
やっぱり朝からロード自転車で駆けてくると、その日は実に体調が良いなぁーと実感する日が続いていた。 ;-D
さて、盆休みも4daysを残すところとなったところで、昨晩の酒精摂取量が.....代謝し切れてないかもぉ~を言い訳に、この日は早朝からロード自転車で走ることもなく、少々のんびりと過ごそうかと.....日経新聞朝刊を斜めに読んでいたら目に留まった記事が!
これはもう、かつて図面を引きバルサ材を切り出しサンドペーパ粉まみれに没頭する日々を過ごしていた飛行機大好き少年だったHonda党員としては、すぐさま要チェックだっ♪
苦節30年の末、遂に制式デリバリーが開始されて絶好調と言われる小型ビジネスジェット機『HondaJet N420』が、2017年1-6月における同カテゴリ中で最多の24機を納入したとのinfo.である。(日経の記事はMRJ@三菱重工の苦戦ぶりと対比して書かれたものだが.....)
そこですぐに本家本元のHondaJetのウエブサイトをチェックしてみると、なるほど前日Aug.16の日付でアナウンスがなされていた。(以下↓無断甜菜)
GREENSBORO, N.C. - August 16, 2017 - Honda Aircraft Company today announced that the HondaJet was the most-delivered jet in its category for the first half of 2017, as reported by the General Aviation Manufacturers Association.
Honda Aircraft delivered 24 aircraft to customers in the U.S., Canada, Mexico, and countries in Europe during the first six months of 2017. The company is steadily ramping up production to meet customer demand, and is currently manufacturing the aircraft at a rate of about four per month at its world headquarters in Greensboro, North Carolina.
“Our customers are extremely pleased with the performance, comfort and superior fit and finish of the HondaJet. The HondaJet is very high tech, sporty aircraft and it is like a flying, high precision sports car,” said Honda Aircraft President and CEO Michimasa Fujino. “We want to create new value in business aviation and I hope to see many more HondaJets flying all over the world.”
The HondaJet is the world’s most advanced light jet, and its distinctive design incorporates advanced technologies and concepts including the unique Over-The-Wing Engine Mount (OTWEM) configuration. The aircraft is the fastest, highest-flying, quietest, most fuel-efficient, and most comfortable business jet in its class, and has gained greater acceptance in the market, especially by corporate executives, business owners, corporate flight departments, charter companies, and aviation enthusiasts.
日経新聞朝刊の記事はこんな↓感じで.....
幾度となく訪れた困難を乗り越えて此処まで辿り着いた、設計者でありホンダエアクラフト社長CEO藤野道格氏は、とにかく凄いとしか言いようがない!
ちなみに、日本人では初の米航空宇宙学会デザイン賞を受けた藤野氏は青森県弘前@津軽出身、ほぼ同年代の当方は青森県三沢@南部で飛行機大好き少年時代をスタートしているのだが、米軍基地の有る三沢市は太平洋無着陸横断飛行の出発地でもあるため、当時は模型飛行機競技大会などもしばしば開催されていたから、もし津軽から南部まで遠征に来ていたのなら会っていたのかもしれない!?
Honda Aircraft President and CEO Michimasa Fujino
飛行機好きなら、突然閃いたアイディアをカレンダの裏に書きとめたというのは良く知られたエピソードだ。
99.999%プロジェクト打ち切り!?という情勢の中、事業化を匂わせる発言は一切しない条件で、なんとか和光からは出展許可を取り付けて.....しかし、此処での反響の凄さが背水の陣での一発逆転に繋がった、オシュコシュ・エアショウ2005にて。
独特の美しい機体♪ スケッチの骨格がしっかりと実機のフォルムに。
自然層流翼&胴体はじめ極め抜いた空力特性、そして突き詰めた軽量化で成し遂げた、クラス最速&最高巡航高度を、驚愕の高効率化による省燃費で.....エンヂンまで自前のHF120ターボファンジェットなのは正にHonda流なのだ!!! ;-D
.....たら、れば、もしがあるのなら.....1機、干芋のである!?
超豪華特注オプション満載の高級車「マイバッハ」級なら、3台分ぐらいで購入可能らしい.....。
(もっとも、問題はパイロットライセンスと維持費か.....)
ここまでのphotoは、HondaJetウエブサイトの公開ギャラリetcから引用させてもらったもので、流石にプロの仕事は美しい仕上がりと、改めて感心。
ちなみに、HondaJetの日本における一般初公開は、東日本大震災と巨大津波で壊滅的な被害を受けた仙台空港@2015年の春だったのだが、航空機ファンでHonda党員なら、もちろん馳せ参じたのは言うまでもない。
頑丈だけがとりえの、愛用のコンパクトデジタルカメラでスナップショットしか撮れなかったが、メチャ感動の連続だったなぁ~。
残念ながら公式展示見学会の参加抽選には落選通知が来たものの、ならばせめて一目でも自分の眼でその姿を観て、独自ターボファン・ジェット エンジンサウンドを自分の耳で聴くべしと、朝からZE1を駆り仙台空港へ。
小さい頃からのヒコーキ大好き!さらにHonda党員としては、もう最高に感激だったなぁ~!!!
当日、現地は理想的な東風だったので、これなら津波被災後に再整備された新しい臨空公園.....Runway09つまりメイン滑走路の西端傍は着陸のためのアプローチ&離陸時のスタート地点.....航空無線をワッチしながら待ち構え、 遂にその機影が視野に入って来た時はもう大興奮なのであった♪
HondaJet N420HE "HondaTest 21"は、4/25/2015 10:34 SDJ/RJSS Runway 09にての勇姿っ。
とってもジェントルなエンジンサウンド&俊敏なデモという印象は、一生の思い出のひとつ♪ ;-D