エンジンフラッシング+オイル交換作業 【158576km】
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
前回、15万キロを超えてすぐにオイル交換してから8000キロ以上も走ってしまい、1年以上の間サボってしまいました。
その間定期的にレベルゲージで量と汚れのチェックはちゃんと行なっていましたが、今回は自戒の念を込めてフラッシング作業も併せて行なうことにしました。
事前に別の整備手帳にまとめてあります、燃焼室・吸気系統のカーボン・スラッジ除去作業を行なってからの作業となります。
2
オイルが抜けやすいようにエンジンフィラーキャップとレベルゲージを外してからリフトアップします。
前の作業でエンジンは十分に暖まっていますのでドレンコックを外すと、オイルは勢い良く抜け出ていきます。
一通り抜き取った後、ドレンコックを閉めてフラッシングオイルを入れます。
3
今回フラッシングオイルはZOILのフラッシングゾイルにしました。
フラッシングゾイルはオイル容量の3分の2以上必要とあります。3S-GEの全容量は4.5リットルなので3リットル購入しました。
残りの足らない分はちょっと勿体ない気もするのですが、前回オイル交換して余っていたMobil1ドライビングエクセレンス5W-40を使用します。
4
フラッシングオイルを注入後、アイドリングを5~15分程度行なうようにと取説ではありますが、私は負荷をかけ過ぎないように注意しながら2500回転以下で10分間ほど近所を実走行しました。
それから再度リフトアップしてオイルを抜きます。
フラッシングゾイルは、新油ではサラダ油のような淡黄色なのですが、フラッシング後は写真のように濃い茶褐色になって出てきました。
5
この車はマグネット付きのドレンコックを使用しておりますので、写真のように先端のマグネット部にヘドロ状のスラッジが付着しています。
これが鉄粉であればかなりあせるところでしたが、見た限り鉄粉の付着はわずかで安心しました。
6
当然オイルフィルターも同時に交換しますが、今回はREVICのマイナスイオンパワーオイルエレメントを使用しました。
フィルターを交換する時は、フィルターからもかなりオイルがこぼれて来るので受け皿の位置を外さないようにすることと、不意にエキマニに腕とかが触れてやけどする危険性があるので注意が必要です。
実は以前この車で初めてフィルターを交換した時に、フィルターの場所がオイルパンの奥に隠れるようにあるので、しばらく探しても分からずかなりあせった経験があります。
ドレンからオイルが垂れなくなってきたら、厳密にはまだオイルパンの底に若干のフラッシングオイルが残っているので、それを追い出す意味でオイル注入口からエアブローしました。
一応オイルパン下に受け皿を設置していたのですが、エアで強制的に排出しているので広範囲にオイルが飛び散ってしまい、かなりOBしてしまいました(苦笑)。
ドレンコックを閉めたら、最後にオイルが付着した部分にパーツクリーナーを吹き付けてきれいにします。
7
今回オイルはレッドラインの0W-40を1ガロン(約3.8リットル)を使用しました。
またフラッシングを行なったので、エンジンを保護強化をする意味でカネヒラ・コーポレーションのオイル添加剤サイノス-Mも併せて使用します(写真右)。
画像左は前述したマイナスイオンパワーオイルエレメントです。
8
オイルを注入する際は、画像のようにペットボトルを切って受けとして使用するとオイルがこぼれることなく便利です。
オイルを全量入れたら、後で入れる添加剤と馴染みやすくさせるために10分程度アイドリングして油温を上昇させます。
それから添加剤を注入して、またすぐにエンジンをかけて添加剤を行き渡らせます。
取説には注入後20~30分程度アイドリング、または実走行させるようにとありますが私は後者を選択しました。
走行後、エンジンを止めて数分後にレベルゲージで量をチェックします。
測ってみると300ccほど不足していたので、フラッシングの時にも使用したMobil1を補充しました。
交換後は燃焼室のカーボン・スラッジ除去を同時に行なったこともあって、エンジンが軽く回るようになります。
時間はトータルでかなりかかりましたが、効果が体感出来たので満足度は高いですね。
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