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2018年08月12日

2年鰤に標高1613mまでヒルクライム♪

2年鰤に標高1613mまでヒルクライム♪ さて、夏の連続休暇@盆休み最初の日曜日は、「でん六」さん・蔵王の森工場の向かいにあるコンビニエンスストアから、蔵王エコーラインを刈田岳山頂リフト乗場Pまで、約24km弱をヒルクライム!

なにも真夏の酷暑の中に好き好んでそんなこと...という声もありそうだが、まぁ、年に一回は登っておかなければ此処界隈で胸を張ってロード自転車に乗ってますとは言えない.....いや、別にそんなことはないのだが、某自転車屋さんの恒例行事的な.....一応タイムを計って、刈田岳山頂リフト乗場Pに10:00am集合を目指して、各人それぞれマイペースでアタックするように!とのお触れがでていたのである。 ;-D

実は、なにを隠そう、お釜リフトP(刈田岳山頂リフト乗場P)まで登ったのって数年鰤だよなぁ~などと思っていたのだが、.....これがまぁ拙blogを遡ってみたらナント記憶の曖昧なことか.....ちゃんと一昨年の夏に登ってたんだ.....しかも、初めて一度も足を着かずに一気に登り切っていたんだよ.....たいしたもんだ! (超自画自賛モード)

ちなみに、国土地理院発行の地形図に拠れば、県境を越えて隣の宮城県となる集合地点@ゴールの標高は1613mなのだ。



目論見としては、これまでの経験から大体いつも2時間15分くらいで登ってたつもりだったので.....スタート時刻を7:45頃にしようと前夜は思っていたのだが、早朝に起床したものの疾風@黒柴犬♂と散歩やら朝食やらバタバタして拙庵を発つのがギリギリとなってしまい、さらにスタート地点までの所要時間を甘く見過ぎていて.....なんと健脚組の若手2名にスタート地点へ向かう途中の旧道で追い越され!? はっきり言って、こりゃ先が思いやられるなぁ~と思いながらもウォームアップを兼ねて、まずはペースを抑えながらと。

ともあれ、スタート地点@コンビニ7-11へ到着。 ここの標高は191m。


(photo by りんくまさん)

GPSデジタルカメラで現在の時刻をチェックすると、ナント出発予定の7:45どころか既に8:04ではないか! 健脚組ならいざ知らず、慌ててスタートすることに。 ;-0

やや薄曇程度の、真夏のヒルクライムとしては比較的たすかるわぁ~な条件でスタートを切ったものの、少し登っていくと徐々に青空が広がってきた! こうなると、青い空っていうのは視覚気分的にはテンション上がるのだが、なんせ真夏であるからして.....当然、あっというまに汗だくだくだぁ~!

ともあれ今日は長丁場、先は遠く約24kmをひたすら登らなきゃならないのだ。 なにせ今季は未だ山岳系なツーリングをろくにこなしてないので.....熱中症にも年寄りの冷や水などと陰口を叩かれない様に要注意だし.....でも、予定の時刻は過ぎちゃってるし!?

麓の集落を通り、S字を越えるころにはアップも完了し、少しずつ体は遅いながらも登りのリズムを掴みつつあるかなという感触になってきたので、変化のある坂道との対話を出来る幸せをちょっぴり再確認しながら、とにかくクランクを回す♪

前半の難所である通称ホワイトロック(余りの激坂なので加熱式融雪道路になってる!)をインナーローの34-28にまで落として、仕舞いにはダンシングも少し交えてクリア。 そこから左脚にやや違和感を感じつつも、軽いギヤでクルクル回してダメージ回復しつつ、山川ファームを過ぎて、此処も辛いんだよねぇ-な御馴染み急坂コーナを2つ3つと頑張って登り、なんとか猿倉へ....いやぁ~ちょいと辛過ぎませんか!.....ということで、一気に登るのはあっさりと断念することに。 :-(



蔵王猿倉スキー場レストハウスで小休止。 スタートから約9km、45分12秒ほど経過している。

ここの標高は682mだ。



夏休みなファミリー観光客で賑わう釣堀を横目で見ながら、トイレを借りて、頭と肩と背中に冷たい水をザバザバ&ビシャビシャ浴び、ストレッチをして.....たった数分だが、これは効くっ♪ ;-D

ということで再び元気を取り戻し(ほんの束の間だが!)、また登り始める。

気持ちの良い青空.....ということは蔵王エコーラインの路面、真夏のコンクリートの照り返しはキツイ。 少し登っていくと既にさっき浴びた冷水も気化してしまって.....再び、汗だくだくの耐久ヒルクライムである。

夏休みの好天、お盆休み最初の日曜日ということもあり、クルマやモーターサイクルの通行量もかなり多く.....こちとらCO2も排出せず、爆音も上げずに、ハァーハァー&クルクル.....普通の観光客から見れば、なにもこんなところを自転車で、こんな真夏に汗だくで登ってるのって???なんだろうなと思いながら、ただただ、ひたすら坂道との対話だ。 ;-0

.....しかし、こんなに辛かったっけ!?と思いながらも、なんとか標高1000mを越えて、坊平高原まで辿り着いた。



蔵王坊平高原の看板が立ってるところで、スタートから約14km、すでに1時間17分31秒ほど経過している。

ここで標高は1013mである。

もう一度、トイレで頭と肩と背中に冷たい水をザバザバ&ビシャビシャ浴び、ストレッチをして小休止.....たった数分だが、やっぱり、これは効くっ♪ ;-)

さて、ここまで登れば、あと10kmほど頑張ればゴールだ!と自らに言い聞かせて、ヒルクライム再開。

さっき、坊平ペンション村から女性メンバを含む別の数名のロード自転車グループが出てきて先行して登り始めていたのを、「おはようございますぅ♪」と声を掛けながらパスし、エコーライン後半戦.....辛楽しい!?

最初のバーンからいくつか登ると、蔵王ライザスキー場(昔は坊平スキー場と呼んでた!)の第一リフト終点あたりのカフェの看板を過ぎ、とにかく夏の日差しの照り返しで眩しく白いコンクリート路面との持久戦だ。

吹き出る汗、悲鳴を上げ始めた背筋....まぁ、ここを攻めるときは毎度のこと。

ただ、坊平から上は九十九折れでの登りなので、ヘアピンを頑張って登り曲がると少し斜度が緩むところがあるので脚を僅かに休めることが出来るから、再び傾斜が増す区間とのリズムが掴めれば、背筋を回復させるダンシングも組み合わせて、まぁなんとか頑張れるのだ。

さぁ、そろそろ森林限界も近いかなと思った頃、上空をヒラヒラと、アゲハ系とは異なる丸味を帯びた翅形のやや大きめの蝶が飛んでいるのが目に入った!

をぉっ、この黒地に涼しげな淡碧青の筋斑模様.....浅葱色.....そう、「アサギマダラ」だっ!!!


(ちなみにphoto↑これは西蔵王の「峠のまんじゅう」さん店内のポスタより)

この蝶は海を越えて台湾から奄美、そして和歌山や日本アルプスを経て福島や温暖化のせいか今では北海道までなど、距離にして2000km以上も飛翔して高山を渡って往復するらしい。 自分の目でしっかり観るのは、かつて2009年に山形と宮城の県境・二口峠ソロツーリングで初見以来、二年前の夏合宿で西吾妻スカイバレー越えで再会し、これで三度目だ♪ いやぁ~、いつもながら感激!



慌ててデジタルカメラをジャージのバックポケットから取り出してシャッタを切ったがぁ~、残念ながらphotoには写っていなくて、悔しい.....。 ときどき路肩に生えている「フジバカマ」の淡い桃色の花に瞬間的に留まりながら蜜を吸ってる姿も見えるのだが、こっちはイッパイイッパイで脚も攣りそう&背筋バッキンバッキンで上体を大きく右に捻りながら...なんとか撮影を試みたが、はっきり言って無理だった.....。 まぁでも、この日は、ヒルクライム&ダウンヒルの往復中に20羽ほど「アサギマダラ」を肉眼で見られたのはメチャ嬉しかったね♪

さて、また歯を喰いしばって、ひたすら登っていくと、遂に森林限界を超えて景色が変わる。

メータをみると残り数kmになったところで、瞬間的に遥か奥にチラっと刈田岳山頂リフトが見えたっ!

よしっ、ここまで来れば、あとはなんとかなる! そう思いながら、ひたすらクランクを回し続ける。

やがて勾配も緩み、県境を越えて宮城県へ入り、はっきりと見えてきた刈田岳山頂リフトに視線を合わせつつ、あと3つ、あと2つと最終盤の登りカーブをクリア、最後のカーブを登り切ったところで「P」の看板だっ♪


(駐車場に入った所から山形側を望むphoto by りんくまさん)

まっ、そんなこんなで駐車場を通り抜けて、リフト乗場の集合地点へ。

遥か雲の上、澄んだ大気で日差しは夏のそれだが、流石に標高1613mは爽やかな涼しさ♪ ;-D

仲間に撮ってもらったphotoを見ると、背筋が限界を超えてるせいか、なんだか少し腰が曲がってないかい!?



ここまで、ほぼ24km、メータでの計時では(ホイールが回ってる時間として)2時間16分8秒。 二度の小休止も含めた総トータル時間は約2時間35分だった。 うぅ~む、全然たいしたことない.....というか、そもそも1回だけならまだしも、2回も小休止を入れざるを得なかったってのは.....。(溜息)

集合時刻を30分ちょいもオーバしての到着だったが、既に到着していたこの日の参戦者たちからは「お疲れぇ~!」の声を掛けて迎えてもらって、まずはやれやれだ。 ;-)



ここにはロード自転車乗りのために、ちゃんとバイクラックも設置されている。



まぁ、実業団登録選手クラスなら、ここのルートは最適なトレーニングコースなんだとか。 なにせ山形側より数段キツイ宮城側と往復で二回登るのも何とも思わない猛者なら、下界から1時間20分ほどで登ってくるんだから、凄いとしか言いようがない。(羨)

そして夏休み、この好天ならクルマやバスで登ってくる普通の観光客の賑わいは当然かと。

駐車場は自家用車、バス、モーターサイクルなどで一杯だ。



坊平から登ってきた別のグループも着いたようだ。



刈田岳山頂へ「お釜」(火口カルデラ湖)を見に行くには、このリフト駅舎へ入って.....



リフトのチケットを買って.....



大賑わいの長蛇の列.....



リフト駅舎の売店では、ここでしか買えない限定販売なグッズ類がいろいろとあるので、お好きな方々は要チェックかと。



売店内では山形名物の「玉コンニャク」の鍋から、旨そうなお醤油の香が漂ってる♪

さてさて、今回参戦のメンバは20代から70歳目前ベテラン健脚まで、よく一緒に走ってる仲間たちだ。 本トピック冒頭の写真のように記念にパチリ!として、しばし互いの健闘を讃えながらだべりつつ、途中で追い抜いてきた数名の到着をしばし待って、とりあえず此処で解散ということになった。

あれほど辛く長いヒルクライムに対して、ここから風を切って下界までのダウンヒルは最高の御褒美なのであるが、くれぐれもオーバスピードにならないように十分に気をつけ、ワインディングの降りを綺麗なライン取りでね♪

今回、特に感じたのは新しい愛機のコンポーネンツShimano105のブレーキレバーの引きのメチャ軽く快適なこと。 それなりに距離のあるダウンヒルでの疲れにくさは、なるほどね!というものであった。

猿倉までは一気に降りて、一休みを入れて再びダウンヒル。 スタート地点の7-11を経由して、帰路に着いた。

いやぁ~、やっぱり辛楽しいヒルクライムってのは、充実感たっぷりだったな♪ ;-D
ブログ一覧 | 自転車 | スポーツ
Posted at 2018/09/13 23:15:54

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