなら30%とかの下限の濃度でいいのですが自論があり濃くしてます。
LLCの成分はエチレングリコールを主体にして消泡剤、防錆剤、等が入ってます
このエチレングリコールはあまり劣化はしませんが金属を腐食させる作用が有る為に防錆剤を入れて相殺します
消泡剤はウォーターポンプでかき回されて発生する泡や燃焼室周りの冷却時に熱せられて発生する泡を素早く消える様にする作用が有ります。泡には熱伝導を妨げたり、弾ける時に金属面にダメージを与えたりするので厄介者です。
LLCは防錆剤と消泡剤の濃度が下がると寿命となりますがこの二つは熱を受ける事で仕事をして死んでいく事で濃度が下がっていきます
冷却水を交換してる時に発見されるサビの様なヘドロはその死骸でサビでは有りません。
冷却水の交換目的はその死骸の除去もあります
クーラント復活剤、クーラントブースター等の延命用の添加剤はこの二つを配合してます
最近の車にはS-LLCってLLCより長寿命の物が採用されてますが違いは防錆剤と消泡剤の品質か配合率です。成分の具体的な内容は何故か発表されないことなのでどちらかは分かりません
レース用の高性能冷却水は消泡剤の濃度や性能を上げる事で泡の発生をかなり抑えて冷却性能を上げてます。
そうなるとS-LLCは消泡剤が良い分、昔のレース用に近い冷却性能があるんじゃないだろか?って考えに行きつきました。
濃度が薄い方が熱伝導率は高いのですが実際には泡の発生が多くなり冷却性能は落ちると言うデータを見せてもらった事があります
最近のエンジンは熱効率を上げる為に燃焼温度が高いのに軽量化や環境問題の為、冷却水容量は減らさないといけません。ラジエーターの性能が技術的に上がってはいますが…
その為に冷却水の性能を上げないと追いつきません
メンテナンス周期よりもコチラがメインの可能性が高く、たまに指定の冷却水を使用しないとエンジンが壊れますってラベルがあったりする。
で、欲張りな私は濃い方が消泡剤と防錆剤の総量が増えるし冷却性能と寿命を上げれるんじゃ無いかい?って考えたわけです
あとエチレングリコールは潤滑性能もあるので濃い方がウォーターポンプが長持ちしないかなぁーって…賢そうなおバカの発想ですw
しかし、思惑の片方は日野さんが立証してくれましたw大型と混同するなゃって言われそうですが…
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2024/03/13 23:35:41