スパークプラグ交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
マーチのエンジンはスパークプラグ交換をする時にはインマニを外さないと出来ません。FTOはV6だから納得いくんですがこれは設計が悪いとしか言えないですね。
一応4番シリンダーのは単体で外せます
とりあえずエアクリーナーとサクションホース、ブローバイホース、ブレーキバキュームホース、パージバルブホースをインマニ側を外しますが4番シリンダー横に繋がるブローバイホースだけインマニ側じゃなくカムカバー側を外した方が後の作業が楽です。
ついでオイルレベルゲージも抜いて置いときます
パージバルブのコネクターも抜きます
2
スロットバルブのコネクターを抜かずに8のボルトを外し横にどけときます。全閉調整は楽ですがしなくていいならしない方が楽だし、汚れも確認出来ます。
ニスモSはEGRが無いので、ちゃんとしたエンジンオイルを適切なサイクルで交換していたら、そんなに汚れません。多少のオイル付着は問題ないし私はある程度は各部にエンジンオイルが廻っている方がいいと思っています。カラカラに乾いてるより多少オイルが染み込んでいる方がインマニのガスケットも長持ちすると思います。ただ、安いオイルやレスポンスのみを求むめたオイルにはシールを復活させる膨張剤がほとんど添加されていないので無意味ですが。
アウディではM社のオイル使ってると100%の確率でシールから漏れてました。
純正のカストロールも漏れやすいのですが(笑)漏れるし結構摩耗するしコレが粕たる由縁。
3
インマニのエンジン側は見えにくい場所に10のボルトが5本付いてます。一番ミッション側はメガネレンチで外します。
残り4本はショートのボックスにエクステ、クイックスピナーハンドルを付けて外します。
ラチェットは緩めるだけに使い後は手で回し腕をきしませながらボルトをガイドして外します。
じゃないとボルトが落ちます。
しっかりしたアンダーカバーないし落ちても大体大丈夫ですが(笑)
エンジン側を外したらカムカバーに固定されているボルトを2本外しますがエンジン側と同じ10のボルトですが長さが少し短いので間違えてエンジン側に付けないように分けて置いときます
コレでインマニはおりますがエンジン側のミッション側にエンジンハーネスがいるのでプーリー側に少しスライドさせながら外します。
4
コレでインマニはおります。
後はコイルのコネクターを外してから10のボルトを外してコイルのを抜いて、プラグレンチでプラグを外します。
組み付けは逆手順です
5
組み付け時にはプラグにコパスリップを塗ります。
主成分は銅なので塗ると導通が良くなって火花が大きくなり…
ってよりは耐久性が高いし固着しなくなりますし、トルクが掛けやすくなるので緩み防止などボルトの組み付け油としての基本性能が非常に高いです。
あとよくあるスレッドコンパウンドは銅以外の金属が使われているので導通が悪くなりますし、あくまでコンパウンドなんですよね。あとの意味は自分で考えてください。
6
インマニなど多数のボルトを組み付ける時はボルトを手で締まるだけ締めてから、ちょっと緩めて次を付けてを繰り返し全ボルトを付け終わってから増し締めします。仮組ですね。
プラグもそうですが手でネジ山全部をはめ切るのが大切です。
これをすれば斜めにハマってネジ山をやらかす事はないはずです。
あと外したボルト全部にグリスを塗っておくと次回の交換時も楽です。
注意点は、ほとんどのボルトの相手はアルミです。締め過ぎていわずと高く付きます。
そして今回使った工具
10のディープソケットとミニラチェは無くても出来ます。
写真にはありませんがダイソーのマグネットトレイとストレートのマグネットピックアップツールを使いました。ピックアップツールは落とさなければ必要無いですがトレイは必須です。今後する作業次第ですがいっぱいあると部位毎に分けれるので便利です
プラグレンチは必ずマグネット式のを買いましょう
安物は絶対にあとで後悔する事になります。
私のは…高いです。付き合いで買わされたんよね
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