6月30日から7月1日の事になります。
いよいよ夏山シーズンスタートですね。
GW以降低山を3つ登りましたがそろそろちょっと負荷をかけたいと思い北アルプスの燕岳に行ってきました。
長野市出身の自分は中学生の時燕岳に体育の一環で登らされました。
まだ暗いうちに出発してしんどかったといった記憶しかないのですが・・・
もうかれこれ約40年ぶりの燕岳になります。
今回は山荘に泊まる事としましたが出発前にザックの重さをはかると15㎏もありました。
カメラ関係で約5㎏弱。
これは軽量化しなければいけませんね。
さあどんな登山になったでしょうか・・・
パソコンの方は右にスクロールお願いします ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒
(毎度画像が重くて申し訳ございません・・・)
21時過ぎに家を出発し上信越、長野道の安曇野インターを経由で中房温泉を目指します。
1時過ぎに何とか第一駐車場に車を入れる事が出来ました。
駐車場に着いた時はシトシトと雨が降っていました。
晴れることを祈って朝4時過ぎまで仮眠です。
4:30東側の谷間のわずかな空を見ると赤く焼けています。
雨も上がったようです。
朝食を食べ5:30登山口を出発です。
1
登山口
登山口から燕山荘まで5.5㎞、標高差1303mを登ります。
道は整備されていますが北アルプス3大急登(急な上り坂)です。
登山道をどんどん登っていくと丁度疲れた頃に休憩のベンチがあります。
第一ベンチ ⇒ 第二ベンチ ⇒ 第三ベンチ ⇒ 富士見ベンチとあります。
感覚的には25分前後登るとベンチがあり休憩を入れながら登る感じです。
2
合戦小屋にようやくたどり着きました。
ここまで休憩を入れて3時間弱、登って登ってでした。
ここでは名物のスイカを頂きます。
滅茶苦茶塩を付けて頂く冷たいスイカはめちゃ美味です。
スイカの甘味と塩分が体に染み入る感じです。
3
合戦小屋
4
実はこの後合戦小屋を出てしばらく登ったんです。
しかし・・・
ちょっと自然が僕を呼び始めまして・・・
合戦小屋のWCまで戻ったのでした。
そして用を済ませ快適な登山を続行したのでした。
(合戦小屋過ぎると90分登山後の燕山荘までWCはありません)
(すみませんこの下りいらなかったですね)
5
コイワカガミ
この日はなかなか青空が見えません。
霧が立ち込め北アルプスの山々すら見えません。
と思っていたら・・・
山の頂に燕山荘が見えてきました。
これはうれしかったです。
本日は燕山荘での小屋泊です。
チェックインが12時なのでこの辺りから霧が晴れるのを待ったりしながらゆっくりと登りました。
6
前方に燕山荘が見えてきた・・・
7
8
9
暫く待っていると・・・
漸く燕山荘の上にも青空が見え始めてきました。
11:30燕山荘に到着です。
合戦小屋で30分の休憩と用を足しに合戦小屋に戻ったり最後は天候回復を待って登ったのでちょっと時間がかかっちゃいました。
10
取り敢えずチェックインまで時間があるのでお昼にしましょう!
毎度ながらチリトマは美味い・・・
汗びっしょりとかいたのでまたチリトマのスープが美味い!
この塩分とトマトのハーモニーはたまりません。
11
チリトマと燕岳
12:00にチェックインをして暫くしてから燕岳山頂を目指します。
着いた時は燕岳が霧に包まれていましたが・・・
燕岳が顔を出してくれました。
こうなるとテンションアゲアゲです。
12
燕岳
13 燕山荘から安曇野市を望む
14
燕山荘から燕岳山頂まで1㎞、30分の工程です。
だんだんと燕岳が迫ってきます。
燕岳は北アルプスのほぼ真ん中で花崗岩と緑のハイマツが印象的です。
15 燕岳
16
眼鏡岩にて
17
燕岳
燕岳登頂です。
ここから見る景色の素晴らしい事!
若干の霧がありますがそれが幻想的な山々を際立たせている感じです。
中学生以来の燕岳。
なかなか感動モノです。
18バックにの見えるのは北燕岳です。
明朝登る事にしましょう!
18
燕岳山頂2763m着きました!
19
北燕岳
燕岳東側の大町市~安曇野市側は霧に包まれています。
はっきりと映りませんでしたがブロッケン現象が見れました。
20
ブロッケン現象
21
燕岳から燕山荘を望む
さあ夕食の時間です。
燕山荘迄戻りましょう!
夕食は17時からです。
22
23
眼鏡岩と燕山荘
燕岳から燕山荘への帰路には大きな花崗岩の岩が沢山あります。
とっても独特な岩で燕岳を象徴しています。
そして・・・
どれもこれもイルカ岩に見えてきます。
24
イルカ岩
25
この時期コマクサが沢山咲いていました。
ピンクの可憐な花は高山植物の女王って感じです。
26
コマクサ
27
28
17:00夕食です。
こんな山奥でこんなにも豪勢なご飯が食べれるなんてありがたいですね。
ご飯がおいしくっておかわりしちゃいました。
29
17:00夕食
急いで夕食を食べ夕景撮りにスタンバります。
30の様に東の大町~安曇野市の天気はだんだん霧が晴れてきました。
所が西の空は・・・
28がこの日見た西の空を照らす最後の太陽でした。
その後西の空は霧の中に吸い込まれていったのでした・・・
残念!
30
燕山荘から安曇野方面を眺める
31
夕方粘ってみたんですが・・・
西の空は霧に包まれたまま・・・
おまけに雨が降り始めました。
遠くでは雷が鳴っていました。
32
仕方なく寝る事にします・・・
ちなみにベッドは上下に別れ一つの部屋?でこの日は3人が寝ました。
仙台、福岡から来られた山男でした。
いろんな話が聞けて結構楽しかったです。
これは小屋泊の醍醐味ですね。
これが混雑してくると・・・
あと4人すなわち7人で寝る事になります。
寝袋の様な布団で寝ますが7人となると横幅50㎝位になっちゃいます。
なんとなくカプセルホテルのつい立が無い感じです。
33
結局夕景は撮れず20:30にベッドに入ったのでした。
22:30起きて外へ行ってみますが小雨&霧が凄かったので再度爆睡です。25:30再度起きて外へ行ってみます。
身の危険を感じる位の強風が吹き荒れています。
強風が吹いているので山荘の周りのガスは一切なくなっていました。
そこで合羽を着て撮影開始です。
所があまりにも風が強すぎてなかなか上手くいきません。
体を持っていかれそうな突風です。
当初は燕岳に近い花崗岩の奇岩まで行きたかったのですが諦めて山荘周辺だけで写真を撮る事にしました。
34 1:34
槍ヶ岳
この日は満月の夜です。
雲&満月の影響で星はあまり見えませんが・・・
満月のおかげで山々がとっても輝いていました。
昨日は全く見えなかった槍ヶ岳などが奇麗に見えています。
槍の奥にある雲は一晩中ずーっと雷が鳴って光っていました。
山で雷はホント怖いですね。
35
1:36燕山荘と燕岳
36
1:55 燕岳
37
2:08
38
2:08
満月と雲で星空バーンは撮れませんでしたが何とも幻想的な夜でした。
さてこの日は3時にいったん仮眠しようと思ったんですが・・・
東の空が色づき始めちゃって・・・
このまま朝のご来光迄写真撮り続けました。
せっかく小屋泊にしたのに・・・
でも1:30まで5時間しっかり小屋の布団で寝られましたから大丈夫です!
そろそろ枚数が多くなったのでこの続きは次回ブログで・・・
次回ブログは感動的な朝景~高速でJAF出動などと感動?激動?涙?のフィナーレをお届けする予定です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
本日の撮影機材: D850+24-120 f4G ED VR
+14-24 f2.8G ED
+Fisheye16 f2.8D
ブログ一覧 |
登山 | 日記
Posted at
2018/07/07 20:50:34