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2009年01月25日 イイね!

杵と臼と自転車と.....

杵と臼と自転車と.....2時間近い疾風@黒柴♂との朝の散歩から戻り、朝食を摂り時計を見ると.....をぉーあまり時間がない!? 

そう、毎年恒例の某自転車屋さん主催の「餅つき新年会」集合時間が近づいていた。 これまた例年通り、本物入魂の日本酒伝道師として、REIのデイパックに一升瓶を2本+和らぎ水+猪口&ぐい呑み多数+徳利2本+アルミケトル+電気ポットという重武装の準備をバタバタとし、薙刀を背負った弁慶よろしく街乗りATBを駆って会場へ馳せ参じた。

集合時間の11時には少々遅れて会場に着くと、ちょうど一回目の餅つきがはじまるところだ。臼に蒸した餅米があけられ、杵で丁寧&力強く捏ねられていく。メンバには数人の餅つき名人&御奉行様がいらっしゃるので、的確なアドヴァイスに忠実に従って各段階を踏んでいく.....特に最初の捏ね方が重要ポイントとか。 実に旨い餅が搗きあがった♪ 



さて、餅の食べ方で東北地方の代表格といえば何と言っても『納豆餅』だ! 雑煮も、餡子も実に旨い!この日は結局、2回で四升を搗いて.....ペロリとすべて食べてしまった。 漬物や空揚げなどメンバからのいろんな差し入れも楽しみながら、お待ちかねの米の酒をいただく。 私も含めてメンバが持ち寄った酒は宮城や山形のものを中心に、10本ではきかなかったはず。 さっそくまずは吟醸系のをメインに冷やで、それから電気ポットやストーブのヤカンで沸かして湯煎にてユルユルと燗を当てて楽しんだ。 特に私が今回持ち込んだ一升瓶2本「上喜元 生酛純米」と、これは秋田の「人ト・ やまとしずく 山廃純米」は、いずれも燗上がり(燗映え)の旨酒。 



まぁ、まわりの皆さんは湯煎の徳利で燗を当ててるのを見てても、おそらく未だ本当に旨い燗酒の体験がないのでしょう、なかなか「それ、ちょうだい!」の声が掛からない。(いや、正確には、こないだの忘年会で局地戦的に展開して私が奨める燗酒の真価が解かってるメンバの目は輝いていたようだが.....。)

ともあれ、スッキリ美人が炬燵に入ってニッコリ微笑んでいるような表情を見せる「上喜元 生酛純米」、ぬる燗が最高♪ そして何と言っても温度を上げていくと冷やでは感じる微かな乳酸系の糠っぽさが微塵もなくなり、二段階でググぅ~ッと甘味+酸味&旨味が乗ってきて艶やか美人の表情を見せ抜群の燗映え「人ト・ やまとしずく 山廃純米」♪♪ いずれも赤トンボの平杯やグイ呑みで「まっ、ひとつ呑んでみて...」と奨めると、「うわぁ~美味しい!」と皆さん目を丸くして楽しんでいただけた。なによりである。 さらにこのあと、板長さんからいただいていた蛍烏賊を能登の伝統魚醤「いしる」に浸して干したヤツをストーブで炙りながらいただいた燗冷ましが、これまた旨くて驚きの感動であったことも嬉しかった。



結局、昨年は場所を移しての二次回も含め12H以上の耐久呑みだったのに対して、今回は約8Hで.....佐渡LongRideは今季どうしよう!?とか、ヒルクライムイヴェントや能登は!?から、泊ツーリングで行って見たいところ、さらには新しいマシン&クラシックなCrMoな話題までとても多彩な自転車談義で盛り上がりながら、日曜の夜はゆるゆると解散となった。 いつもながら、主催者と参集メンバには楽しいひと時を過ごさせてもらい感謝&感謝だ♪ ;-D
Posted at 2009/02/04 01:44:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 麹/酵母に感謝 | グルメ/料理
2009年01月21日 イイね!

再び葡萄酒も.....

再び葡萄酒も.....晩酌の中心を占める酒が日本酒になってから10年以上が過ぎているが、その前は葡萄酒が一番だった。 もともと『酒だけを楽しむ派』ではなく、美味しいものがあるから相応しい酒を合わせて呑みたい&旨い酒があるから美味しい肴を合わせて食べたいという『食べながら呑む派』だ。 主食が米の大和民族の一人として.....という訳でもないのだろうが、やはり和食に合う酒は?というモノサシが無意識に働くと、食中酒は自然と米の酒を選ぶことが多くなったように思う。 

10年以上前の頃は和食に調和する葡萄酒というまえに、なかなか庶民的な値段で買える範囲での葡萄酒が、いざ選んだ自分の好みに対して「?」という確率も低くなくて.....それに比して少し勉強するようになると.....同じ投資に対していわゆる本物入魂の日本酒のほうが如何に裏切らないかということに気付いたからであろう。
なにしろ、夏目漱石さん1人力ちょっとほどの四合瓶(一升瓶なら漱石さん2.5人力もだせば)なら、ありゃ~失敗したぁ!ということは滅多にない。 和食だけにとどまらず、中華や西欧料理にも、食中酒としてバラエティの幅が広く懐も深い日本酒がリーズナボォに合わせられる。

ところが、ここ2年ほど前から再び葡萄酒も呑みなおすようになってきた。 チリ・南アをはじめ新世界葡萄酒が実にリーズナボォで旨いと言うことを実感してから、伊・西・葡はじめ仏など欧州各国産でもヴァリューフォーマネー・廉価で楽しめるものが電脳網通販にて随分と手に入れ易くなったのは嬉しいかぎりだ♪

この日は、パンとパスタに合わせて、Bordeaux Superieureで某2007コンクール金賞受賞な「シャトー・ムートン・ドゥ・ピラルド 2005」、メルロ種100%で葡萄の旨さがほど佳く楽しかった。 ;-D
Posted at 2009/01/24 00:40:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | 麹/酵母に感謝 | グルメ/料理
2009年01月17日 イイね!

流石だ.....

流石だ.....某音楽系の月例meetingに持参する米の酒を何にしようか迷った。 なに、コアな酒の会へ持参するというのなら、相応しいものは我が酒庫にはそれこそ唸るほどある。(一部の酒仲間な皆様には、『ぱんどら1号』『ぱんどら2号』『ぱんどら3号』として知られている3台のキャンプ用CoolerBox.....!?) 

しかし、自分のお気に入りの音楽を持ち寄り互いに、うむを言わせず無理やり聴かせ合うこの会では、もちろん音楽が主役.....メンバ各人の得意分野がこれまた恐ろしく多彩で、バロックや教会音楽などのクラシック、メインストリームからコンテンポラリまでのジャズ、サルサからキューバンやらカリビアンやらブラジリアンなどのラテン、フォルクローレからファドやらフラメンコさらにインド宮廷系などの民俗音楽、懐かしいオールデイズなものから最新までのポップス、ラップやR&B、もちろん日本の懐メロからフォーク、はたまた落語!?&大道芸.....(うぅ~む、とても書ききれないので、これ以上は別項にて後日).....であって、酒はその楽しさを共鳴しやすくするための脇役なのだ。 

したがって一応、酒伝道師として持って来たものに関してのinfo.は、さらりと紹介するものの、音楽の邪魔をしないように良い意味で適度に力が抜けている必要がある。 そういう要素と、もちろん予算的にも一定の許容範囲というものもあるし、そして肝心なのは.....食べながら呑んで旨い酒でなければならないのだ。 さらに言えば、たぶんメンバは初めて呑むよね、これ♪という楽しさも大切だ。 ;-)

今回は結局.....空のデイパックを背負って(正確には合いの手用の「水」ボトルは入れて)家を出て、某百貨店の地下食品売場の酒コーナで買ってからmeeting会場へ駆け付けることにした。 さて、何年鰤だったろうか、冷蔵庫に入っていないデパートの陳列棚に並ぶ一升瓶を買ったのは? 

もちろん売っていそうな銘柄を色々と考えながら酒売場に行ったのだが、いざ棚をぐるりと見渡しても.....ぱっと目線が合うものがなく、それならと冷蔵庫に入ってる四合瓶を眺めながら作戦を練ることにしてみた。 こちらはすぐに目ぼしいものが2~3銘柄あり、まずは流行の新聞紙包みを越えるべく(!?)米袋で包装の限定酒「羽陽男山 無濾過本生 純米原酒 出羽燦々60%精米」を買物かごに入れた。これは数年前に初めて出荷されたときに呑んでいて、濃醇なガッシリした米の旨さ炸裂と記憶にあったので、今季はどうか?と期待して。 ;-) 

そして再び冷蔵庫を離れ一升瓶の棚へ戻り.....散々悩んで.....結局は、やはり何度も遊びに行ったことのある信頼できる蔵の、常温でも燗でも旨い食中酒に違いないだろうと思えるものにした。 決め手は、銘柄(蔵)と精米歩合だった。

限定酒ではない、レギュラ版の「上喜元 生酛純米」。 
米の品種は書いてないが、精米歩合は55%と、稲穂のあしらわれた野暮ったい(いや、レトロと言うべきか.....申し訳ないが、限定酒版に比すれば)ラベルに表記されていた。 出荷された日付も先月のものと新しく、デパートの陳列棚でも蛍光灯からは距離もあり、これなら劣化の心配も無く大丈夫だろうと。

やや遅れて到着したmeeting会場で、いよいよ開栓した。 
をぉっ、想像通りの、さり気ない好バランスな旨さが実に佳い♪ 
参加メンバも笑顔で嬉しい。 

流石の造り手に、感謝感謝!!! ;-D
Posted at 2009/01/21 21:16:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 麹/酵母に感謝 | グルメ/料理
2009年01月13日 イイね!

お祝いは『泡』で.....

お祝いは『泡』で.....この日は、うちのカミさんの誕生日.....なんとか夕食の時刻までに帰宅できた。 
安全を見て、イヴな昨晩、すでにお祝いは至福の晩餐@いしやま寿司さんにてバッチリだったため、今宵は、とっておきの晩酌とした。 ;-D

お祝いには、やはり『泡』かと。
この晩のために冷蔵庫の奥のほうで寝かしておいた「一献 Sparkling 純米」を掘り出した♪

実はこのボトル、昨年の晩秋11/16に冷たい小雨模様の中を健脚メンバと強行軍で小国までツーリング(...はじめは新潟の村上まで出て日本海を望む作戦計画だった!?)したときに、土産として購入してきたもの。 あの時は、冷雨のなかハイテンションで高速ツーリングとなって.....ひょっとしたら日本海まで強行突破か.....とも思えたのだが、天候の悪化で大事をとり、山形から南西へ85kmほど駆けた新潟県境手前の小国からJR米坂線で、私にとっては初の輪行にて帰還することになり、列車待ちの時間で入った某ショッピングセンタ内の酒屋の冷蔵庫で偶然にも発見したのであった。

夏頃だったか、これまで何度も私は遊びに行ったことのある中沖酒造さんが、試験醸造として発泡純米酒を置賜地方の酒販店に出してると何処かのblogで読んだのを覚えていた。 さて、洒落たボトルのプルタブを引き上げて開封、シャンパン用のフルートグラスに注ぐと爽やかな香り&泡で、うちのカミさんも「あら、素敵ねぇ~♪」と.....お祝いには相応しく、華やかな雰囲気だ。 :-)

山形県産の新しい酒造好適米「出羽の里(山形酒86号)」の精米歩合60%に、チロソール高生産性酵母の組み合わせにて醸されたものと裏ラベルに書いてあったので、米と酵母の持ち味からしておよその傾向の見当はついていたが、炭酸がしっかりやや強めであり、味わいもドライなbut旨味もほど佳い硬質感で.....これは危ない.....いくらでも呑めてしまう感じである。

ほろ苦さがこれまた心地好い早春の蕗の薹の天麩羅にも、良く合う♪

うちのカミさんも (.....もはや誕生日そのものがHappyかどうかはともかく) 羽陽一献の新しいスパークリング、とても美味しい!と楽しんでくれたのが嬉しかった。 ;-)
Posted at 2009/01/19 21:10:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 麹/酵母に感謝 | グルメ/料理
2009年01月02日 イイね!

夏の季語♪

夏の季語♪近頃の仙台初売りでは、「天賞」や「勝山」などの地元蔵が醸した御神酒の振舞いが激減し、左党としては嘆かわしい限り.....という声もあるが車をドライヴするのであれば絶対に飲酒は厳禁なのは言うまでもなく、これも致し方ない。 

地下鉄やバスなどの公共交通機関だけで作戦完結可能ならば、某居酒屋@某横丁の搗きたての餅(特に納豆絡めたて)&地酒(なぜか山形の銘柄もあったりする!?)の振舞いなどは、それだけで十二分に出撃する価値があるというものだが。

代わって増えている振舞いが「甘酒」である。

しかも嬉しいことに、板粕を湯に溶いて砂糖(白糖)で甘味をつけたものではなく、米麹100%の本物の甘酒.....もちろんビニールパックを開封し鍋で暖めたもの.....補給ポイント、もとい、振舞い所によっては少し加水して甘味調整もしてる.....ではあるが、これが旨くて温まる。  米麹は、コウジカビの菌体とそれが作り出す酵素類とさらにそれらが米の澱粉質や蛋白質や脂質に作用して...とにかく各種アミノ酸やら糖質やら未だ解明されていないようなものも含み実に多種多様な成分が含まれる伝統的滋養強壮薬であり、癌抑制作用も云々だったりする。 本物の、旨い甘酒は大好物である♪

とまぁ、ここまでを読んでいただくと、何故に「甘酒」が夏の季語か、お解りいただける.....のではないかと.....ちと無理があるか。 実は、砂糖を使わずに甘味&滋味を楽しむ伝統的な庶民の夏バテ予防な健康飲料だったのである。 

米の澱粉質に、コウジカビが生成する糖化酵素グルコアミラーゼを働かせて甘味を作り出すには、効率よく酵素が働く温度が必要。 江戸時代など電熱器がなかった時代では、これまたある程度以上の量を促成するなら製造技術的にも高温糖化プロセスが都合よかったのではないかと。 とすれば、やはり季節は夏かと.....。

「甘酒」、本来は夏の季語なのだ。
Posted at 2009/01/14 21:11:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 麹/酵母に感謝 | グルメ/料理

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