
現在開催中のIRC第3戦ツールドコルスにて、新井敏弘選手のドライブでインプレッサR4が実戦デビューしました。
中間までの結果を見る限り、トップ争いを繰り広げるプジョー207やシュコダファビアのS2000勢には対抗できていないようです。
セッティングもなかなか合わないということのようですが、それにしても・・・
グループNがS2000と競えるようにするための言わば「規制緩和」規定がR4なわけですが、その中身は軽量化やサスの構造変更、ボンネットに排気ダクトの設置が認められるなどの地味な内容。
事実上S2000の優位は揺るがないだろうと思っていましたが・・・やっぱりかなぁ。
ランサーエボⅩのR4も
サルディニアに参戦していますが、やはりS2000とは比較できるほどのタイムではなかったそうです。
今後開発、熟成が重ねられて競争力は上がっていくでしょうが、果たして本当にS2000に拮抗するようなレベルに到れるのか?
今後S2000も1.6Lターボエンジンでなければ新規ホモロゲーションを取得することは出来ないわけですが、この「1.6LターボのS2000」を「R4T」という呼称にしようという話もあるそうです。
R4Tってのはつまり、現行WRカーのエアロパーツなどのダウングレードモデルですから、基本はWRカーと一緒。
なんか、ますますR4との性能差が開きそうな・・・(汗)
事実上、R4規定を採用するのはインプレッサとランサーだけ。
しかも、ランエボには次期モデルの確定的な情報はありませんし、インプレッサだってどうなるか?
先細り必至なR4に対して、さらなる厚遇措置が取られる可能性は低いでしょうね。
スバルは自社製のBセグメントモデルがありませんから、R4Tを開発・・・というのは難しいはず。
(4代目インプレッサに1.6Lターボを設定しても、やはりCセグメントモデルでは大きさがネックになりそう・・・)
三菱はコルトの後継モデルがまだハッキリしませんし、社の方針として今後ラリーに関わる気配がありませんよね?
となれば・・・
やっぱり「トヨタがヴィッツで」ですかねぇ?
それともスバル版FT-86?
国内メーカーのラリーへの関与が疎遠になっちゃいそうで不安です・・・
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Posted at
2011/05/14 00:22:44