ATF交換作業 -ATフラッシング編-
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
以前、エンジンオイル交換(整備手帳参照)をした際、写真のようにATオイルパンの接合部からATFが滲んでいるのを発見しました。
そのため、ATF交換の距離が来た時、ATFと併せて交換出来るように、ATオイルパンのガスケットとストレーナーをDラーからあらかじめ購入しておきました。
2
そこで今回、走行距離が16万キロを越えたのを機に、ATFを交換しようと思いました。
前回交換したのが、約136,000キロだったので、24,000キロでの交換となります。
ちなみに、ATFは今まで2~3万キロおきにきっちり交換してきています。
ただ距離も距離だし、この際ちょうどいい機会なので、ガスケットとストレーナーを交換する前に、ATのフラッシングをすることにしました。
3
そこで使用するのは、トヨタ純正ATFのオートフルード D-Ⅱと、ATフラッシング剤のバーダルのAF(オートマチック トランスミッション フラッシュ)です。
ATFは前回交換した時の残りです。
本来AFの使用方法として、AFの量の分(350ml)だけATFを抜いて補充するのですが、洗浄効果を高めたかったのでATFもドレンから抜いて交換します。
4
ATのドレンコックは、通常のボルト形状ではなく、10ミリのヘキサゴンレンチを使用します。
ドレンコックを緩めてATFを抜きます。
新油のATFは澄んだ赤色なのですが、抜いたATFは濁った濃い赤茶色で、かなり汚れているのが確認できます。
5
ATFはかなり長い時間ドレンからしたたり落ちてくるので、しばらくそのまま放置しておきます。
ほとんど垂れて来なくなってきたら、瞬間的にエンジンをクランキングさせるとまたATFが抜け出てきます。
これを2~3回繰り返して、ATFがほとんど出てこなくなったらドレンコックを閉めます。
ドレン周りに付着したATFはパーツクリーナーを吹いてきれいにします。
6
抜いたATFを計量すると、2.8リットルくらいでしたので、AFと新油のATFで同量になるように注入します。
ATFはレベルゲージのところから注入するので、画像のようにジョーゴを使用すると便利です。
ただあまり勢い良く入れすぎると、ジョーゴから溢れ出す危険性があるのでゆっくり入れるようにします。
また、AT内部にホコリ等を入れないように、ジョーゴは事前にしっかり洗浄して乾燥させてから使用します。
7
AFとATFを注入後、レベルゲージを元に戻します。
AFは過走行車の場合、注入後200キロほど実走行してAT内部をフラッシングさせてから、ATオイルパンガスケット、ストレーナー交換を含めた、ATFの交換を指示しています。
そのため、また後日すぐ抜く事になるので、ATFの量のチェックは適当にしか行ないませんでした。
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