前回に引き続きタイヤ切断計画ですが
前回の切断後にタイヤの中から出てきた物は何と銀色の
物体!!
実は・・・
これ
ワイヤー!!
なのです!!
スチール製のピアノ線を束ねてワイヤーにしたもので、
このワイヤーが入っている部分を
「ビード」と言い、
ワイヤーを
「ビードワイヤー」と言います。
ビードワイヤーとはホイールとタイヤを繋ぐ仕事を請け負っていて
ビードワイヤーがゴム部分を介してホイールのリムを一定の締め代で締め付ける事で
ホイールからタイヤは外れる事無く、また、内部に充填された空気も漏れる事無く
回転力を伝える事が出来ているのです。
ビードワイヤーは名前のとおりスチール製のピアノ線を束ねてワイヤーにして
束ねたワイヤーを更に束ねているのです。
先ほどはタイヤを半分だけ切っていたので完全に切ってしまいました↓
タイヤを真っ二つにすると
実は他にも金属が使われている箇所があったのです。
こちらの写真をご覧ください。
切断面に銀色の点が見えます。
これはベルトと呼ばれる物でスチール等の素材のワイヤーなどを使っていて
ラジアル構造のタイヤはこのベルトが無ければ構造が成り立ちません。
【ラジアルタイヤとは】
ラジアルタイヤとはカーカスを構成するコードが放射線状(ラジアル)に配置されて、
コードがタイヤ断面方向のみの力しか支えられないため
トレッド部にベルト(補強)を設けて周方向の力を支える構造になっています。
空気を充填していくとタイヤはゴムなので膨らもうとしますが
その膨らもうとするゴムを膨らまないように
押さえつける役割を果たしているのです。
このベルトのおかげでタイヤは空気を充填しても
風船のように膨らまないんですね。
ってことでタイヤの切断は今回で終わり☆
次回をお楽しみに(^^)/~~~
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大阪本社 | 日記
Posted at
2008/11/16 09:48:29