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soundproの愛車 [スバル インプレッサ WRX STI]

整備手帳

作業日:2016年4月22日

インプレッサにBLUE MOON AUDIOのスピーカーでサウンドアップ♪

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目的 チューニング・カスタム
作業 ショップ作業
難易度

中級

作業時間 12時間以上
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センターからやわらかな弧を描いて左右に展開する、シンメトリー基調のデザインのダッシュボード。
ブラック&シルバーと色調もシックで、なんだか安心感を覚えます。

今回は幾度と無くご利用いただいているおなじみ様のグレードアップのお仕事です。

ナビをヘッドとして、ハイエンド2wayスピーカーを鳴らします。
ナビはカロッツェリアのしばらく前のモデルで、AVIC-ZH0007です。
スピーカーは今年誕生のニューブランドで、かつ、当店で赤マル急上昇中!のブルームーンオーディオRX165を起用します。

もともとは、別のブランドのスピーカーを念頭にいれてらっしゃったのですが、いざこのスピーカーを視聴なさったら、これだ!と即決。結果的に非常~~にご満足いただけたようでした。
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メインユニットはカーナビの王様、サイバーナビ(AVIC-ZH0007)です。

低価格なメモリーナビや、スマホアプリのグーグルマップのナビ機能も結構いい仕事をするようになり、従来の車載型ナビは往年の勢いを落としていますが、秀逸な案内の品質には一日の長があります。
加えて、大画面化、モバイル端末連携や、ヘッドアップディスプレイなど、地道に付加価値の創出を続けています。自動車関連業界としては、引き続き応援していきたいですね。

オーディオ接続の話に戻ります。
このサイバーナビは前述のとおり、フロント/リヤの独立した4ch内蔵アンプを備えていますので、接続は、内蔵アンプのフロント/リヤのチャンネルをそれぞれツイーターとウーファーに繋いでマルチ接続とします。

RX165はハイエンドモデルだけあって、バイアンプ接続に対応したネットワークが付属しています。
左右1チャンネルづつの一般的な入力の場合、図の入力側端子の1番目と3番目をジャンパー線で短絡させた上で、1番目に+、2番めに-を繋ぎ、ウーファー用とツイーター用に信号を分割して出力します。

しかし、今回のようにフロント用/リヤ用の内蔵アンプを使って、ウーファー用、ツイーター用の信号を別々に供給することが可能な場合は、ジャンパー線を取り外し、図示しているように接続します。

これによって、(相対的に強い)ウーファーで発生する逆起電流がツイーター側に流れ込んで音を濁す影響をハイレベルで排除することが可能になり、クリアな音を楽しむことが出来ます。
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RX165のバイアンプ接続に対応したネットワークです。
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ドアスピーカーは数度のステップアップを経てきています。

スタートはケンウッドのスピーカーをインナーバッフルで。次にアウターバッフル化し、ユニットのグレードアップを検討・候補を模索していて、今回のRX165にたどり着いたという流れです。

LEDライティングも、当初は赤い単色LEDのワンポイントから、今回のマルチカラーに仕様変更をしました。
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それではライティングON時の勇姿をご覧頂きます。

スピーカー周囲のアクリルリングが輝いていますね!
アクリルはドーナツ型にカットしたものを、スピーカーバスケットと共締めすることで固定しています。

LEDはテープ状に加工されている素子を、ドーナツ穴の内側を一周めぐるような感じで固定してありますので、アクリルを介してグリルの外側を照らすのと同時に、バッフルの内側にも行き渡る構造になっています。よって、写真のコーンの輝きは表からではなく、裏側からの透過光によってもたらされています。

ライティングはオーディオのクオリティと直接関係ありませんので、人によっては亜流・ナンパな印象をもたれるケースが無きにしもあらずですが、音をピュアに楽しむためのヒーリング環境を整備する意味合いにおいて、決して余計な造作ではないと思っています。

そういった背景から、光らせるための造作が音質の差し障りにならぬよう、バッフル内面(トンネル部分)に突起を生じさせないなど、配慮して施工して設置しています。

キレイだね!かっこいいね!でもやっぱ音悪いね!!ではオーディオショップの看板にキズがつきますので、そこはプライドをかけてやっております。(`・ω・´)ゞ
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ツイーターはピラー埋込み式としました。

周囲は静電植毛による起毛塗装を施し、音の乱反射を防ぐ効果をもたせてあります。(当然外注です!)

ツイーターの向きは左右対称で車両中央に向けてあります。
アナログの場合、ステージングを意識し、左右方向を変えて決定することもありますが、タイムアライメント等の補正を行う前提の場合は、意匠的にの自然なシンメトリーレイアウトとするケースがほとんどです。

その上で、各種調整を行い、メインユーザー(リスナー)であるドライバーの正面に音がひろがるようなセッティングを出してお引き渡ししています。

最近のオーディオコンテストの評価の基準は「ダッシュボードの中央に音を定位させること(センターフォーカス)」と設定される傾向があるためか、そういった基準に準じてセッティングされたクルマの再調整の相談をお受けする機会があります。

簡単にいうと、音の中心より右側に座っている感じ(右ハンドルの場合)になっていて、指向性が低い低音域中心のパートに、より指向性が高い高域の音がポーンが入ってくる時、若干違和感が出るようです。

これはこれで、一定の主義に則って調整された成果物なので、当然尊重いたしますが、当店の考え方としては、あくまでもメインリスナーの眼前に中心を持ってくるのをポリシーとしています。
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ツイーターに明かりを入れたところです。

ドア同様に、外周にリング状のアクリルを埋め込み、LED光を拡散させるような構造を採りました。
ツイーターの反射板(ブルー部分)の素材はアルミですし、それ以前にハウジングが密閉式なので、ドアスピーカーのような透過式の効果は狙えませんが、統一感のとれた演出になっていると思います。

なお、光の強さが一定ですと芸がありませんので、このツイーターを含めて、室内のLED一切について、2段階調光回路を制作し組み込んであります。
ドア開閉時には、カーテシランプ連動で強く光り、車幅灯・前照灯ON時には、イルミ連動で柔らかく光るようになっています。

作業後記-----★
今回は社外ナビをヘッドユニットとした、ハイエンドフロント2wayシステム(+LED照明♪)の施工例をご覧頂きました。

ここ最近(2016年3月・4月)でブルームーンオーディオのスピーカー搭載事例のご紹介が、当エントリで3件目と多めになっています。
当店としても、その実力に一目も二目も置いている製品であることは既報の通りですが、加えてお客様の評価がすこぶるよく、実際にご注文の機会が増えているのが背景にあります。

今回のお客様も、当初、他ブランドのユニットを狙っていらっしゃったのですが、デモボードでRX165を試聴なさり、即決に近い勢いでお決めになられたのが偽らざるところです。

このスピーカーは最上位グレードで、その下に2グレードありますが、どれもプライスとパフォーマンスのバランスがよく、ご予算に応じて等しくおすすめできる製品群と判断しています。
このブランドは引き続きしっかりフォローしていきたいと思っております。

御相談、ご用命のお問い合せははお気軽にどうぞ。

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