ブルガリ時計 改2 完結編 (イルミ装着)
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今日のメニューは、装着、角度調整と加工してきたブルガリ(風)時計の完結編、イルミ装着です。
光らせ方を色々悩んだのですが、光源は当然LED、そして走行中に目障りにならないよう直接照明ではなくアクリルを使った間接照明にすることにしました。
まずは時計の大きさにアクリルを切ります。いつもながらラフな仕事っぷりではありますが、実はアクリルのエッジから光を入れるため、ぴったりにしていないんです。これでいいんです

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光源は、ブルガリングのサイドに。
元々このリングは香水のキャップですので、吹出し口の所に穴があるので、今回はこれをうまく利用します。
吹出し口の名残のON・OFFの文字が見えますね。
まずは光漏れを防ぐためリングのふちに黒いバスコークを盛って遮光。
そして穴と、盛ったパテ、バスコークをリューターでガリガリ削り、LEDの頭が入るスペースを作ります。
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反対側には穴が無いので、ドリルで同じくらいの穴を開け、同様にパテ等を削っていきます。
位置は対角線上、ちょうど3時と9時のあたり。
穴の大きさは5φのLEDがすっぽりと入る程度なので、恐らく5.5φ位でしょうか。
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LEDは左右の穴に入れるため2発使用。
あまり明るくても目障りなので、10mAのCRDを使用し、2個を直列でつなぎます。
写真の右側の収縮チューブ内にCRDがあります。そして左端のLEDの足にサージ防止のダイオードを入れます。
この後左の足にも熱収チューブをつけて配線は完了。
使用したLEDは、定格20mA、照射角度15°の青です。
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配線ができたら実際にリングに装着です。
時計の盤面を見ながらLEDの角度を調整し、良き所でホットボンドで仮固定。それをセメダインSuper X2で固定し、最後に光漏れ防止にバスコークで固めます。そしてパネルの右側にアルミテープで配線を固定。
LEDの角度はパネルに対してほぼ直角。つまり車両装着状態では正面を向けてあります。
これはなるべくムラが少なくて明るく光るようにするため。横に向けるとムラがスゴいんです。
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パネルが完成したら車両へ取り付け。
今回はイルミ連動での点灯なので、オーディオ裏のイルミに接続。
無事点灯

です。
写真は午後6時ころ、廻りが薄暗くなって来た頃。
やはり光源に近い所は光りムラがありますねぇ…。
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日もとっぷりと暮れて夜8時。こちらもやはりムラがありますが、まぁ満足いくレベルです。
ただ厳密に言うとアクリルの中を通った光が見えている形になるため、時計の前に光の壁ができており、若干霞みがかったような見え方になってしまいます。
こぼれた光がパテ埋めした所を照らして、結構素敵な光り方をしてくれました。思わぬ効果です。
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運転席から引いて見た全景です。
他の青いイルミと相まって良い感じです。
時計が小さいのと、前出の霞がかった感じで若干見づらいですが、見た目のインパクトとコストパフォーマンスの高さから考えると大満足の結果となりました。
時計加工はひとまずこれにて完了といたします。
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