DS7をモレルスピーカーとDSPでサウンドアップ♪ その3
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
助手席側のドアを開けて、低い位置から足元付近を見ているところです。右上にハンドルが見えます。
今回は、DSPの電源をエンジンルームにあるバッテリーからプラスとマイナスのケーブル同時に引き込むので、経路の確認を兼ねてグローブボックスのあたり一切を分解しました。
シックな作り込みに圧倒され、イマイチわかりにくい構造にもビビり、心理的な難易度があがってましたが、いざ開けてみると、空間には結構余裕があって工作は楽そうだということがわかり、急に強気に転じてきました。
2
助手席と運転席を隔てるセンターコンソールを助手席側から眺めたところです。
写真の上端に見えているアルカンタラ調素材が、シフトノブが生えているセンターコンソールの上面ですね。
写真の手前と向こうにそれぞれ樹脂パネルがついていましたが、これらを外してがらんどうにしたところです。
下に寝そべっている黒いのは、リヤに向かう空調のダクトです。
上と下の間に結構な空間があるので、ここを利用して、DSP(audison prima AP F8.9bit)を設置しようと思います。
3
下方にダランとたれているのは、AVインターフェイスです。
海外モデル車の場合、基幹システムには販売地区に応じた外部入力のインターフェースがないのが通例です。大方はユーザー側で自前で取り付けるのですが、このクルマは、日本のディーラーで取り付けてくれているんですね。
これを介して地デジチューナーを接続し、テレビが見られるようにしてあります。
今回の作業では、一旦取り外すような余計なことはせず、移動できる範囲を確認しているまでです。
4
空間にベースボードを設置して、APF8.9bitを固定したところです。
本体の下側から生えているケーブルは、一番左の太いのがバッテリーと繋がっているプラスとマイナスの電源、白のたくさんあるのがスピーカーケーブル、カラフルなのが車両側から来ているスピーカー出力ケーブル、最後の黒いのはセッティング目的でPCと繋ぐためのUSBケーブルです。
5
ここから復路に入ります。
エアコンダクトを戻した状態です。
6
コンソール下の最後は運転席側からです。
前出のAVインターフェイスは、適当にステーを設けて、向かって左側に移動させました。
こちら側のダクトパイプを戻しても、干渉しない位置に収まっています。
ちなみに、写真左、シートの奥にちょこっと見えているのが、ダクトが刺さる相手ですね。
7
最後はラゲッジルームの巨漢で締めくくります。
フロントスピーカーと相性の良い、スピード感のある重低音をプラスアルファするべく、サブウーファーにはMOREL ULTIMO TI SC 104
をチョイスいたしました。
104の10は10インチを表しているようですね。10インチ≒25センチの直径があります。(兄貴のULTIMO TI SC124は30センチ)
箱は汎用のウーファーボックスです。
こだわればカスタム制作の対象となるアイテムですが、必要に応じて適当につけ外しするので、ある程度ラフな扱いになりますし、合皮貼りでそこそこ見栄えもよく、なにより1万円台とリーズナブルですので、用途にあっていますね。
接続については、前述の通り、DSPの85Wアンプ2ch分をブリッジし、260Wとしたものをつないでいます。
ケーブルの銘柄は、SUPRA classic 4.0です。
8
今回は初登場となる、DSオートモビルズのDS7クロスバックの事例を3回に分けて御覧いただきました。
エクステリアも一定のエレガンスが感じられて、それなりの個性がありますが、やっぱしこのクルマはインテリアですね。
どんなに見た目がかっこよいクルマでも、ギャラリーが二度見、三度見してくれてないとつまんないし、もしスルーされたりしたら、かえって孤独が極まってしまったりするわけですが、これだけ芸術品のような空間を専有できるのなら、ギャラリーはどうでもいいやと思える、そんな未体験の満足感を与えてくれるクルマだと思います。
まあ、それだけ好き嫌い、というか興味あるなしが分かれるところかもしれませんが、ハマる人はバッチリハマる車だと思いました。
こういう車だと、ほんとに「外観が変わらないサウンドアップ」が必須条件になってきますね。
音響面だけで言えば、アウターバッフル、ツイーター露出埋め込みと脊髄反射で判を押してしまいますが、このクルマに限ってはトータルバランスを考えて前言撤回。標準レイアウトのままの外観キープが善だと思います。
その点において、今回のDSP設置場所の発掘は意義があったと思います。
都合よく空間がありましたので、ベースボードを固定でき、AVインターフェースの移設も含めてうまくいきました。
その他、プラスマイナスバッ直、スピーカーケーブル通しも完全に裏側の世界で完結することができ、ラゲッジルームの大きめの荷物一つ以外は、音以外なにもかわってない世界に仕上げるとができました。
値の張る外車になると、文化の違いからくる構造の違いに加えて、フックを差し入れる隙間が無いほどにパーツ同士のクリアランスが狭く、脱着が難しい設計になっていることが多く、分解しにくくなるため、受け入れ業者さんが自ずと少なくなるものと思います。
当店では、ベントレーやロールスを筆頭に、難易度の高い外車も対応させていただいておりますので、お気軽にご相談ください。
メニュー的にも、オンボードコンピュータを含む車載モニタの移設を伴う大工事から、ライトなスピーカー交換、ドラレコ・レーダーの取り付けまで、幅広く対応させていただいております。
お問い合わせはどうぞお気軽に。
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電話もお気軽に♪03-5913-8450です!
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