フォグライトのHID化 取り付け編
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
ついに禁断?のHIDフォグ化を行ないました。
ExivはフォグにH3cタイプのバルブを使用しているので、H3/H3c用のHIDキットを購入しました。
写真は、それまで付けていたレイブリッグのハイワッテージタイプのH3cハロゲンバルブと、HIDのバーナーとの比較です。
ただ問題なのは、写真で分かるようにバーナーの方が取り付け座面からの高さがあるので、Exivの場合このままでは取り付けが出来ません。
2
それは写真のように、フォグランプに黄色いガラス製のキャップがはめられているのですが、このキャップにバーナーが干渉してしまうからです。
そのため、バーナーを取り付けるにはこのキャップを外さないといけません。
以前、サイトでキャップをドライバーの先で突いて粉々に割った後、取り付け口から割れたガラスを排出する方法を見ましたが、今回は違う方法で行ないました。
写真では見にくいのですが、フォグの台座は3点でカシメて固定されています。
そのカシメている所を、先の細いドライバーやラジオペンチで外へ押し出してあげると、手前に台座ごと引き抜くことが出来ます。
ただ、これは個体差があるのかもしれませんが、ものすごく強固にカシメられていたため、押し出すのにとても苦労しました。
3
台座を取り外したら、今度はキャップの部分を取り外します。
キャップも3点でカシメて固定されているので、同様の方法で取り外します。
キャップを引き抜くときに、勢いよく外してしまうと、キャップが割れて飛び散る危険があるので注意しましょう(私はやってしまいました・・・)。
キャップを取った台座を元に戻すのですが、当然このままではグラついてしまいますので、接合部に瞬間接着剤を塗ってからはめ込んで固定しました。
4
少し時間を置いた後、台座がしっかり固定されているのを確認してから、バーナーを取り付けます。
ただその前に、それまで付いていたゴムのカバーがそのままでは取り付ける事が出来ないので、少しカバーに加工を行ないます。
ゴムカバーの穴のところに、厚みがあって硬い部分があるのですが、そこをカッターで切り落とします。
そうすると、バーナー側からゴムカバーを通すことが出来ますので、カバーを通した後にバーナーを取り付けます。
ただこのままでは、ゴムカバーの穴を切り拡げたことで、防水の意味がほとんどなくなってしまうのですが、HID側に付いているゴムのグロメットが、ちょうどいい具合にゴムカバーとぴったり密着するので、たぶんその心配も無いと思います。
完璧を期するのであれば、カバーとグロメットをコーキング処理すればよいのでしょうが、とりあえずこの状態で様子を見ます。
5
今回の取り付けで、一番頭を悩ませたのがバラストユニットをどこに設置するかということです。
ヘッドライト裏のスペースは、ヘッドライトのHIDユニットが占拠していて、余裕がまったくありません。
かといって、バンパーを外すのも面倒くさいし・・・
しかしよく見てみると、ヘッドライト裏のさらに真下奥のところに両側ともスペースがありそうです。
そこで両側のアンダーカバーを外してみると、運転席側はパワステホースが通っている脇のところに、ちょうどM6のネジ穴が切ってあるのを発見。
運転席側はそこを利用して、M6ボルトでバラストを取り付けました。
配線の長さが足りるか心配でしたが、ちょうどいい具合でした。
6
助手席側は、エアコンのレシーバーの固定ボルトと共締めしました。
ただ問題なのは、バラストを先に固定してしまうとレシーバーが完全に邪魔で、バーナーからの配線と接合することが出来ません。
そこで、バラストをレシーバーの脇を通っているエアコンの配管にタイラップで仮止めして、バラストからの配線をヘッドライト裏まで下からたくし上げてバーナーからの配線と接合した後、また配線を下に押し込んでバラストを固定するという面倒な作業となりました。
助手席側の方がバラストの位置がより下になるので、配線に余裕はほとんど無くぎりぎりの長さでした。
7
HIDユニットに電源を供給すべく、バラストから来ている2本の平型端子をフォグのコネクターに差し込みます。
コネクターの極性を間違えないように、検電ドライバーであらかじめ確認しておきます。
またしっかり絶縁させる意味で、接合後コネクターをビニールテープでグルグル巻きにしておきました。
本当は付属のリレーハーネスを使いたかったのですが、スペース的な問題もあって今回は断念しました。
8
いよいよ最後に点灯確認です。
いつもこういう電装品を取り付けた後、最初にスイッチを入れるときは何かちょっとドキドキしますね。
今回は何の問題も無く点灯しました。
それにしても以前と比べる意味も無いくらいのすごい明るさで、強烈な黄色い閃光が前方を照らし出します。
点灯の立ち上がり方、色が安定する速さ、そして肝心の色味も大変満足できるものです。
チラつき等も一切無く、これだったらリレーハーネスを付けなくてもまったく問題なさそうです。
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