エアコンテストモード

オートエアコンには自己診断をするテストモードがあります。
マーチの場合
エンジンをかけて間髪いれずにエアコンのオフボタンを長押しします。
エンジンはかけなくても良いのですがバッテリーの負担を考えたりするとかけた方が良いし、本当に診断をするならかけましょう

写真のように全部点灯でモードに入ってます
ちなみにこれは表示盤の点検ですが…

設定温度上げるボタンを押すと最初は2と表示されます。
しばらく待つとコードがでます
表示番号 センサー 断線時 ショート時
20 正常
21 外気センサー異常
22 内気センサー異常
23 水温センサー異常
24 吸気温センサー異常
25 日射センサー異常
26 PBRセンサー異常
27 冷媒温センサー異常

写真は夜に撮ったので表示されています

また設定温度上げを押すとモードが変わります
3
吹き出し口の切り替えテストで切り替え用のアクチュエーターで動作不良や故障がある場合に31～35の表示が出ます
30 正常
31 VENT異常 外気導入
32 B/L異常
33 FOOT異常
34 D/F異常
35 DEF異常
36 ハーネスコネクター

ただ今、故障してないと表示されないようです。

また設定温度上げを押すと
先程チェックしたところから実際に風が出るかのアクティブテストです
デフロスターのボタンを押すと切り替わります
パターンは41〜46まで有りますが詳細は不明です
前半は冷房で吹き出し口が変わる
後半は暖房で吹き出し口が変わる
まではやってみて分かりましたが暑いので解明はしませんでした。

また設定温度上げを押すとモードが変わります
各種温度センサーの拾っている温度が
デフロスターボタンを押すと切り替わりますが
内気温？→外気温→エバ内部温度
って感じでしょうか。
整備マニュアルを参照してないので不明確

先程のモードから風量アップボタンを押すと61が表示され少し経つと0が出ますがコレは内気温センサーの補正モードです。
±3℃
0.5℃刻みで調整が可能です。
設定温度の上げ下げボタンで数値が変わります
多分ですが内気温度を25℃と感知したら下を押して30にすると28℃として認識するようになります。


あとは内外切り替えのボタンでイグニッションオフ時にどちらにするかって設定らしいのですが…実働を確認出来ず
ちなみにこの61のモードで設定したものはバッテリーを外すとリセットされるんでバッテリー交換後にエアコンの効きが悪いと思ったらコレを思い出してください

自己診断モードはオートかイグニッションオフで解除されます。
一定時間操作しなくても戻りました

古い日産のオートエアコンのやり方を思い出してからやってみての記録なので整備マニュアル通りじゃないです。