8月4日から5日にかけて元パジェロ乗りでみん友のまちゃさんと北アルプスの白馬岳に行ってきました。
仕事終了後夕ご飯&風呂を済ませ即出発です。
集合場所に1:30に着いて仮眠です。
今回の登山ルートは・・・
一日目
八方第二駐車場⇒(タクシー)⇒猿倉荘⇒白馬尻小屋⇒白馬大雪渓⇒葱平
⇒白馬頂上山荘⇒白馬山荘⇒白馬岳⇒白馬山荘で夕景&星景
この日は猿倉壮1250mから一気に白馬岳2932m迄登るルートです。
二日目
白馬山荘⇒ご来光⇒白馬岳⇒三国境⇒小蓮華山⇒白馬大池⇒白馬乗鞍岳⇒天狗原
⇒栂池自然園⇒(ゴンドラ)⇒栂池高原⇒(路線バス)⇒八方第二駐車場
白馬岳2932mから栂池自然園1829mまで下るコースです。
さてどんな山旅になったでしょうか・・・
というかちょっと大変な山旅になってしまいました。
今回は2日分を一回のブログに詰め込みます。
写真の枚数が多くなり結果画像が重くなって申し訳ありません。
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【8月4日】
猿倉荘までタクシーで行きそこからいよいよ登山開始です。
早朝5時過ぎですが白馬岳を目指す登山者でごった返しています。
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猿倉荘
こんな樹林帯を約1時間歩くと白馬尻小屋に到着です。
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白馬尻小屋
白馬尻小屋を出て15分位で大雪渓に到着します。
この大雪渓は全長2km、高低差770mを軽アイゼンを付けて標準タイムで2.5時間かけて登ります。
ここは来てみたかったんです。
登山者の列が蟻のようになって登っていきます。
青空&山&大雪渓&登山者が見事なまでに絶景です。
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白馬岳と白馬大雪渓
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杓子岳と白馬大雪渓
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白馬岳と白馬大雪渓(iphoneにて)
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雪渓の両すそでは石がカラカラと落ちていく音がします。
結構な坂を上ってきました。
ここから軽アイゼンを脱いで避難小屋迄急登が始まります。
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所がこの辺りでちょっと調子が悪くなってきました・・・
どうも熱射病?脱水?の様です。
おまけに左膝も痛めてしまいました。
10分休んで1~2分歩くの繰り返しです。
身体がだるくて全く動きません(大汗)
それまであまり飲まなかった水も一気に無くなってしまいました。
ホント困りました。
そこで小雪渓からの水をカップに入れ飲んでみました。
これが美味い!
この水をがぶ飲みして少したってようやく体調が元に戻りました。
カメラデーターからして約一時間悪夢のような時間でした。
ご一緒したまちゃさんすみませんでした。
こんな事はじめてでしたがその後何とか登山が再開出来て良かったです。
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杓子岳
標高が上がるにしたがって白馬岳、杓子岳が迫ってきます。
奇麗な高山植物が咲き誇っていて目を楽しませてくれました。
この頃になるとすっかり元気です。
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白馬岳頂上山荘で昼ご飯を食べ本日の宿泊地の白馬山荘に向けラストスパートです。
この時期は奇麗な高山植物の花が沢山咲いてます。
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ウルップソウ&シナノキンバイ
やっと白馬山荘に着きました。
ここは日本最大の山小屋とか・・・
このデカさからして頷けますね。
無事到着出来た事に感謝です。
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白馬山荘
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山荘で少し休憩した後白馬岳山頂を目指しました。
この日は天気が良く360度の絶景を山頂から楽しみました。
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いざ白馬岳山頂へ!
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白馬岳山頂
まさかこのテント場にsenbonさんがいたとは・・・
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白馬岳山頂から杓子岳方向を望みます。
白馬岳東側の断崖絶壁感は凄いです。
足がすくんじゃいます。
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白馬岳山頂に立つ自分です (まちゃさんに画像頂きました)
指さす方向は明日歩く小蓮華山への稜線です。
明日も無事に登山出来る事を願って下山です。
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白馬岳から小蓮華山へ続く稜線
山荘に戻り早めの夕食を頂きます。
川崎からいらっしゃった方達と楽しい夕食になりました。
その後は夕景~星景を撮る為ライトダウンを着ながら山荘前でスタンバります。
すると山荘前の茂みにライチョウがいて宿泊者の目を楽しませてくれたのでした。
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この日は派手な夕焼けにはなりませんでしたが旭岳~富山県側に沈む夕日はとっても綺麗でした。
剣岳もオレンジの世界に包まれています。
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旭岳と沈む夕陽です。
この後雲の中に沈んで行く太陽でした。
旭岳の右側には能登半島に続く半島と海が見えました。
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杓子岳から剣岳方向もピンク色に染まって奇麗でした。
そしてこの後星が出るのを待ちます。
一番星見つけた・・・
二番星見つけた・・・
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杓子岳~剣岳~
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赤く染まる剣岳
杓子岳方向に天の川が見え始めました。
ちょっと雲があるのと白馬の街灯りが意外に明るかったですが何とか確認できました。
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28の左側は長野県白馬市の街灯り。
そして右側は富山県砺波市?の街灯りです。
そしてこの日は流れ星も多かったです。
いつもなら夜更かし?徹夜?する自分ですが・・・
明日の3時起きや体調も考え本日は21時就寝です。
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【8月5日】
白馬岳山頂でご来光を拝むために3時に起きました。
所が外は身の危険を感じる位の強風です。
おまけに強いガスが立ち込めています。
一旦白馬岳に登り始めましたが山頂行きを諦め山荘近くでご来光を待ちました。
27の一瞬だけガスが切れ白馬岳と東の空が見えました。
ただこの後ずーっとガスに包まれてしまったのでした。
朝食の時間もあるので残念ですが山荘に戻りました。
29 白馬岳山頂と朝景
栂池に向け出発です。
強風&ガスガスの中登山者はモクモクと山を登ります。
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強い風はまだ吹いていましたがガスが晴れてきました。
剣岳も我々を見送ってくれているかのようです。
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そして30は我々がこれから歩く稜線です。
ここを延々と登ったり下ったり下ったりして行きます。
この日も高山植物を撮影しながら楽しく登山です。
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白馬岳から小蓮華山に続く稜線
33 白馬岳からの来た道を振り返って・・・
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三国境から小蓮華山方面を望む
白馬岳を出て三国境を通過し小蓮華山に到着です。
今まで白馬岳から来た道を振り返ると杓子岳や白馬岳の荒々しい山様が最高の絶景に見えました。
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小蓮華山から見る杓子岳&白馬岳
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小蓮華山山頂
小蓮華山を過ぎると白馬大池が見えてきました。
青空を反射した水面の青さがとっても綺麗です。
まずはそこまで頑張りましょう!
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39 チングルマソウと白馬大池
白馬大池はとっても奇麗な所でした。
青い水面、咲き誇る高山植物・・・
水中を見ると何匹もクロサンショウウオがいました。
ここはテント泊で改めて来てみたい所です。
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白馬大池
さて白馬大池から山様が大きく変わります。
ゴロゴロした大きな岩が沢山ありその岩をひとつづつクリアーしていく感じです。
大池から軽く乗鞍岳まで登りあとはガンガン下っていく感じです。
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白馬乗鞍岳山頂
僕は上から下に向かってこの岩場を降りましたがこんな感じの急勾配が続きます。
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14:00に栂池ビジターセンターに着きました。
最後は昨日痛めた左膝が痛かったですがなんとか無事下山することが出来ほっとしました。
ここからゴンドラで麓まで降り路線バスで駐車場に戻りました。
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栂池ビジターセンター
一度は登ってみたかった大雪渓と白馬岳を登ることが出来ました。
ハプニングもあり個人的にどうなるか心配でしたがまちゃさんの好リードのお陰で完走することが出来ました。
本当にありがとうございました。
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猿倉~白馬岳までの高低差1700mは北アルプス三大急登と呼ばれるだけあって僕にはかなりきつかったです。でもそのご褒美に白馬岳や杓子岳をはじめとする北アルプスの山々、そして小蓮華山から白馬大池につながる奇麗な稜線を歩けました。
また咲き誇る高山植物の花を見たり天の川を撮って楽しむ事が出来、とっても楽しい登山になりました。
最後までご覧頂きありがとうございました。
本日の撮影機材: D850+24-120 f4G ED VR
+14-24 f2.8G ED
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2018/08/08 21:02:46