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にゃぴの愛車 [ルノー ラグナワゴン]

整備手帳

作業日:2014年12月12日

リアショックアブソーバー交換

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 3時間以内
1
たまたま後席に乗る機会があったのですが、どうも後席は乗り心地がガッツン、ガッツンとしていてイマイチな感じです。前席ではそれ程でもないのですが、それでもなんとなくお尻には、ビシ、ビシと来てはいました。

主治医に試乗してもらいましたが、リアショックアブソーバーは、7万kmなので多少は劣化しているでしょうが、まだ昇天している訳ではないとのこと。交換しても劇的な改善にはならないでしょうが、純正品で直すと8万円くらいかかりますよ、とのこと。

うむ~。完治できずとも多少なりとも改善できるなら、純正相当品で交換を安く試みてみたい…

ということで見つけたのがSACHS製「スーパーツーリング ファインチューニング ダンパー」。まあ、基本的には純正部品の交換用パーツということのようです。

輸入元のハンズトレーディングさんに問い合わせると、国内にもドイツにもラグナ2の2Lワゴン用の在庫は無いそうで、受注してから生産するとか。

価格は「自分で取り付けます」って言ったら、なぜか急に値引きをしてくれて(貧乏だと哀れみをかったのでしょうか?それとも業者販売価格にして頂いたのでしょうか?)、2本セット送料消費税込みで36,288円。

注文から2ヶ月ほどで届きました。

先日購入したHaynes Service and Repair Manualを見ると、リアショックアブソーバー交換は難易度5段階のうち易しいほうから2番目です。スプリングコンプレッサーなどを必要としませんし、アライメント調整も不要で、比較的簡単そうですから、DIYで交換です。工賃なしで、この値段でリアショック交換できるとなればシメシメです。
2
コイルスプリングの中に通っているのではなくて、外側にショックアブソーバーがあるから、容易に交換できるわけです。
上下に19mmの六角ボルトがあるので、これを抜き取るだけでリアショックアブソーバーを外すことができます。
この写真では、上側のボルトが見えています。
3
ショックアブソーバーのボルトをいじる前に、ジャッキで少し車軸を押し上げておく(ショックアブソーバーが少しだけ縮むくらい)のがコツ、とヘインズの解説本には書いてありましたので、この写真の様にしてみました。
実際には2cmくらいショックアブソーバーが縮むくらい上げて試みました。
(クルマが落っこちてきたら怖いので、はずしたホイールや丸太をボディ下に置いています。こんなことで死にたくな~い。)
4
2枚目の写真で見えた上部ボルトと、この写真の下部ボルトを19mmのレンチで抜き取ります。上下とも同じボルトなので、はずしたボルトを上下で区別しておく必要はありません。
5
外したものと新品のショックアブソーバー。
写真の右側が下、左側が上です。
下側の突起がリアアクスルビームに入っていて、外すときにちょっと抜けにくかったですが、単純に頑張って手で揺すっていると抜けました。

外したショックアブソーバーを足で押さえ込んで手でストロークさせてみると、伸び側も縮み側も引っかかりのないスムーズな減衰力を保っており、主治医の診断通りまだ昇天しているわけではないようです。
うむ~、この交換作業で何か改善するのか?と一抹の不安が…
6
さて、後は逆の手順で新品のショックアブソーバーを取り付けます。

解説本のアドバイスによると、取り付け時には固定ボルトに汎用のグリスを塗布しておくと良いそうです。なので、ネジが切ってある先端部分ではなくショックアブソーバーのボルト穴に当たる部分にグリスを塗っておきました。この微妙なねじれ方向の動きが少しでもスムーズな方が、きっと乗り心地にも良いってことなんでしょうね。

さらに解説本によれば、取り付けの際には、最後に車輌をジャッキスタンドから降ろして接地させた状態で、105Nmの締め付けトルクでボルトを締めることになっています。

ということで、まずは接地させても支障ないであろう程度にボルトを締めておきます。
7
上のボルトも締めて~
ホイールも付けて~
ジャッキスタンドから降ろして~
8
トルクレンチを105Nmにセットして~

とここまで来て気が付きました。
車輌を降ろしたら、どう頑張ってもトルクレンチを突っ込んで回す隙間なんか全然無い!

どうしろって言うんだ?

仕方が無いので、もう一度ジャッキアップしてスタンドかまして、ホイールを外してやりましたとも。
ハァ~、ハァ~

不本意ながらジャッキアップした状態で105Nmに締めました。
しばらくしたら、何かの作業のときにもう一度緩んでいないか確認してみることにします。

交換後に乗ってみると、細かいデコボコによるハーシュネスが大幅にマイルドに改善されました。おそらく、上下の固定ボルトのボルト穴を取り囲むゴムブッシュが新品になったせいだと思います。
大きなうねりのいなし方の動きには大差なかったので、たぶん減衰力自体は交換前の部品でもそれなりに効いていたのだと思います。
砂利道や道路の継ぎ目や石畳で大分良くなったと後席の嫁が言ってくれたので、まぁやってよかった、と思っています。

これ以上の改善を狙うなら、リアアクスルビームの支持に関連するブッシュ類の交換を検討しないといけないのかな…

走行距離75500kmのときのお話でした。

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