高齢になってきた義父母が乗り降りに辛いので、3ドアだったランチアイプシロン初代を5ドアのアルファロメオ147に換えたにゃぴです。
義母さんは、富士山ファンです。
そこで今回は、富士山を存分に観てもらうツアーを実施しました。もちろん、147で。
にゃぴと嫁さんと娘と義母さんの4人で出かけました。
このクルマでは、義母さんを長距離お連れする初めての機会です。
行き先は、山中湖!
いろいろな用事を済ませてから出かけたので、不本意ながら山中湖に着いたのは土曜の夕方です。
そのため、中央道下り方向は空いていましたが・・・
ふじやまビールという地ビールを入手しました。
そのまま飲み会状態に突入して、一泊する目論見です。
実際、おいしい地ビールで良い気分になって、あっという間に、にゃぴはグカーっと寝てしまいました。その後も、良い気分になっちゃった人から(娘は普通に眠くなってから)、順次就寝したようです。
にゃぴは、グカーっと寝コケて居ましたので、翌朝は9時近くになって目が覚めました。
で、義母さんの様子を見に行ってみると、富士山の見える窓に向かって姿勢を正して正座しています。
今にも、額を床に着けて拝みだしそうな気配です。
礼拝の時間にメッカの方を向いている敬虔なイスラム教徒といったおもむき。
これは・・・、
富士山のファンというより、信仰している???
「義母さん、富士山がよく見えて、喜んでもらえたみたいだね。よかったね。」
と嫁さんに声をかけました。しかし、嫁さんはげっそりしたような表情です。
訳を訊いてみると・・・、
義母さんは、午前零時ちょい過ぎくらいまで起きていたらしいのですが、午前5時ちょい前にはもう起床していたようです。(夜明け頃なのでしょうか?)富士山のふもとに寝ているという状況が、義母さんをハイテンションにしていた様です。
で、起きて窓の外を覗くとキリや雲が無く、富士山がよ~く見えたのだそうです。
空が薄明してきて、朝日がだんだん射してくると、富士山が紅く染まって見えるそうです。紅富士と呼ばれています。どうも、そういうようなものが見えたらしいのです。
もともとハイテンションだった義母さんはそれを観て感激したらしく、超ハイテンションになっていまいました。
嫁さんに、
「富士山が凄いから観なさいよ!」
「こんなにきれいなのに、寝てたらもったいないわよ!」
「ほら、今度は笠雲が出てきてるわよ!」
「笠雲が4段くらいに増えてきた!」
「刻々と富士山の色が変わって見えるから、観てご覧なさいよ!」
「あ、また笠雲が消えて、富士山がてっぺんまで全部見えるようになったわよ!」
と30分ごとに声をかけられ起こされたのだそうす。
で、嫁さんはヘロヘロに。
まぁ、嫁さんには気の毒であったけれど、それだけ義母さんには喜んでもらえたと言うことで、良かった良かった・・・
なんて思いながら、義母さんと15分くらい一緒に富士山を眺めていましたが、みるみる雲が出てきて、山頂からふもとまで富士山を隠してしまいました。
にゃぴが見始めると曇ってしまうとは・・・。
何かにゃぴの日ごろの素行に問題でも?
でも、義母さんは4時間以上も凝視し続けていましたので、
「たっぷり観られましたぁ」と満足のようです。
で、荷物などをまとめて147に積み、宿を出ました。
いろいろ片づけたりしていたら、走り出したのは11時位になってしまいました。
富士山傍観会をしていたため、結果的に朝御飯抜きになってしまっていたので、ブランチというか早めの昼食を頂くことにしました。
行ったのは
湖林という中華料理屋さんでした。
森の中のお店です。駐車場もお店の周りの森の中です。
森に入っていくと、なにか紅い平べったいスペシャルなモノが・・・。
フェ、
フェラーリ360モデナ!
広々空いているのは、その隣しかない・・・。
ドアで小突いたら大変なので、ちょっと遠巻きに147を停めました。
きっとオーナー様は、愛車を店内から観ておられるに違いない・・・。
勝手に写真を撮るのは憚られましたので、そのまま店内に入りました。
酢豚のランチ定食などを頂いていましたら、外の方から爆音が響いてきました。
思わず視線を手元の皿から外に移すと、360が動いています。
砂利の駐車場で、小さな段差などで擦らないように細心の注意を払って、舗装路の方へ移動中でした。
(たぶん)無事に舗装路に出て、森の向こうの方へ消えていきました。
一般道に出た辺りで、森の向こうから一段と凄まじいエクゾーストノートが響いて来ました。
んー、フェラーリオーナーともなると、湖林のランチが胃に収まったくらいではスロットルの踏み加減はいささかも衰えないと言うことでしょうか。さすがフェラーリオーナー様。タフです。
あ、結局360を写真に収めることは出来なかったなぁ。
ごく普通の胃と体力のにゃぴは、おなか一杯になって店外にでると、スロットルを踏み込む意欲があまり湧かず、カメラなどを取り出して147を撮ったりなんぞしながら、消化が進むのを待ってみたりして・・・。

(この左の空いているスペースに360モデナが鎮座ましまして居たんですわ。)
こりゃ、フェラーリでランチを食べに行く体力はにゃぴには無いのだな、と妙に納得したりしました。
(いや、フェラーリがにゃぴには無いの!)
お昼を頂いた後も、富士山にかかった雲は晴れず、その姿は見えないのでありました。
そこで富士山見物は諦めて、「
花の都公園」に行ってみることにしました。
夏の終わりの曇りで涼しい日なので、どうかなぁ?
と思いながら、行ってみました。
でも、なかなか、どうして。
ひろ~いお花畑が一面に満開です。
こんな可憐な小さな花も・・・
2m以上もあるようなヒマワリも元気に咲いていました。
そんなこんなで、富士山が見えなくなってからも、満喫できた山中湖村でした。
交通情報を確認すると、帰路は30Km以上の大渋滞が中央道上り方向に発生しているそうです。
お盆の混雑を避けようと、多くの人々が一週休みを遅らせたのでしょうか?
みんなが同じことを考えて、結局お盆と同じことに?
裏をかいたつもりが失敗?
裏の裏は、表なんですね・・・。
東京まで3時間以上かかるという交通情報です。
なかなか尋常でない渋滞です。
仕方がないので道志道を使って橋本の辺りまで行って、そこからカーナビに頼って西東京市方面の義母さんの家に向かうことにしました。
いままで高速道路でしか遠出したことがなかった義母さん・・・。
クネクネの山道は、初めてだよなぁ・・・。
前を行く銀色のフォルクルワーゲン・ジェッタについて走りました。決して、攻めの走りではなく、普通の日曜ドライブの走り方です。車間距離もちゃんと空けて走りました。
後ろにいた日産ステージアのウィンドサーファさんは大変ジレていた様で、途中のちょっとしたストレートで2台まとめてゴボウ抜きにして消え去っていきましたが・・・。
しかし、ワインディング初体験だった義母さんには驚きのステージだったようです。
幸い車酔いはしなかったようですが、「あー、凄いところを通りましたねぇ。凄いグネグネ道!あんなところで気違いみたいに飛ばして抜いていったお兄ちゃんがいましたねぇ。あー、やれやれ緊張しましたわ。」とのことでした。
うむー。
接客運転に努めたつもりのにゃぴでしたが、初めてのワインディングと攻めのステージア氏のお陰で、義母さんはすっかり精神的に疲労してしまったようです。
ワインディングの区間が終わって、カーナビの指示に従って京王線、中央線、西武線を越え、東京西部丘陵地帯を最短コースで突っ切って、2時間強で西東京に帰り着きました。
攻めず飛ばさずに2時間ちょいですから、3時間強の中央道より全然早かったわけです。
今回はこの方法で大正解です。
でも、ちょっとワインディングに辟易している感じでしたね、義母さんは。
次回は、ゆったり高速道路のクルーズで行きましょうね。
どこかまた富士山が良く見えるところにでも!