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soundproの愛車 [フェラーリ FF]

整備手帳

作業日:2021年4月10日

ブルームーンAX165でフェラーリFFをサウンドアップ♪

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目的 チューニング・カスタム
作業 ショップ作業
難易度

上級

作業時間 12時間以上
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フェラーリFFの事例ご紹介です。

皆様のフェラーリのイメージというと、2ドアで流麗なクーペ、あるいはコンバーチブル。で真っ赤か黄色。というところが多いんじゃないでしょうか。

よく引き合いに出されるポルシェにしても、もともとは2ドアクーペRRで空冷が基本だったわけで、それぞれのブランドイメージと車のタイプがぴったり合致していました。
しかしながら、時代の変化とともにスタイリングに多様性が生まれ、今やほとんどの欧州高級メーカーが背が高いSUVをラインアップする時代です。

そういう時の流れの1ページを飾ったのが今回のフェラーリFFで、今のところ、フェラーリ唯一のシューティングブレーク(≒ステーションワゴン)です。
生産は2011年-2016年で、現在は製造されていませんが、大変ユニークな車でひとしきり話題になりました。
というのも、単に初のワゴンというだけではなく機関が超絶なのです。ワゴンというと、その用途からして比較的大人しいイメージで捉えてしまいますが、(2021年時点でも)フェラーリ最大最強の6300cc・V12気筒、660馬力を発生するエンジンを積み、新開発の4WDシステムで大地を刻むという、ファミリーユースの温もりを微塵も感じさせない、まさにモンスターなのです。

それだけのスペックの車なので、新車価格は3,300万円とやはり高額で、現在の中古価格も2,000万円を挟んだ高い評価が与えられているようです。

今回お迎えしたFFは、シックな黒がキリッときまった一台です。
かねてより当店をご利用いただいているお客様で、増車したのでよろしく♪ということでご用命いただきました。

お客様は当店で人気のブルームーンオーディオの音を気に入っていただいており、別の車でSX165をお使いなので、今回はワンランク上げて、AX165をご指定いただきました。

フロント2wayの取り付けでは、ネットワークの取り付け場所確保にちょっと苦労して、、レーダー取り付けではカナリ汗をかいて、、なんとか満足できる形で仕上がりました♪
施工の様子をどうぞごらんください。
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もともとのオーディオシステムには、特にご不満の点や課題があるわけではないので、純粋にブルームーンの音を楽しむためのフロント2wayのスピーカー交換+デッドニングです。

一応、慣例にそってシステム概要をご説明しますと。
○標準のオーディオシステム
これだけの車格の車ですので、JBLのプレミアムオーディオシステムが搭載されています。
ヘッドユニットの他にセパレート式のアンプを積み、12スピーカー(フロント3way+センター、リヤ2way、サブウーファー)を駆動する立派なシステムです。

さらに鳴らし方も凝っています。
音のテイストを変えるためのDSPが12チャンネル制御となっており、フロントドアのウーファーと、トランクのサブウーファーは力量を出すためにダブルボイス形式を採用しているため、アンプは3ch多い15ch分装備しています。

○次第にスピーカーに移ります・・・
今回はブルームーンサウンドを楽しみたい♪という明確な目的がありますので、フロント3way+センターのうち、センターと中域のスコーカーに関しては、意図的に音量を下げるべく、スピーカーケーブルの途中に抵抗を入れて音量を絞り、AX165のツイーターとウーファーの2wayがはっきり前に出るように調整しました。

接続にあたっては、純正ツイーターにはハイパスフィルタが付いていて、ケーブルにはAX165のツイーターの許容値より低い帯域が出力されていましたので、ユニットだけの入れ替えではなく、AX165に付属しているネットワークを介在させた接続方法を取りました。

AX165のネットワークは、片側2系統を入力できるバイアンプ対応式です。ツイーター用とウーファー用配線をそれぞれ入力し、低域側が高域側に及ぼす悪影響を抑えつつ、音を上下に振り分けて出力してくれるので、入力信号への忠実度は保ったうえで、AXのツイーターとウーファーをうまくすり合わせ、メーカーの意図に近い音を再現してくれます。

○その他
オーディオの他にレーダーも取り付けました。
YUPITERUのZ830DRというモデルで、レーザー&レーダー探知機+前後2カメラドライブレコーダー+セーフティモニター(+制御ユニット)という、6ピースセパレート仕様の製品です。
品数が多いのも理由の一つですが、内装の組付けの方法が特殊(内装が瓦のようにすこしづつ重なっているので、Aピラーカバーを外すのにリアトランク取り外しから着手しなくてはならない)なのと、高級車らしく、取り付けそのものが硬いのとで、オーディオとは別に、丸々2日要しました。
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フロントドアの外観です。

なんともかっこよいデザインのドアですね。
後方に向かってゆっくり跳ね上がってゆくラインが、シューティングブレイクのルーフにつながるイメージなのでしょうか。
肘掛け部分がバックスキンの切り替えになってるのもメリハリが効いてていいですね!

フロントドアのスピーカーレイアウトはフロンtの3wayのうち、ツイーターとウーファーです。
ツイーターはハンドル上の○ですね。ウーファーの方は、ハンドルの前方のメッシュグリルの中です。下方を横切るバックスキンのベルト状のラインに3分の1ほど覆われた格好になっています。
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2分割のトリムの内側を外したところです。
言葉で書くと一行ですんじゃいますが、一般的な車と比べて構造が複雑で大変でした。

多くの車は、ハンドルなどの力のかかるところと、ほか数箇所がネジで止まっていて、その後の大きなパネルはクリップ中心ではまっていますが、この車は内側もネジ止めになっています。

それはいいんですが、バックスキンで覆われたベルト状のパーツは、どこからネジにアクセスできるか見つけにくく、最初の取っ掛かりでだいぶ難儀しました。
数を経験しないとだめですねー。

純正スピーカーが顔をのぞかせていますね。
例のバックスキンベルトの存在は絶対だったようで、だいぶ冷遇されています。
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トリムを全部外して、アウターの防振を済ませたところです。

パーツ点数が多く、複雑に造り込まれたドアです。アウターパネルと外周のフレームが溶接され、右半分を覆っているインナーパネルがリベットでガッチリかしめられているようです。
ボディも含め、剛性感はかなりのものです。さすがは最大トルク70キロもあるエンジンを積んだ車だけのことはあります。

スピーカー取付部は、四方を十分な広さの鉄板に囲まれた立地で、土台としては申し分ありません。
一般的な車に比べて右側と下方にも余裕があるので、背圧の分散の点でアドバンテージが大きく、なかなか好条件です♪
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インナー側が終わったところです。

ワンランクアップでお選びいただいたAX165のウーファーが誇らしげに納まっております。
社外のスピーカー取り付けに際して、一般的にはMDFやメタル、あるいはそれら組み合わせたバッフルを用意しますが、今回はドアトリムのデザインの都合で、トリムとスピーカーが非常に接近した作りになっているため、15ミリ、20ミリといった厚みのバッフルを挟むことができませんでした。

そのため、ごく薄いハッフルが必要になってくるわけです。MDFも5ミリ厚といった薄手のものもあるにはありますが、歪みも出やすいですし、締結力確保の都合上、木質で5ミリ厚は脆弱です。結果的に今回は一定の硬度があり、音響的な特性の良好なアクリルで作ることにしました。

厚みは5ミリ厚で、穴あけの加工はアクリル素材ならではの手法をとっています。インナーパネルとの固定は、スピーカーホールの周囲に元から開いている4つのネジ穴に合うように穴を開けました。これはMDFでも同じですね。そしてスピーカーユニット取付用の穴はスピーカーのネジ穴に合わせて下穴を開けたのち、タップを切りました(タップ=穴の内側にネジ山を刻む作業)

これにより、バッフルそのものは元のネジ穴で整然と固定され、スピーカーもタップを切ったネジ穴のおかげで、十分な締結力をもって固定される状態に仕上がりました。

スピーカー配線についても触れておきます。
今回は純正のスピーカーケーブル引き替えずに結線しています。冒頭の接続図に表現されているネットワーク、並びにセンターとスコーカーに噛ませた抵抗は、フロント周りではなくトランク付近にあるアンプのすぐ側に取り付けているので、その後、ドア内にまで至るケーブルは純正のままです。
ただツイーターに至る部分についてのみ、脱着できるようにギボシ加工が必要なので、赤/灰の当店のケーブルに置き換わっています。
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今回はフェラーリFFのサウンドアップ事例のフロントドア編をご覧いただきました。

次回は、ドア内装の加工とツイーター、ネットワークの設置をご案内いたします。

本文で繰り返しお伝えしたように、12個ものスピーカー数を誇るプレミアムサウンドシステムですので、全部取り替えようと思うと、商品代金も工賃もだいぶ膨らむところですが、他車で気に入っていただいているブルームーンサウンドを楽しみたいという動機により、2way部分だけのグレードアップでしたので、そこそこのコストで収まりました。

当店にとって、初めてお預かりする車でしたので、多少不透明なところもありましたが、大過なく済みましたのでホッとしております。
特にフロントウーファー部分は、ドアトリムのデザイン重視で窮屈な取り付け方をしてありましたので、アクリルバッフルによる高さを抑えた取り付けと、ドアトリム裏の切削によるクリアランス確保のあわせ技で切り抜けることができ、少し自信を深めることができました。

ご相談はお気軽にどうぞ♪
https://www.soundpro.jp/contact/index.php
電話もお気軽に♪03-5913-8450です!

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