ホイールを補修してみる(その4)
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
  中級 |
| 作業時間 |
12時間以上 |
1
再塗装された際にこのリム部分にもガッツリ足付けされていましたのて、その傷を消すべく1000番~2000番のペーパーで水磨ぎし、コンパウンドで仕上げました。
2
なかなかのピカピカ具合になりました(^-^)/
3
この時点全体的にそこそこの艶が出ましたし、オリジナルと比べても遜色ない仕上がりになりましたので、ここでもう装着しても良いかな…。
とも思いましたがっ!
いやいや、きちんとクリアを塗らないと!!
もうひと頑張りです(^_^;)
4
ベースカラーの塗装も完了し、いよいよウレタンクリアの塗装へ進みます。
しかし、ここで疑問に思ったのが各社のウレタンクリアの使用方法。
まずはホルツ。
「この塗料を吹き付けの時は、下の塗料を必ずよく乾燥(72時間以上)させて吹き付けて下さい。」
と記載があります。
5
そしてソフト99
「カラーペイントを塗り終えてから2~5分後…。」
…(´д`|||)???
6
2社とも2液タイプのウレタン塗料です。
しかし使用方法が異なる。
色々と調べたのですが、これといった明確な違いを見つけることができませんでした。
更に知り合いの塗装屋さんに伺ったところ、
「ウレタンは、ベースカラーの表面を溶解してクリアが定着するので、ベースカラーが乾ききらないうちにクリアを塗装する。」
とのコメント。
となると、ソフト99の説明に納得いきます。
しかし、プロが使っているのはベースカラーもウレタン塗料です。
カー用品店で入手できるベースカラーはアクリルラッカー。
ウレタン塗料はシンナー成分に弱く、それが縮みの原因になります。
ベースカラーのアクリルラッカーはシンナー成分が揮発することで固まります。
一方ウレタンクリアは凝固剤と反応して固まります。
もし、ベースカラーのシンナー成分が揮発しきらないうちにウレタンクリアを塗装すると、逃げ場を失ったシンナー成分にウレタンが犯されてしまいます。
となるとホルツの説明の通り、ベースカラーが完全乾燥してからウレタンクリアを塗装するのが正しいはずです。
ところがここで新たな疑問が…。
ソフト99のウレタンクリアには、
「ボカシ剤も併用可能」
と。
ボカシ剤は、シンナー成分が多い薄目のクリアのようなものです。
塗装ミストを溶かして馴染ませる効果があります。
ソフト99のウレタンクリアは、塗装する前にボカシ剤を吹くことでウレタンクリアの馴染みを良くしたり、ウレタンクリアの塗装後に吹けば未塗装面との境目を中和する作用があります。
一方ホルツはボカシ剤との併用は禁止されています。
そしてホルツのベースカラーは「ウレタン変性ラッカー」とある。
…?
余計に分からなくなりました(~_~;)
そこで、ホルツに直接問い合わせることに。
コールセンターの方のお話では…。
・ベースカラーが完全硬化してからウレタンクリアを塗装する。
乾ききらない内に塗ると縮みの原因になる。
・ベースカラーが他社のペイントの場合は、完全硬化してからウレタンクリアを塗装しても、ホルツのウレタンクリアと同じような仕上がりになる確証はない。
・一般的な車の補修にホルツの補修剤や塗装を使用し、それぞれが完全硬化してからウレタンクリアを塗装する場合、必然的に補修した周辺にもウレタンクリアを塗装することになるが、一般的な車の塗装は焼き付け塗装されているので足付けしてから塗った方が良い。
・焼き付け塗装の上からウレタンクリアを使用するのは問題ない。
との該当でした。
ここまでを私なりに整理すると…。
①基本、ウレタンは下地を犯しにくいので、ウレタンの上にウレタンを定着させるには下地が乾ききらない内に塗らないといけない。
②下地がラッカーの場合は、シンナー成分が乾くことで乾燥するので、ラッカーが乾ききらない内にウレタンを上塗りすると蒸発していくシンナー成分にウレタンが犯されて縮みがおきる。
③ソフト99のウレタンは、たぶんラッカーとウレタンの中間的な性質を持っていてラッカーと馴染む。だからラッカーが乾く前に塗ったりボカシ剤が使える。
④一方、ホルツのウレタンは普通のウレタン塗料のような性質を持っているのでラッカーが乾く前に上塗りできず、またボカシ剤も併用できない。
…となると、ホルツの塗料とソフト99の塗料の併用は避けた方がよい。
ネット上では色々な見解がありますが、やはり説明書に書いてある通りに使うのが無難。
更に、今回補修しているホイールはヨコハマのクロイツァー。
先に触れたように、ヨコハマタイヤのホームページでは「焼き付け塗装してある」と書いてあります。
ということは…。
・ベースカラーにホルツのホイールペイントを使用したので、完全硬化してからウレタンクリアを塗装する。
・クロイツァーの未着色のリム部分はクリア塗装してあるが焼き付け塗装なので、ホルツのウレタンクリアを塗るのは問題ない。
ただし足付けしてから塗ること。
さて…。
7
さて…。
ホルツの注意書きを守り、コールセンターの説明を信じてウレタンクリアの塗装に入ります。
[PR]Yahoo!ショッピング
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク