いつもお世話になっているショップの
デスティーノ さんが、
フィアットとアバルトだけで 袖ヶ浦フォレスト・レースウェイ にて走行会やりますとのこと。
イタ車走行会というのならよく聞きますが、これは初めて聞きました。20分ずつ、3ヒート走れるそうです。
袖ヶ浦FRWは何度かテレビ等で見たことありますが、新しいし、綺麗だし、広いコースという印象がありました。
走ってみたいところだなぁ、という気持ちがあったところにこの企画。
1時間も走れるのかぁ。
思わず参加ボタンをポチッとな。
しかし、体育会系のイベントには行ったことがないにゃぴ。
競技用タイヤなんか持っていません。
純正標準サイズ205/50ZR16のままのTOYO PROXES T1R。
しかも1年半で1.4万Kmほど使用済み。
タイヤに一抹の不安がありますが、どうでしょう?
youtubeなどで見てみると、速い人は1分20秒くらいでラップしているようです。
澤 圭太選手の解説付きデモ走行 では、ラジアルタイヤのノーマル仕様ケイマンで1分21秒くらいでした。
ん~、ほぼノーマルのままのにゃぴ号。
袖ヶ浦のコースも、ちゃんとしたタイムアタックも初めてのにゃぴ。
このコンビでは、1分30秒を切れたら恩の字でしょうか・・・。
よしっ、これを個人的目標としよう
インジェクタ不調で入院中だったにゃぴ号ですが、主治医のK先生が間に合うように治療して下さり、無事に参加にこぎつけられました。(先生、有難うございました!)
当日は、曇り時々晴れ。
着いてみると、集まられたのは
ABARTH500改
ABARTH500
FIAT500
ABARTH GRANDE PUNTO改
FIAT GRANDE PUNTO
FIAT PANDA 100HP
といった方々でした。
(大体の記憶です。抜けてたらゴメンなさい。)
ほとんどアバルト500軍団!
クーペフィアットはにゃぴ号1台だけでした。
皆さんは慣れた手つきでライトにテーピングなどし、スペアタイヤなどをおろして準備。
見よう見まねでにゃぴも準備して待機。
さて、走行時間が近づきピットロードに集合。メカニックC氏が、「タイヤがタイヤなので、どこまでグリップするか注意しながら、最初はゆっくり行ってください」と通りがかりにアドバイスしてくれます。
澤選手のビデオでも、最初の2週くらいはゆっくり行っていたから、そういうふうにやってみよう、と思う。
で、グリーンシグナルで1台ずつピットスタート。
森に囲まれてて優雅なコースだなぁ、なんて思いながら、
ゆっくり第1~2コーナーを抜けますが、ふと気づくと前方の500軍団がスーっと遠のく!
あれ?のっけから皆さん、飛ばしますね。
つい、つられてにゃぴもペースアップ。
以後、あまり余裕なく一生懸命走るモードに。
しかし、集団で安全マージンを保ちながら走っていると、どうしても、お互いに自分のペースでは走れず、タイムアタックとしては今ひとつ。
そんなこんなで、あっという間に第1ヒート終了。
ラップタイムのプリントアウトをもらいに行くと、
第1ヒート
Best 1'31"737 平均95.604km/h
2nd 1'31"995 平均95.336km/h
3rd 1'32"243 平均95.080km/h
ぬぅぅ、目標に届いていない・・・
もう少し攻め込める感触はあったので、次は皆さんに先に行っていただいて、間隔を空けて後ろのほうで一人で頑張ってみようと思うにゃぴ。
触れないくらい熱くなっているタイヤの空気圧は、やはり相当に高くなっていたので、既定値近くまでエアを抜いて調整しました。
で、第2ヒート。
ピットスタートしてコースインするなりアウト側に目一杯よって、左にウィンカーを出して徐行。
皆さんに先行していただきました。
で、半周ちょっとくらい行ったところでミラーを見ると、もう遠くの方に先頭車両が!
ここからにゃぴのアタック開始。
速い人にはあっという間に周回遅れにされてしまうのだけど、レースぢゃないので気にせず自分のペースで・・・、と心がけていきます。
しかし、皆さん速いなぁ・・・
が、今度はだんだんタイヤがグリップしなくなってきました。
元々アンダーステア気味のにゃぴ号ですが、それがどアンダーになり、やがて前がアウトにすっぽ抜けていくような感触に。
で、旋回中にアクセルを戻すとか、意図的に旋回中ブレーキングして前荷重にてアンダーを消そうとしますが、前がインに入るというより、今度はリアがズル~とアウト側に・・・
あ~、前も後ろも全然グリップしな~い
クリッピングポイントにつきたくても近づけず、ブレーキを踏めば毎回ABS作動・・・
。
トラクションもあまり良く掛からず、脱出加速もイマイチ。
なんだか、ヘトヘトになってきたところで、チェッカーが振られました
パドックに戻ってから、一体タイヤはどうなってしまったのか、とおもって見てみたら・・・
な、なんと?
カーカスが見えてる・・・
サイドウォールの文字も半分くらい接地しちゃったの?
ここまで酷いのは一番負担がかかった左前輪だけですが、それ以外もスリップサインに到達・・・
お、終わった・・・。
にゃぴに第3ヒートは無い・・・
やはり事前の懸念通り、タイヤがネックになりました。
あ、誤解の無いように書いておくと、普段使うのには良いタイヤなんですよ。
しかし、これで1分30秒が切れていないと、目標達成ならずですが・・・
プリントアウトをもらって来ます。
第2ヒート
Best 1'28"588 平均時速99.002km/h
2nd 1'28"898 平均時速98.657km/h
3rd 1'29"314 平均時速98.198km/h
おぉ!なんとか目標だけは達成できた
以下は20周走ったうちの19周目に出たこの日のにゃぴ号ベストラップです。
いや、もうホントに、これが精一杯でした。
不本意な点は多々ありますが、それらは今後の課題とさせていただきます(^_^;)
VIDEO
実際に走ってみると、1分20秒台前半、ましてや20秒前後のタイムをたたき出している人たちがどれほど速いのか、よく判りました。本当に凄いことなんだなぁ・・・
第3ヒートは徘徊見物人としてビデオを回したりして過ごしました。
客観的に外から見ているというのも、また違った楽しみ方ではありますね・・・
(やや負け惜しみ
)
ともあれ、一緒に走ってくださった皆様、ご案内頂いたデスティーノの皆様、イベントを支えて下さったフェスティバルのスタッフの皆様、楽しい一日を有難うございました。
次があるとすれば、ちゃんと運動靴となるタイヤを履いてからにしよう・・・
あ、まずは日常用のタイヤを何とかしなくちゃ!