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にゃぴのブログ一覧

2011年10月03日 イイね!

天は再びにゃぴ号に試練を与え給うた

天は再びにゃぴ号に試練を与え給うた10月2日は、袖ヶ浦の運動場で秋の運動会でした。

朝は雨が降りそうでヤキモキしましたが、なんとか持ちこたえ、涼しいくらいの気温にほぼ無風という素晴らしいコンディションになりました。

前回、にゃぴ号の弱点と判明したブレーキは、フロントのパッドを替えて臨みました。
どう効いてくれるか楽しみでした。

新品だったので、T先生に初期の当たり付けの方法を教えてもらいました。
ウォーミングアップのペースで、3ラップ、その後、ピットインして2分間クールダウン。
そしたら、普通に使って良いとのことでした。(※事前にショップ側でもあたりを付けてくれています。)

ピットロードで第一ヒートのスタートを待っているとき、ミラーでみていると、なんだか後方に白煙がモクモクしています。

オーバーホールから1万km強ほど走行したターボ加給機です。O/H後はいったん煙も止まって調子が良くなっていたのですが、最近また白煙が出るようになって来ました。

ブローバイガスのオイルのしぶきがイカンのかなと思い、オイルキャッチタンクをつい最近設置したのですが、どうも効果がないらしいことが判ってきたところでした。

もともとT先生には、タービンがお疲れ気味なのではないか、と言われていたのです。
が、まずは費用のかからない周辺の可能性から潰していこうと思い、オイルキャッチタンクにした訳ですが・・・。

ターボ過給器自体も、実際どのくらい働いているのかいないのか、自分でもよく判らなかったのです。
ほぼ新車に近い時期の鋭い加速感は、とっくになくなっております。
かといって、ターボの効きはそれなりに体感できていました。

にゃぴは、きっとブースト圧が新車時より下がっているのぢゃないか、と思ったので、今回はブースト計も付けてみました。運動場に向かう道すがら、高速の合流のところで、ほんの一瞬だけ全開にしてみると160kPaほどまで圧が上がりました。

あれ?
高すぎるんでないの?

エンジン関係については、どノーマルのにゃぴ号。
決してブーストアップなんかしていません。

実は、メーターをつけた結果、ブーストがちょっと高めになっていることが判明したので、アクチエイターソレノイドバルブの動きが渋いのかも、と今回の退院時に主治医のK先生も仰っていたのですが、実際にその傾向があることが感じられました。

で、ずいぶんなブースト圧ですから、「眼もくらむような」加速感があるのかというと、
あんまりそうでもないのです。

今にして思えば、きっと、純正のインジェクタはそんな大量の燃料を吹き込めないでしょうし、ECUのマッピングもそんなブースト圧は想定外で、燃調としては薄すぎだったのでしょうね。

そんなこんなでピットスタートし、T先生の指南通りに軽く3周してピットに戻り、じっと2分。

再スタートし、再びタイヤをウォーミングアップすべくラップを開始。

カーブでは無理せず、ストレートではそれなりに加速減速のメリハリをつけた感じで走り始めました。
再スタート後の1周目は平穏に過ぎ、そろそろタイヤの温度もいい頃合いかと、にゃぴは2周目から一生懸命モードに入りました。

1~3コーナーの間でスピードを乗せようとアクセルを床まで踏んだ時に、
ブースト計が一瞬「ぴーっ!」と警告します。うぅ、おのれっ!と、思わずアクセルを緩めます。

思い切り回せんのぉ、なんて思いつつも、パドック裏の見物されている方々からよく見える右の緩いコーナーのあるスピードの乗る所で、もう一回アクセルを床まで踏み込んでしまいました。

ブースト計がまた「ぴーっ!」っといったその刹那、「プチンっ!」という別の音が前の方でしました。

???

アクセルを踏んでみても、もうパワーが全然でなくなりました。
ブースト計の針も、下の方でピクピクしているだけです。
ミラーを見ると、なんだか白煙が・・・・。

よろよろとピットインして、C工場長に診て頂きます。

ターボのあたりからガラガラという音が聞こえてきます。

「タービン、逝っちゃいましたね」

ガーン!

にゃぴの頭の中は、にゃぴ号が吐いている白煙みたいに真っ白になりました。
なにか「あ~、あぁ~」と意味のない声を上げてしまったような気がします。

どこまでダメージが及んでいるのか?
ブースト高すぎの希薄燃調では、異常に高温になってエンジン本体までイカれてしまうこともあるそうです。

そうなる前に、「ターボが壊れることで、エンジンを守ってくれているといいね」と声をかけて下さった方が居らっしゃいました。有難うございます。本当の全開は半ラップちょっとくらいしかしていませんので、是非そうであって欲しいところです。

ほぼ不動状態になってしまったにゃぴ号ですが、デスティーノさんの走行会で参加させて頂いていたおかげで、すぐにキャリアで再び病室まで運んで頂けました。これは、ショップの走行会ならではの安心感なんだと思いました。個人だったら、レッカーサービスかキャリアのレンタカーを探すところから始めないといけないでしょうから・・・。素早い対応をありがとうございました。


さて、これからどうしたものか・・・
Posted at 2011/10/03 19:40:43 | トラックバック(0) | 走行会 | 日記
2011年02月13日 イイね!

諸刃の剣

諸刃の剣運動会のはなし、最終回です。

第二ヒートまで40分あります。10分くらい前には集合しますから、実質30分くらいの間隔があります。
30分て、タイヤの空気圧を見たり、ラップタイムの紙をもらって見てみたり、クルマのあっちこっちを覗いてチェックしてみたり、なんてしていると、主観的には意外と短く感じます。


そんなこんなで、再びピットロードに集合する時刻に。
その時にタイヤに触ってみますと、存外にまだ結構温かい。
表面もだいぶ柔らかい感触を保っている様に感じられます。

で、第二ヒートをピットスタート。
最初はウォーミングアップなんだよな。
でも、ちょっと温かかったよな。
第一ヒートの一周目よりはグリップするんぢゃないかな。

愚かにもそんな事を思い込んだにゃぴが、1周目にどういうことになったか↓↓↓


滑り出しは穏やかな感じで、怖い気がしなかったのです。

この瞬間にゃぴの脳内では、軽くステアリングを戻しつつ、アクセルを保つか踏み増してリア荷重をキープ、グリップ回復の瞬間にステアリングを本来の進路の方向へ素早く戻す、という手順で事もなくコーナーを立ち上がって行き、「ふぅ~、危なかったぜぃ」と一人苦笑するにゃぴ、が明確にシミュレートされていたのですが・・・。

お、おかしいな・・・。
いったん走行をやめたら、Sタイヤはホントにすぐ冷えてしまうんですね。
教訓:Sタイヤに前ヒートの余熱など求めてはいけない。そんなものは無い。

あの場所は、お集まりの皆さんがいるパドック裏からよく見える、とっても目立つ場所でして、ハッキリ言ってヒジョーに恥ずかしい。下の写真で言うと、ちょうど白いワンボックスの向こうに見えるコーナーなのです。


アバルト・アイドルグループのABT48がステージに上がりましたぁ!っていう瞬間に(ホントは20台強ですけど)、一緒に上がったバックダンサーのにゃぴ号が丁度ステージのど真ん中でコケてしまったような・・・。
幸い自走できるようなので、コースへ復帰してゆっくりピットへもどります。ショボーン。

C工場長が点検して、大丈夫との確認をしてくれました。

コースに再復帰して、心を入れ替えて、いちからタイヤのウォーミングアップをやり直しです。

走りだしてみると、さっきスピンしたコーナーのクリッピングポイントに、砂やら土やらが散乱しています・・・。
うむ~、皆さんがちょうど攻め込みたいポイントに撒いてしまいました。
あ~、皆さんほんとーにゴメンなさい!!!

この体験が心のトラウマになって、あの60Rコワイ病になりかかったにゃぴですが、
砂を踏まないように、タイヤは入念に温めて、最後の9ラップ目に出た第2ヒートのベストラップは、

1'25"873 平均時速102.123km/h

でした。いちおう今回も自己ベスト更新。
そうか、ちゃんと毎回じっくり温めれば、恐れることはないのね。

第二ヒート終了後、コースマーシャルの方がお掃除して下さったようでした。
お仕事増やして、申し訳ありませんでした。

第三ヒートまでは1時間半くらいの時間がありました。
たっぷり時間がありますので、ほかの方のおクルマ拝見とか、モーレツチューニング道のお話をうかがったりとか、文化系クラブ的なまったりタイムです。さっき、砂をまいちゃったにゃぴにも、ベテランの先輩方が気さくに声をかけて下さいました。ホントにありがたい事です。ちょっと救われた気持ちになりました。

そして最後のヒート。
もう同じ轍は踏むまい。
Sタイヤの威力も怖さも垣間見たにゃぴ。
ひたすら丁寧に走りこみます。
でも、最後だから、温まったら思い切り行ってみよう。

そうして最後のほうで連続で得られた、この日一日を通してのベストと2ndラップ。

Best 1'24"982 平均時速103.194km/h
2nd 1'25"810 平均時速102.198km/h


ちょうど速い方々に抜かれた直後で、お手本にしながら追走を試みたのが良かった様です。
お陰様で、引っ張って頂きました。(多分、この方々は軽く流されているだけなのでしょうけど・・・。)

前回のほぼノーマルサスとラジアルタイヤに比べ、あまりタイヤも鳴いていませんし、ヤケっぱちみたいなハンドル操作をしなくても済むようになりました。ヘアピンの立ち上がりでもアクセル開度80%くらいまではホイルスピンもしません。

公道では姿勢変化も殆ど感じられなかったサスセッティングですが、こういうところで、こういうタイヤで、こういうスピートで走ると、意外に脚がよく動いている感触で、怖くない範囲の適度なロールもあって、ガチガチに硬い感じがしない、というよりむしろしなやかな感じでした。

ブレーキを残しながらコーナリングしたときにも、いい感じにリアの接地荷重が抜けて、微妙に後ろが滑りそうな(すこ~し滑ってるのかな?)感じになり、結果としてアンダーステアが相当に軽減できて走りやすいです。(アンダーステア自体も、フロントのネガティブキャンバやタイヤのお陰で元々軽減されているのですけど。)

タイヤ外径が7mm小さくなったのは、やはり4速を使う時間が長くなったことで実感できました。
205/50R16のときは、ホームストレートの最後のほうでちょこっと4速になって、すぐにシフトダウンしていました。シフトロスを考えると、4速は使うか使わないか、悩むところでした。今回は、ハッキリと4速を使うメリットを感じました。第3コーナーも3速で入っていけるようになりました。このコースでは、これは走りやすい気がします。

第三ヒートを終えるころ、このクルマのブレーキの踏み応えが初めてフカフカになり始めていました。
DOT4のブレーキ液と650度まで対応しているパッドですが、タイヤのグリップ力が良かったため、ちょっと辛くなったようです。良いタイヤを使うなら、ブレーキは次の課題になりそうです。

運転上の課題としては、まだブレーキの踏み始めをどこにするのか迷うところがありますし、ライン取りもまだまだ改善の余地があるように思います。叉の機会があるまで、イメトレにでも励みます。

ともあれ、この日もお陰様で大いに勉強し、楽しめました。
T先生のセッティングとアドバイス、K先生の治療で、3.6秒も更新できました。
一緒に走っていただいた皆様、ご案内頂きましたDESTINOとA.TRUCCOの皆様、フェスティバル運営の皆様、有難うございました!
Posted at 2011/02/13 08:39:56 | トラックバック(0) | 走行会 | クルマ
2011年02月12日 イイね!

見せてもらおうか、セミスリックの性能とやらを・・・

見せてもらおうか、セミスリックの性能とやらを・・・運動会に来たはなしの続き。

高速道路でちょうど良かったダンパーは、T先生とC工場長氏によって運動会用に再セッティングしてもらえました。ここでの値は、前後とも最硬から10クリックソフト方向に戻したところ。

タイヤの空気圧は、走行中に温度と共に上がっていってしまうので、2barをちょっと下回るくらいがよいとT先生にアドバイスをもらいました。温まったときに、2.2~2.4barくらいになると具合が良いそうです。

あと、後だけほんのちょっと空気圧が高めの方が、リアが滑ったときに挙動がマイルドになって怖くないとも。
あ~、なるほど。以前に間違えて空気を入れ過ぎたときに、確かにそうだったかも。

というわけで、前1.8bar、後2.0barに調整しました。
空気圧ひとつとっても、なかなか奥が深いものですね。

脚もタイヤも変わっているので、自分のクルマの様でいて勝手がわからないところも多くて、気持ち的にちょっと腰が引けた感じで迎えた第一ヒート。

タイヤが冷えていると、とにかくグリップしないという事前情報にビビりまくって、あまり横Gをかけないで、平均時速70km/h台で2ラップ、80km/h台で1ラップとウォーミングアップ。
徐々にペースを上げていきますが、幸いグリップし続けてくれています。
攻めてみてもいいのかな?と思い始めますが、どうもおっかないので、今ひとつ煮え切らずに5ラップほど経過。

その時、うしろでゴスッ!という音が!?
ビデオカメラのマウントのネジ締めが緩かったのか、思ったよりGが掛かったのか、カメラがあらぬ方向に倒れています。

残り時間も少ないので、ちょっと勇気を出して飛ばしてみますが、やはりどの辺が限界なのかよく判りません。ただ、以前のタイヤと明らかに違うのは、サイドウォールが硬いので少々無理をしても、鳴きもせずに挙動が云うことをきいてくれるらしいところでしょうか。あと、ABSも殆ど出番がありません。

なんだか、やっぱりこれ、スゴいんぢゃないのかという気がしてきました。

この印象は、タイヤによるものばかりではなくて、やっぱりサスも影響大だと思います。
加速や減速時のピッチングの動きはだいぶ抑えられ、タイヤのグリップ力と相まってトラクションもしっかりかかりますし、左→右とカーブの切り返しのようなところでも、ロールの揺り返しなど起きず、怖くありません。

で、空いたところを探して、攻めてみようかと思い一旦徐行してコースの様子を探っているうちにチェッカーが振られました。

うーむ。
ウォーミングアップと助走をつけている間に第一ヒートが終わってしまいました。

戻ってきた直後に見た空気圧は、前後とも2.2bar。
さすがT先生、すごい!
もくろみ通りの値になってる!

早速プリントアウトをもらって、ラップタイムをチェック。

Best 1'27"242 平均時速100.520km/h
2nd 1'28"729 平均時速 98.836km/h

ええっ!?
そんなに攻めていないのに、前回のベストラップ1'28"588をあっさり更新。
前回、あんなに必死にガンバっていたのは、いったい何だったんだろ?

「圧倒的じゃないか、今回の仕様は!」
(※前回のにゃぴ号と比較しての話です。)

このヘンな自信と、Sタイヤへの無知が、次のヒートであんな事態を招くとは、この時のにゃぴは知るはずもなかったのでした。

つづく・・・
Posted at 2011/02/12 10:00:12 | トラックバック(0) | 走行会 | クルマ
2011年02月10日 イイね!

病み上がりに運動会

病み上がりに運動会なんだか今週はバタバタしてしまって、書くのが遅れてしまいました。

入院→手術とレポートして、【つづく・・・】なんて書いたのですが、治癒とかなんとか書く前に、運動会です




呼吸器と心臓の手術を受けたばかりですが、治療終了の週末が、なんと運動会というカレンダーの巡り合わせになってしまいました。

なので、当日の早朝、病室でにゃぴ号に再会です。


こないだまで、開心術で心臓の中がぱっくり見えていたのに、よくぞこの短期間で回復したものです。
K先生、今回も有難うございました。

にゃぴにも見慣れないホイールが付いていますが、諸般の事情により幸運にも借りられることになったタイヤBSのRE55Sに伴うものです。このタイヤについては後述します。

入院直前に、慣らしが終わってスムーズに動くようになったダンパーですが、ウネリのある高速道路などで上下動の単振動が収まらなくなっていました。で、それを解消すべく、運動会の会場までの道のりに備え、前後とも3クリックずつハード方向に調整して出発してみました。つまり、前は最硬→13クリックソフトへ、後ろは最硬→15クリックソフトへ戻したセッティングです(調整幅は全部で20クリック)。

走りだしてすぐにビックリ。
RE55Sってタイヤは溝があんまりないのですが、グォーッというすごい音がするんですね。
速い人の走行会での車載ビデオを見ていると、チンクエチェントなどの可愛いクルマなのに、グォーッ!ていう迫力ある音が聞こえてきたりしていたのですが、このセミスリックタイヤの音だったのですね。初めて知りました。

首都高に乗って、海ほたるを過ぎて東京湾横断道路で房総半島に向かうところで気づきました。
出発時に調整したセッティングは、高速道路のクルージングにバッチリあったもので、実にしっとり、しなやかな乗り心地になっていました。サス交換でバネ定数をずいぶん上げているのに、減衰力が充分にあると、【硬い】感じより、【締まったしなやか】な感じになるのですね。
ふ~む、なるほど。ちょっと嬉しい。

さて、袖ヶ浦の運動場に着いてみますと・・・


やはり今回も、アバルト500をメインに、グランデプント・アバルトや500esse esse、スタンダードな500などが多数集まりました。もちろん、ノーマル仕様の方から、モーレツ仕様の方までいろいろおられまして、それがまた見ていて面白いのですが・・・

さて、ライトにテープなど貼りながら、今回借用したタイヤについて確認してみました。

ブリジストン ポテンザ RE55S。これってセミスリックタイヤだよね?
サイズは215/40R17です。普段履いている205/50R16より7mmほど外径が小さい様です。
つまり、従来より一回転する間に進む距離が2.2cmほど少ない。てことは、ギアが全体にローギアードな方向にちょっとズレる。各ギアの最高速は落ちるけど、その一方で加速が良くなる。代わりに、シフトアップはちょっとずつ早めになるわけです。ふーむ。今回の運転方法にどう影響するのか、この点も注目ポイントです。

あと、にゃぴはSタイヤは初めて使用するのですが、どうやらこの種のタイヤは暖まると強烈なグリップをするけれど、冷えているときは笑ってしまうほどグリップしないらしいのです。

それって、どれだけあったまればOKで、どれくらいのウォーミングアップをしないとNGなのか?
2周くらい温めれば良いとか言われていますが、どのくらいの準備運動の激しさが適切なのか、どうもそのあたりが良く判りません。様子を見ながら、おっかなびっくり行ってみましょうか・・・。

つづく・・・
Posted at 2011/02/10 22:13:17 | トラックバック(0) | 走行会 | クルマ
2010年10月04日 イイね!

FIAT & ABARTH 走行会

FIAT & ABARTH 走行会いつもお世話になっているショップのデスティーノさんが、フィアットとアバルトだけで袖ヶ浦フォレスト・レースウェイにて走行会やりますとのこと。

イタ車走行会というのならよく聞きますが、これは初めて聞きました。20分ずつ、3ヒート走れるそうです。


袖ヶ浦FRWは何度かテレビ等で見たことありますが、新しいし、綺麗だし、広いコースという印象がありました。

走ってみたいところだなぁ、という気持ちがあったところにこの企画。
1時間も走れるのかぁ。
思わず参加ボタンをポチッとな。

しかし、体育会系のイベントには行ったことがないにゃぴ。
競技用タイヤなんか持っていません。
純正標準サイズ205/50ZR16のままのTOYO PROXES T1R。
しかも1年半で1.4万Kmほど使用済み。
タイヤに一抹の不安がありますが、どうでしょう?

youtubeなどで見てみると、速い人は1分20秒くらいでラップしているようです。
澤 圭太選手の解説付きデモ走行では、ラジアルタイヤのノーマル仕様ケイマンで1分21秒くらいでした。

ん~、ほぼノーマルのままのにゃぴ号。
袖ヶ浦のコースも、ちゃんとしたタイムアタックも初めてのにゃぴ。
このコンビでは、1分30秒を切れたら恩の字でしょうか・・・。
よしっ、これを個人的目標としよう

インジェクタ不調で入院中だったにゃぴ号ですが、主治医のK先生が間に合うように治療して下さり、無事に参加にこぎつけられました。(先生、有難うございました!)

当日は、曇り時々晴れ。
着いてみると、集まられたのは

ABARTH500改
ABARTH500
FIAT500
ABARTH GRANDE PUNTO改
FIAT GRANDE PUNTO
FIAT PANDA 100HP
といった方々でした。
(大体の記憶です。抜けてたらゴメンなさい。)
ほとんどアバルト500軍団!
クーペフィアットはにゃぴ号1台だけでした。

皆さんは慣れた手つきでライトにテーピングなどし、スペアタイヤなどをおろして準備。
見よう見まねでにゃぴも準備して待機。


さて、走行時間が近づきピットロードに集合。メカニックC氏が、「タイヤがタイヤなので、どこまでグリップするか注意しながら、最初はゆっくり行ってください」と通りがかりにアドバイスしてくれます。
澤選手のビデオでも、最初の2週くらいはゆっくり行っていたから、そういうふうにやってみよう、と思う。

で、グリーンシグナルで1台ずつピットスタート。

森に囲まれてて優雅なコースだなぁ、なんて思いながら、
ゆっくり第1~2コーナーを抜けますが、ふと気づくと前方の500軍団がスーっと遠のく!
あれ?のっけから皆さん、飛ばしますね。
つい、つられてにゃぴもペースアップ。
以後、あまり余裕なく一生懸命走るモードに。

しかし、集団で安全マージンを保ちながら走っていると、どうしても、お互いに自分のペースでは走れず、タイムアタックとしては今ひとつ。

そんなこんなで、あっという間に第1ヒート終了。
ラップタイムのプリントアウトをもらいに行くと、

第1ヒート
Best  1'31"737 平均95.604km/h
2nd  1'31"995 平均95.336km/h
3rd  1'32"243 平均95.080km/h

ぬぅぅ、目標に届いていない・・・

もう少し攻め込める感触はあったので、次は皆さんに先に行っていただいて、間隔を空けて後ろのほうで一人で頑張ってみようと思うにゃぴ。

触れないくらい熱くなっているタイヤの空気圧は、やはり相当に高くなっていたので、既定値近くまでエアを抜いて調整しました。

で、第2ヒート。
ピットスタートしてコースインするなりアウト側に目一杯よって、左にウィンカーを出して徐行。
皆さんに先行していただきました。
で、半周ちょっとくらい行ったところでミラーを見ると、もう遠くの方に先頭車両が!
ここからにゃぴのアタック開始。

速い人にはあっという間に周回遅れにされてしまうのだけど、レースぢゃないので気にせず自分のペースで・・・、と心がけていきます。

しかし、皆さん速いなぁ・・・

が、今度はだんだんタイヤがグリップしなくなってきました。

元々アンダーステア気味のにゃぴ号ですが、それがどアンダーになり、やがて前がアウトにすっぽ抜けていくような感触に。

で、旋回中にアクセルを戻すとか、意図的に旋回中ブレーキングして前荷重にてアンダーを消そうとしますが、前がインに入るというより、今度はリアがズル~とアウト側に・・・

あ~、前も後ろも全然グリップしな~い

クリッピングポイントにつきたくても近づけず、ブレーキを踏めば毎回ABS作動・・・

トラクションもあまり良く掛からず、脱出加速もイマイチ。

なんだか、ヘトヘトになってきたところで、チェッカーが振られました

パドックに戻ってから、一体タイヤはどうなってしまったのか、とおもって見てみたら・・・


な、なんと?
カーカスが見えてる・・・

サイドウォールの文字も半分くらい接地しちゃったの?


ここまで酷いのは一番負担がかかった左前輪だけですが、それ以外もスリップサインに到達・・・


お、終わった・・・。
にゃぴに第3ヒートは無い・・・
やはり事前の懸念通り、タイヤがネックになりました。
あ、誤解の無いように書いておくと、普段使うのには良いタイヤなんですよ。

しかし、これで1分30秒が切れていないと、目標達成ならずですが・・・
プリントアウトをもらって来ます。

第2ヒート
Best 1'28"588 平均時速99.002km/h
2nd 1'28"898 平均時速98.657km/h
3rd 1'29"314 平均時速98.198km/h

おぉ!なんとか目標だけは達成できた

以下は20周走ったうちの19周目に出たこの日のにゃぴ号ベストラップです。
いや、もうホントに、これが精一杯でした。
不本意な点は多々ありますが、それらは今後の課題とさせていただきます(^_^;)


実際に走ってみると、1分20秒台前半、ましてや20秒前後のタイムをたたき出している人たちがどれほど速いのか、よく判りました。本当に凄いことなんだなぁ・・・

第3ヒートは徘徊見物人としてビデオを回したりして過ごしました。
客観的に外から見ているというのも、また違った楽しみ方ではありますね・・・
(やや負け惜しみ

ともあれ、一緒に走ってくださった皆様、ご案内頂いたデスティーノの皆様、イベントを支えて下さったフェスティバルのスタッフの皆様、楽しい一日を有難うございました。

次があるとすれば、ちゃんと運動靴となるタイヤを履いてからにしよう・・・
あ、まずは日常用のタイヤを何とかしなくちゃ!
Posted at 2010/10/04 21:22:17 | トラックバック(0) | 走行会 | クルマ

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「C5Xが救急搬送されると、何故かいつも代打にバイエルン発動機製作所製のクルマが配達される…」
何シテル?   08/11 21:21
ケチをつけ始めればキリが無い車なのに、どういう訳か気に入ってしまったクーペフィアット20Vターボ(E-175A3:1998年型、5速、ブレンボキャリパー、左ハン...

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