86. 純正フォグランプ （＆ポジション風イカリング） の取付

以前から社外フォグを取付けていましたが、バンパーに貼りハリしたメッキ調アルミメッシュとのバランスを取るため、純正フォグに交換しました。

【1. ライティングスイッチの交換】

① ツメ 2ヵ所を外し、コラムアッパーカバーを取外し

② チルトレバーを下げてから、タッピングスクリュー（2本）とスクリュー（1本）を外し、コラムロアカバーを取外し

③ 車両カプラ（青丸）を外し、車両スクリュー（2本・赤丸）を外し、車両コンビスイッチを取外し

④ 車両スクリュー（2本）でライティングスイッチを固定し、車両カプラスを元通りに接続

なお、非VSA車の場合、運転席右前のロアカバーへのフォグライトスイッチの取付けとなります。

【2. 室内配線】

① サブハーネスの 2極カプラを、車両 2極カプラに接続

② スロットル右方のインシュレーターのスリット部分をカッターで切り取り、リレーとリレーホルダークリップを取付けたサブハーネスのリレーブロックを角穴に固定

③ サブハーネスの 8極カプラをヒューズBox・61番サービスカプラに接続
　　ただし、バンビィ号では 61番カプラに 『電源取出カプラ』 を接続しているため、サブハーネスの 8極カプラーをバラして配線（青・白）を取出し、青色配線はそのまま 『電源取出カプラ』 2番に差込み、白色配線は端子を加工した後に 8番（常備電源）に割込ませました。

【3. 車外配線①】（右フォグ用）

① フロントバンパーを取外し

② メインハーネスの 1極カプラを、車両 1極カプラに接続

③ 車両アースボルトを一旦外し、メインハーネスのアース端子を接続

なお、取付説明書では 右フロント・インナーフェンダーを固定クリップ等を外して下げた後に作業するように指示していますが、　ウォッシャータンクの固定クリップを外してタンクをずらすだけで作業スペースは確保できます。

〔ヒント〕…純正フォグ未装着の場合
　②車両 1極カプラと 手順 2.①車両 2極カプラは繋がっているので、車外灯用のスイッチ配線等に流用可能

【4. 車外配線②】（左フォグ用）

○ 付属のハーネスバンドでメインハーネスを車両ハーネスに固定しながら、左フォグ用配線を通す

○ なお、ラジエターホースが通線ルートに接近した位置にあるため、干渉しないように気を付ける必要あり

【5. フロントバンパー加工】

① 付属の型紙をバンパーにあてラインを引いた後、当該ラインに沿って切断

② バンパー裏側から画鋲で図示位置 7ヵ所に穴開け

③ ドリル（3mm→14mm）で、②の穴 7ヵ所に 穴開け

④ バンパー裏側のケガキ線に沿って、カッターで切断

【6. フォグランプの取付】

① フォグランプにブラケットを組込み
　　・ H11バルブは、PIAAプラズマイオンイエローに交換

② タッピングスクリュー（5×16mm・3本）でブラケット固定

③ ガーニッシュ裏側に側面発光LEDテープ（30cm・白）を貼りハリ （ホットボンド併用、 発光方向： 後方）
　　・ バンパー裏側からフォグランプレンズに照射
　　・ 電源は『LEDナンバーフレーム』のイルミ配線に接続
　 ※ LEDテープのベース色は『白』の方が良かったかも

〔参考〕
　整備手帳 『LEDナンバーフレームの取付』
　http://minkara.carview.co.jp/userid/441688/car/359744/1054685/note.aspx

④ 平頭タッピングスクリュー（5×18mm・2本）とタッピングスクリュー（1本）で、ガーニッシュをグロメットに固定

⑤ メインハーネスの 2極カプラをフォグランプに接続し、
　　フロントバンパーを元に戻す

【7. 光軸調整】

○ 車両を平らな場所に移動し、空気圧を指定圧力に

○　5m前方の地点で、照射範囲の上位置（カットオフライン）が、フォグライト取付高さから 5cm以上下向きになるよう、プラスドライバーで調整スクリューを回して調整


〔点灯画像〕
○ ポジション時には、優しくフォグランプ内に照射
○ 荒天時には、110W相当のイエロー光を照射

車外フォグ時（左上）と比べ、メッキ調アルミメッシュとのバランスも取れ、満足の弄ingとなりました。

ポジション風イカリングも、控え目な光量でイイ感じ♪

　（最初から純正フォグにしておけば良かった…）