W204 C63AMG前期
4710×1795×1440mm 1770kg
V型8気筒DOHC
原動機:M156
総排気量:6208cc
最高出力 457ps(336kw)/6800rpm
最大トルク 61.2kg・m(600N・m)/5000rpm
タイヤ 前235/40R18 後255/35R18
ブレーキシステム(前) Vディスク式
ブレーキシステム(後) Vディスク式
サスペンション(前) 3リンク式
サスペンション(後) マルチリンク式
457psのNAエンジンを積む究極のスポーツセダン
エントリーモデルとなるCクラスをベースに、AMGがレースで培った技術などを投入して開発したハイパフォーマンスセダン。初の独自開発、6.3LV8の高回転型NAエンジンが搭載される。組み合わされるパドルシフト付き7ATはシフトダウン時のブリッピング機能も採用、3パターンから選べるドライビングモードと共にスポーティな走りを実現。ESPもスポーツモードを備え、サスペンションやブレーキも専用となる。ベースモデルより大きくなったボディは、トレッドの拡大により膨らんだホイールアーチや専用スポイラーなどのエアロパーツをもつ。ヘッドレスト一体型スポーツシートにナッパレザーを使用するなど高級感も演出される。
「C63」は危険なクルマではない。スロットルをどれだけ粗雑にあつかっても、優秀なスタビリティ制御(ESP)が即座に余分なパワーをそいでくれる。極端にいえば、オーバースピードでコーナーに突っ込みさえしなければ、あとはESPが勝手に走らせてくれる……という感じ。完全に手のひらの上で遊ばせてくれる。
しかし、「C63」の本性を少しだけでも垣間見たいなら、ATを“M=マニュアルモード”にして、3モードあるESPを中間の“スポーツ”にするといい。ギアボックスは自動アップもキックダウンもしない完全マニュアルモードとなり、シフトショックは高まるが、基本はトルコンでも変速スピードはツインクラッチのチョイ落ちくらいまで速まる。そして、子供をあやすように早め早めに介入していたESPは、ハーフスピン手前まで手を差し伸べない。
そうなると、まさに手に汗握るスリリングな体験に終始する。ただ、それでも“今日はもんでやったぜ!”というカタルシスを味わった気分になれるのは、フロントタイヤの位置が手に取るようにわかりやすく、ステアリング反応がどこまでもリニアで正確無比だからだ。ヒップの動きが大きく乱れてもフロントの支配力は失われない。さらに「パフォーマンスパッケージプラス」に含まれるLSDがこれまた効果絶大で、リアタイヤがグリップを失いかけても、スロットルさえ踏んでいれば推進力はなんとか保たれる。
さらにESPボタンを長押しすればESPは完全オフになり、「C63」はどこからでもリアタイヤから白煙を上げ、世界随一の超絶ドリフトマシンとなる。しかし、エスケープゾーンのない公道での試乗にかぎられた今回は、いくらイタズラ好きでもも、それを試そうという気にはまったくならない。ここから先はプロドライバーだけに許される世界だろう。「C63 AMG」とはいくつもの顔をもつクルマである。
--M156 ENGINE--
2006年、メルセデス・ベンツ・EクラスのE63AMGに最初に搭載された。最終的にメルセデス・ベンツ・SLクラスまで搭載され、メルセデス・ベンツのほとんどの過給型M113エンジンはM156エンジンに置き換えられ、それに伴い 55 AMG 系列は 63 AMG 系列となった。
M156 は 6,208cc の総排気量で、336~386 kW (457~525PS) の最高出力を発生する。カムシャフトは吸排気側ともに位相変化機構が搭載されている。エンジンは1人の技術者により組み立てられ、ヘッドカバーに技術者のサインが入ったプレートが装着される。
2010年、M156 の後継としてツインターボチャージャーを搭載したM157が登場した。排気量のダウンサイジングと過給により、M156より効率的なエンジンとなった。
2011年7月29日、「C63AMG」「C63AMGステーションワゴン」がマイナーチェンジされたと同時に「C63AMGクーペ」がラインナップに加わったが、M157ではなく引き続き M156 が採用された。
・エンジンブロックは、最近の高性能エンジンでもまれな剛性重視のクローズドデッキ構造。
・そのブロックの形状もクランクキャップをロアスカートと一体設計、クランクの支持剛性を高めている。
・各シリンダー間のブロック厚はわずかに6.8mmで、アルミブロックとして限界まで軽量化。
・その為シリンダーはライナーレスとし、内壁をツインワイヤー・アークコーティングと呼ばれる高価な独自技術でコーティング。
・ヘッドはロッカーアームなど駆動部品を使わず、高回転域での信頼性重視した直打式。
・インテークポートはレスポンスと高回転(最高回転数7200rpm)の両立を狙い、レーシングエンジン並みのストレート形状。
こんな素晴らしい大排気量自然吸気エンジンはもう二度と出てこないと確信しています。
superGTのAMG車両もM159の6208cc自然吸気エンジンを使っているので、どうしてもそのベースエンジンであるM156に乗りたかった思いが形となりました。どノーマルのAMGで、ドヤっ!!ってのは嫌だったので好みのカスタムされた車で満足しています。
都内では渋滞が多いのでこの世代の7G-TRONICもお気に入り。
2016.3.17 62800kmでお知り合いから嫁いできた大事な車です。
2019.4.18 78000kmでさよならしました。今でも大好きな車です。
全て理想形で完成されているのでイジるつもりはありません。しっかりとメンテして大事に乗りたいと思います。
exterior:
カールソンタイプカーボンフロントリップスポイラー
→kohlenstoff フロントリップスポイラーに変更
カーボンサイドスカート
カーボンリアバンパーカナード
カーボントランクスポイラー
リアルーフスポイラー
カーボンディフューザー
後期タイプサイドミラー
純正後期C63リアバンパー
→純正前期C63リアバンパー戻し73000km
後期用ヴォルシュタイナータイプディフューザー
→first カーボンディフューザー73000km
純正後期テールランプassy
ipe フルエギゾーストシステム
→センターXpipeとリアのみipeに変更
→フルノーマルに変更
ビックローターキット
ベルハット、キャリパー塗装
ステンブレーキホース
kw ver3 車高調
echelon ボディーコーティング
RAYS G25ホイール
bellof ポジションランプ
ipf 3000K フォグランプ
エンジンルームタワーバー
ecu-tuning:Digi-Tec INTECNO
データ上:馬力=457ps+70ps=527ps
トルク=61.2kg.m+4.08kg.m=65.3kg.m
リミッター=330km/h
interior:
パドルシフトエクステンション
yupiteruドライブレコーダー
yupiteru レーダー
フロントガラス断熱フィルム
viper カーセキュリティ
ferrari ジュニアシート
maintenance:
エンジンオイル交換は適宜
エンジンマウント交換 SPLINE 48419km
ATF全量 フィルタ交換 YANASE 49132km
スパークプラグ交換 SPLINE 51498km
ラジアスアーム、ラジアスアームマウント、ストラット、スタビ、タイロッドエンド交換 SPLINE 56424km
ファンシュラウド交換 DIY 64000km
エアエレメント交換 YANASE 62083km
全プーリー、Vベルト交換 Garageworks 65000km
フロントタイヤ交換 Garageworks 66000km
車高調整、四輪アライメント 成城タイヤ 66200km
クーラントタンク交換 DIY 66700km
クーラント全量交換 DIY 66700km
ステアリングギアボックスグリスアップ DIY 66700km
パワステアリングオイル交換 DIY 66700km
パワステアリングオイルタンク交換 DIY 66700km
ESPユニット交換 YANASE 68000km
キャスター調整、フロントトー調整 DIY 69500km
コマンドコントローラー修理 DIY 69000km
車高調整(リアMAX)成城タイヤ 70000km
ポジションランプ蓋交換 DIY 70000km
コマンドコントローラー中期物に交換 DIY 71000km
継続検査(車検)DIY 71200km 2017.9
ノーマルマフラーに交換 エキマニ SPLINE 71200km
ノーマルマフラーに交換 センター〜リア Garageworks 71500km
ATF全量9L交換 YANASE 73662km
車両点検 SPLINE 73700km
エアコンコンプレッサー交換 Garageworks 74000km
リアタイヤ交換 ミシュランPSS中古 Garageworks 74000km
オルタネータ交換 DIY 74000km
インマニホース関係交換 DIY 74000km
ウォッシャーポンプ交換 DIY 75000km
リアバンパーPTSセンサー交換 DIY 75000km
ブレーキフルード交換 YANASE 76500km