
毎年、多くの仲間と走りましょう!とのお誘いが寒河江・臥龍ライオンズクラブさんから届く、チャリティーのサイクリングイベントに今季も参加した。 ;-)
以前は「ツール・ド・サクランボ」として開催されていたが、ここんところ寒河江市の別団体が主催する全国規模を目指すグランフォンド系のイベントにその名前は譲られて、今は「柳川サイクリング」として催されている。
東日本大震災が起きてしまってからは、参加費の多くを義援金として被災地の方々に役立てて頂こうという趣旨に多くのサイクリストが賛同して参加してきたが、今年は震度7を二度も記録してしまった熊本地震の被災地へ義援金を送ろうといういうことである。
今回は、いつもの某自転車店のチームメンバたちと新しくなったチームジャージを纏って、山形市内から皆で自走しての会場入りだ。
すでに多くのサイクリストたちが集まって、自転車談義に花を咲かせている。
.....たしか昨季も参加されていた、タンデムの御夫妻も。 山形県は公道をタンデム自転車で走れる数県のうちの一つなのである。 ;-D
まずはエントリーシートに書き込んで、参加費を添えて受付をしてもらう。
.....なにやら、新しい、いわゆる「ゆるきゃら」の『ブラックチェリリン』くん(...たしかそんな名前だったはず...)も愛嬌を振りまいている!? ;-0
そろそろスタート時刻、まずは先導車の後ろに並んで待機。
なにしろ参加者全員の日頃の行いが善いのか、風薫る五月晴れ、絶好のコンディション♪
.....イェ~イ! みんな楽しく走ろうぜぇー!!! ;-D
10人グループにて、数分間隔でのスタート。
さぁ、そろそろ我々も出発だ! ;-)
ちなみに此処スタート地点の標高は、101m。
まずは、いつものように柳川温泉を目指して、西へ走る♪
R458に出て最初の小さな丘は30mほどの高さ。
丘の上からは、右手に月山、真っ直ぐ正面の遠くに朝日連峰が見える。
まだ真っ白な残雪を纏ったままの山々は青空に映えて、これが本当に美しい。 ;-D
チームジャージのメンバと、緩いトレインを組んで、爽快に走る!
当方も、甘いもの好き!なチームブルー(謎)のジャージで。 ;-D

(photo by リンクマさん)
レースではなくサイクリングだし、今回はクロスバイクからロードバイクへ自転車を乗り換えて未だ経験も浅いメンバも多いので、とにかく和気藹々と楽しく&愉しくだ!
.....したがって、今回は、途中で休憩を入れながら♪
十八才の産直売店に入ったら、新鮮な山菜の他に旨そうな饅頭があったので、すかさず補給したのは言うまでもない.....チームブルーとしては! ;-D
ちなみに、このあたりで標高は、183m。
産直売店で見つけた太くて柔らかで実に旨そうなアスパラガスに未練があったが、再び走り出し、月布川に沿ったアップ&ダウンコース、目に入る渓流美&新緑+ときおり聞こえるカジカガエルの美しい鳴き声を楽しみながら、柳川温泉を目指して進む。
あとで国土地理院の地形図にてチェックしてみると、柳川温泉入り口での標高は、265m。
再び短い小休止でも取るのかなと、一旦左折して柳川温泉前の広場へ駆け上がったが先行グループもいなかったので、そのまま足も着かずにメインルートに戻り.....いよいよ此処からが最後の正念場である、折り返しのピーク地点までヒルクライム開始っ!!!
先行する雲雀野マスターSさんの背中を追う.....。
いやしかしキツイ!
毎回、毎回、こんなにキツかったっけかぁ~?と思いながら必死に登る坂である♪
これまで何度も参加しているのだが、いつも、どれだけの距離で、どれだけの標高差を登坂し続けるのか曖昧なままではイカン!ってことで、今回こそは備忘録とすべく、メータで距離をメモって.....。
高度が上がってくると、春蝉(ハルゼミ)たちの鳴き声も山の深さに比例して賑やかになってくる中、もう汗だくでヒルクライム!
さあ、まずは登り切った往路ゴール@ピークで本日の御褒美、ロード自転車乗りには定番のバナナ、そして冷たいスポーツドリンクをオフィシャルスタッフさんからいただいた。 これがもう、心身ともに染み渡る旨さなのだっ♪ ;-D
ここ往路ゴール(折り返し地点)の標高は、470m。
柳川温泉の入口からは3.9kmの距離だったので、終盤のこのヒルクライム区間の平均斜度は5.3%である。 参考までに、山形市内で言うと、芸工大側の西蔵王(信号T字路>二段目P入口)が5.4%なのでほぼ同じキツさで、距離にすればその75%相当分かと.....これならイメージ湧きやすいロード乗りもいると思う。 ;-)
初チャレンジのメンバたちも、なかなかのペースでゴールしてくる。
A姉さんは、強力なアシストも得て笑顔で到着♪
K妹さんも、しっかりしたペースで♪
みなさんの愛機たち.....うぅ~む、年代モノなのは当方のだけで、最新のロードが眩しい。(羨)
一息ついて、健闘を讃え合って&しばし談笑の後、三々五々で帰路へ。
途中で後続を待っていると、あのタンデム車の御夫妻が降りてきた。
緩やかな降り基調なら快適なんだろうなぁ.....。 ;-D
さて帰路は、一段とピーカン晴れだし、ゆったりと十八才の産直で再び休憩&補給♪
残念ながら、例の旨そうなアスパラガス他は売り切れていた。(涙)
地元の婆ちゃん&母ちゃんたちが煮た、しっかりとスルメ出汁も利いた玉蒟蒻をいただく。
いやぁ~、汗を大量にかいた後は、一段と旨く感じるねぇ♪ ;-D
.....昼食は左沢(あてらざわ)方面へ戻る途中の食堂へ。
皆さん、めいめい色々メニューから選んでいたが、当方は久し鰤に正統派的カツ丼を♪
昼食後は、いくつかのグループに分かれて帰路に着いた。
.....なにしろ、あまりにも天気が良いので舗装路での照り返しが厳しく.....道草しながら帰りましょうという御誘いに即OKで、寒河江のグリバーにあるカフェに。
なんと、着いてみれば、カフェはクローズ!?であったが.....休憩しながらガサガサやってたところ、ドリンク類だけなら出せるから開けるねぇ♪とのありがたいオファーで、涼ませて頂いたのは何よりであった。
その後、山形市内へ戻ってからも
nas1701さんに案内してもらって某八幡神社の木陰で再び涼んで、陽が傾き始めた頃に無事帰還した。
最後にク-ルダウンを兼ね芸工大方面を経てパン屋に寄って、拙庵へ帰投。 ;-D
この日の走行距離は、104.0kmであった。