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先週の笹谷峠はスノーシューなど要らないくらい、ガチガチ締まった雪面がほとんど、一部の吹きっ晒しではアスファルト上に直接凍結した氷面という脚に負担が大きいうえに酷い強風が時折ブローとしてやってくるし、さらに帰路では横殴りの吹雪となり.....はっきり言って、あまり楽しいものとは言い難かった。

そこで、やはり再び西蔵王へ.....昨晩の雨が変わって雪が降り続く中、いつものように準備をして疾風＠黒柴♂を連れ、一人と一匹で昼少し前に出撃っ！　この日は娘たちを駅まで車で送っていく約束になっていたので15:00には戻らなければならず、実際に使える行動時間は２時間半程度。　

そこで、お馴染みの悠創の丘から西蔵王公園へ向かって時計を見ながら行ける所まで登って折り返そうと、重たい雪がゾクゾクと降り続く中、駐車場に母艦を止め準備、スノーシューを履いて登り始める。　雪が大好きな疾風は、相変わらず絶好調！　ガンガン引っ張って山のほうへ駆け上がっていく。



さて二週間ぶりに歩く西蔵王だが、しばらく降っていなかったところへ、すでに昨夜から一気に40cmほど悠創の丘の上の地点で積もっていて、これがまた実に湿った重い雪.....さらにぞくぞく降り続いていて簡単には止みそうにない勢いだ。　林道に入って少し登ったあたりで湿った重い新雪が50cm以上積もっているような状態.....ラッセルでの負荷が今までで一番キツイ！？　すぐに息は上がり、汗だくになってくる。　それが証拠に、いつもならまだまだ元気に先頭を引いてくれるはずの疾風が既にもうこの地点で.....私の後ろに着いてしまって先頭交代！！！

めちゃくちゃ湿って重たい雪が続々と降り続くなか、ひたすらラッセルしながら登るが、とにかく消耗が激しいので小休止をところどころで入れる。　腕時計を見ると、やはりこれまでで一番時間が掛かっている！？

なんとか一区切り、標高430mちょっとの「たで沼」のほとりまで登ってきた。　それにしても一向に雪は止む気配が無く、積もった雪はますます深くなる。



この先へ登っても、ちょっと時間的には中途半端になりそうだったので、あずまやにて休憩。



持ってきたパンを疾風と分け合って食べ、サーモに入れてきた温かいコーヒーを飲み、少しだけまったりした後、折り返して降りる。



とにかく14:35には駐車場まで降り、後片付け＆撤収を完了して作戦空域から離脱しないと15:00着艦がギリギリになってしまうので、もうひたすらハイペースで下った。



他の車は全く無い駐車場へ戻ってみると、たった二時間半ほどで母艦は雪に埋もれていた！？　ばたばたと撤収し、帰路に.....それにしても着ていた愛用のL.L. Beanの年季の入ったMt.ジャケット、Goretexの透湿性能が追い付かず内側は汗で＆外側は湿った雪が付着して融けてズッシリ重くなっていたのにはまいった.....。

ここへ来てさらに一段と本気で乗る人が増えてるロード自転車なのか、今年は参加申し込みのペースが早いと言うinfo.が入り緊急作戦会議の招集がかかった。

ということで、今年2009もエントリ♪

昨年のように晴れてくれれば、もう本当に最高なのだ、スポニチ佐渡LongRide210。　;-)

いや、悪天候でも走りきれるタフネスを身につけてこそシッカリ楽しめるはずと、今季はきっちりと調整していきたい。

佐渡の皆さんのGoodサポートと声援を受けながらの210km、今回もワクワクなのだ！

しばらく前から噂はあったが.....やはり、とうとう、正式にアナウンスがあった。

Mazda NA6CEを息子に教えてもらってからはなおさらのこと、しかもこいつはリアルスポーツを謳う.....Open 2-seater.....Honda党員なら一度は『S2000』とは付き合ってみたかったのだが、ついに６月で生産終了という。

いかにもHondaらしい、こだわりの結晶とも言うべき車。　エンジンも、6S手動トランスミッションも、シャシも、そのすべてが専用設計、そしてNSXの流派を汲むアッセンブリラインでの手造り品.....。　

こんな、間違いなく歴史に名を残すはずのクルマであるが.....清水の舞台を飛び降りようにも、余りに経済力不足ではいかんともし難い。　これも自分の力が足りないことに他ならず.....残念至極。（哀）

２時間近い疾風＠黒柴♂との朝の散歩から戻り、朝食を摂り時計を見ると.....をぉーあまり時間がない！？　

そう、毎年恒例の某自転車屋さん主催の「餅つき新年会」集合時間が近づいていた。　これまた例年通り、本物入魂の日本酒伝道師として、REIのデイパックに一升瓶を２本＋和らぎ水＋猪口＆ぐい呑み多数＋徳利２本＋アルミケトル＋電気ポットという重武装の準備をバタバタとし、薙刀を背負った弁慶よろしく街乗りATBを駆って会場へ馳せ参じた。

集合時間の１１時には少々遅れて会場に着くと、ちょうど一回目の餅つきがはじまるところだ。臼に蒸した餅米があけられ、杵で丁寧＆力強く捏ねられていく。メンバには数人の餅つき名人＆御奉行様がいらっしゃるので、的確なアドヴァイスに忠実に従って各段階を踏んでいく.....特に最初の捏ね方が重要ポイントとか。　実に旨い餅が搗きあがった♪　



さて、餅の食べ方で東北地方の代表格といえば何と言っても『納豆餅』だ！　雑煮も、餡子も実に旨い！この日は結局、２回で四升を搗いて.....ペロリとすべて食べてしまった。　漬物や空揚げなどメンバからのいろんな差し入れも楽しみながら、お待ちかねの米の酒をいただく。　私も含めてメンバが持ち寄った酒は宮城や山形のものを中心に、10本ではきかなかったはず。　さっそくまずは吟醸系のをメインに冷やで、それから電気ポットやストーブのヤカンで沸かして湯煎にてユルユルと燗を当てて楽しんだ。　特に私が今回持ち込んだ一升瓶２本「上喜元　生酛純米」と、これは秋田の「人ト・　やまとしずく　山廃純米」は、いずれも燗上がり（燗映え）の旨酒。　



まぁ、まわりの皆さんは湯煎の徳利で燗を当ててるのを見てても、おそらく未だ本当に旨い燗酒の体験がないのでしょう、なかなか「それ、ちょうだい！」の声が掛からない。（いや、正確には、こないだの忘年会で局地戦的に展開して私が奨める燗酒の真価が解かってるメンバの目は輝いていたようだが.....。）

ともあれ、スッキリ美人が炬燵に入ってニッコリ微笑んでいるような表情を見せる「上喜元　生酛純米」、ぬる燗が最高♪　そして何と言っても温度を上げていくと冷やでは感じる微かな乳酸系の糠っぽさが微塵もなくなり、二段階でググぅ～ッと甘味＋酸味＆旨味が乗ってきて艶やか美人の表情を見せ抜群の燗映え「人ト・　やまとしずく　山廃純米」♪♪　いずれも赤トンボの平杯やグイ呑みで「まっ、ひとつ呑んでみて...」と奨めると、「うわぁ～美味しい！」と皆さん目を丸くして楽しんでいただけた。なによりである。　さらにこのあと、板長さんからいただいていた蛍烏賊を能登の伝統魚醤「いしる」に浸して干したヤツをストーブで炙りながらいただいた燗冷ましが、これまた旨くて驚きの感動であったことも嬉しかった。



結局、昨年は場所を移しての二次回も含め１２Ｈ以上の耐久呑みだったのに対して、今回は約８Ｈで.....佐渡LongRideは今季どうしよう！？とか、ヒルクライムイヴェントや能登は！？から、泊ツーリングで行って見たいところ、さらには新しいマシン＆クラシックなCrMoな話題までとても多彩な自転車談義で盛り上がりながら、日曜の夜はゆるゆると解散となった。　いつもながら、主催者と参集メンバには楽しいひと時を過ごさせてもらい感謝＆感謝だ♪　;-D

昨日の吹雪の中、笹谷峠からの降りでダメージを受けてしまった右膝が、やはりちょっとばかり痛いなと思いながら起床した。　だいぶ明るくなってきた窓から外を見ると、これがもう快晴の青空である。　ここは先週バッテリアウトで写真を撮れなかったリベンジと、いつものディジタルカメラを今回はしっかりと体温の伝わるポケットに入れ疾風＠黒柴♂と朝の散歩に出撃！　　

をっと、その前に済ませるべきは知事選挙と、放射冷却でツルツルに凍った道路を一人と一匹で投票所へまず向かったが、まだ８時前の時間なので早起きのお年寄りたちの投票所へ向かう姿が多い。

さて、スムーズに投票を済ませた後、いつもの河原沿いを南西に、ゆったりと膝の具合を見ながら歩き＆芝の上を軽くジョギングしたりしながら着いたのは奥羽本線沿いの「元木白山公園」。　先週より一段と綺麗な青空に、西の白鷹方面の山々が美しい。　朝日を浴び元気いっぱい絶好調の疾風と一緒に、朝の最高に旨い空気を堪能した♪



東の方向を振り返ると、遥か奥の方に、昨日の後半では悪天候でエライ目にあった笹谷峠方面の山々が、神々しいほど美しく輝いていた。　;-)