目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
だんだんサマーシーズンが近づいて、そろそろ冷房を動かしたくなる様な日もちらほらと訪れるようになってきました。
ラグナ2は質素な2リッター版でもオートエアコンが付いてきます。
暑いなぁ~、とか、寒いなぁ~、と思ったら何も考えずに左端のボタンを押せば、一年中クルマの方で勝手に室温を調節してくれる…、ことになっています。
しかし、ウチのラグナは、暑いか寒いかのどちらかしかないのです。
エアコンコンプレッサーが回れば寒くなるまでガンガンに冷え、そうでなければコンプレッサーは止まって暑くなる、の2モードしかありませんでした。
仕方ないのでACボタンを手動で入れたり切ったりしていました。
全然オートエアコンぢゃな~い。
2
それでも良かったんです、秋までは。
暑いときに手動で冷やすことができたのですから。
先日、冬の時期を過ぎて今年初めて冷房を入れてみたのですが、コンプレッサーが回った気配が全く無い!
エンジンに負荷が掛かった気配も無く、アイドリング回転数も微塵も変化せず…
さて今年もこれから、というタイミングで冷房がダメになってしまいました。
3
リレーやハーネスの不良か、コンプレッサーが昇天したか…
コンプレッサーが回っていない感触だから、冷媒ガスのラインからの漏れではないよなぁ…?
(願望)
高額修理になりはしまいかと、いろいろな不安がよぎります。
主治医に診断を仰ぎました。
Laguna2は灰皿を取り外すと、エグザミナのコネクタがあり、ここからエラーログを読み出します。すると、「室内温センサに異常あり」のログが残っていました。
室内温センサは国内に在庫1個だけ在るそうで、速攻で注文して頂きました。
ガスラインやコンプレッサーではなく、センサだけで復活できれば安く済むかも!
4
3~4日で部品が入荷しました。
で、本日交換することに。
工場でコーヒーを出して下さったので、ありがたく頂いて、
さてそろそろバラしているところの写真でも…、とクルマに行ってみると、
「もう交換完了して冷房かかってますよ~。不要なエラーログを消して掃除してます~」と主治医。
速い、速過ぎる!
交換した室内温センサとは、この写真のようなものでした。
5
付いている場所はラグナ2の場合、助手席足元のセンターコンソールよりの内装裏側の奥の方で、内装の取り外しや分解などの大掛かりなことをしなくても手を突っ込んで交換は可能だそうです。
ただし、気をつけないとヒーターコアへの水のラインも通っているので、アッチッチ!となるとか。
6
さて、今回の作業伝票
走行距離: 94255km
【部品の部】
エバポレーター温度センサー 4,590
【工賃の部】
テスター診断 4,320
エバポレーター温度センサー交換 972
合計 9,882
(全て税込み)
7
帰り道、室温20度の設定でAutoモードでエアコンを使用してみました。
ちゃんと涼しい風が出てきます~
しかも、以前の様に寒くならない!
放っておいても、ちょうど良い気温が、ず~っと保たれますっ!
素晴らしい~
これで、本当のオートエアコンになりました。
考えてみるに、冷房が最強かOFFでしか動かなかったというのは、そもそも、このセンサーに問題があったのかな?
なんにしても、大掛かりなことにならずに、以前よりも良い状態にまで治って、良かった、良かった。
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