AGSハイドロリックオイル(作動油)交換

乗り始めてから唯一交換していない油脂類がこのAGS作動油。
メーカーでは無交換となっているが循環しているものがずっと使えるわけないので調べてたら某メーカーでは交換に必要なものが一式揃ってるセットがありますが高額な上にオーバースペックにも程があるし、以前同メーカーのAGS用ミッションオイルを使用した際街乗りメインでは硬すぎて直ぐに純正オイルにした思い出がありこの手の作動油で純正採用されているものを探してたらFUCHSに辿り着き主治医のお店で取り寄せてもらいました。
交換道具は、塗料コーナーなどで売っている調合カップとロートとブレーキフルードのエア抜きで使われるシリンジがあれば出来ます(だいたい1000円くらいで揃う)。

早速交換です、まず黒い蓋を取ると言われてますがこれごと回せばキャップは開きました。

続いて内蓋(？)は割り箸を突っ込むのが定評ですが普通にラジペンで掴み90度左に回して引き抜けます。
追記:自分のはこの形状でした、年式違いか不明ですが筒状の物もあるのでその場合は割り箸などで対応した方がいいと思います。

抜き取りです。
シリンジを使用。

抜き取ったもの(左)と新しいオイル(右)。
元の色が違うけど汚れてます。

抜き取った量と同じ分を入れます。

全量交換できないので2回に分けて交換。
その為、一度交換したらAGSを動作させる為P〜Dを何回かガチャガチャしてオイルを循環させます。
そして停止後10〜20分空け(できるだけリザーブタンクにオイルを戻す為)抜き取り。
抜き取ったもの(左)と新しいオイル(右)さすがに2回目ではほとんど変わりませんね。

交換前の量が既に若干少なかったので50ml追加して完了。
ミッションオイル交換ほどの体感はないけど変速とクラッチ制御に関係してるから気持ちスムーズになった感じはします。
何よりくたびれたオイルから新しいオイルに交換できた気持ちの方が大きいので無交換で乗ってるよりは間違いなくトラブル回避はできるかと思います。
交換時走行距離:95,400km