にゃぴのブログ一覧

クルマを２台持っていますが、２台分の駐車場代を払えないにゃぴです。

嫁さんの実家のガレージが空いているので、一台はそこに置かせてもらっています。
有り難いことに、屋根付きで半屋内です。


最近では、黄色いクーペフィアット20Vを置かせてもらっていました。
最後に動かしたのは２ヶ月前です・・・。

・・・。

大変よろしくない。

このままでは、バッテリーからエレキが得られなくなってしまいます。

で、今日、久しぶりにクーペ君の火入れに行きました。
運転席ドアの鍵を開錠すると、助手席の鍵も「ガシャッ！」といって一緒に開錠されました。

よかった！
まだエレキがある！

そして運転席に着席。
ふと見上げると、室内灯が行燈（あんどん）の様に薄ボンヤリとしか光っていない。

う・・・。
やっぱりダメか？

鍵をさしてACCまで回してみると、各種警告灯などはいつも通りに光ります。
完全にエレキが抜けているわけではないらしい。

ナマンダブツ、ナマンダブツ、えいっ！
とキーをひねってスターターのスイッチを入れてみました。

シーン・・・。

全然ダメです。
ウンともスンとも、カチッとも言わない。

ガレージは車一台がやっと入る広さで、クーペ君は頭から突っ込んで停めています。しかも微妙に前下がり傾斜。だから、にらめっこ状態に向き合ってブースターケーブルで他のクルマから電力をもらうことは出来ません。ケーブルの長さが足りないのです。

次善の策として、我が家の主力機アルファロメオ147からバッテリーを抜き取ってきて、そのバッテリーをブースターケーブルでクーペ君につないでみました。

ナマンダブツ、ナマンダブツ、えいっ！
とキーをひねってスターターのスイッチを入れてみました。


シーン・・・。


またもや全然ダメです。
ウンともスンとも、カチッとも言わない。

ケーブルは２組持っていましたので、陽極陰極ともに２本ずつ使用して、太いケーブルの様な効果を狙ったのですが、てんでお話になっていません。

やっぱり、他のクルマとにらめっこして、相手にはブンブンふかしてもらって豊富なエレキを送り込んでもらわないとダメなようです。

携帯電話でみんカラのクーペ君の整備記録を参照します。
前回バッテリーを交換してから約１年半が経過しています。
その前の交換も約１年半前。

こういう放置プレイの使用方法では、１年半くらいしか保たないのかしら・・・？

なんにせよ、このままではどうにもなりません。
クーペ君からバッテリーを抜き取って、充電を試みるなり、自動車用品店で廃棄処理してもらって買い換えるなりしなければなりません。

ウンウン言いながら、バッテリーを外してガレージから出たところで、義母さんが様子を見に来ました。

義母：
「どう？治った？」

にゃぴ：
「いやぁ、バッテリーが昇天してしまったようで、エンジンがかかりません」

義母：
「また、お金がかかっちゃうわねぇ。２台も持っていると大変でしょう？一台売ったら？」

にゃぴ：
「・・・。」

嫁さん：
「あ、この黄色いクルマは、もう売っても殆どお金にはならないのよ」

にゃぴ：
「・・・。」

義母：
「あらまぁ。ぢゃぁ、もう廃車ね！」

にゃぴ：
「あ、あの・・・」

嫁さん：
「今まで直すのにずいぶんお金かけちゃったし、とりあえず今は直っているから・・・。
金銭的価値は無いけど、ちゃんと使えるのよぉ」

義母：
「だって、もうエンジンかからないのでしょ？」

にゃぴ：
「あ、いや、それは・・・」

嫁さん：
「それはバッテリーさえ換えれば、すぐに直るのよ」

にゃぴ：
「そ、そうなんです・・・」

義母：
「でも、２台も持っているから、こんなにしょっちゅう修理代がかかっちゃうんぢゃないの？」

にゃぴ：
「そ、そうですね。でも、イタリア車だから、１台ではいつ移動手段が使えなくなってしまうか不安なので・・・」

義母：
「だから、日本車を一台持ってればいいんぢゃないの？」

にゃぴ：
「ぐ・・・。」

嫁さん：
「そうよねぇ。そういわれると反論のしようが無いわよねぇ。」

義母：
「ま、でも、この黄色いのが好きなんでしょ」

にゃぴ：
「なんというか、ここまで来たら腐れ縁というか・・・。はい。まぁ、そういうことです。」

特にクルマ好きではない人からみたら、イタリア車２台体制なんかにするにゃぴは
かなりドＭな変人に見えるようです。

今日は久しぶりに思い切り凹みました。