目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
2
ところが、工場から退院してわずか24時間後!
なんですと?
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なんだよもう~
しかし、とりあえず普通に走れる。
変速にそれほど違和感は無い。
ディーラーさんでエラーコードを読んでもらったら、ATの油温もしくは油圧に異常がある、とのこと。
実際には、油温も油圧も異常な値ではないことを実測できたので、どちらかのセンサーがダメになったと考えられるが、エラーコードだけではどっちが悪いのか特定できないとのこと。
ん~
AT内部に本当に異常が発生していないのなら、警告灯が光っているだけで普通に走れてしまうし、どちらが悪いのか気長に経過観察しても良いかな~
と、放置プレイに。
傾向としては、走り始めた直後には警告灯は点かず、20~30分程度走って温度が上がってきてから点灯することが多かったのです。だから、この時点では、にゃぴは温度センサーを疑っていました。
その後、警告灯がしばしば点灯するも、普通に走れて2週間くらい経過したころのことでした。
上り坂を延々と何kmも走っていたときのこと、突然ATが3速固定のセーフモードに入ってしまいました。
エンジンを停止し、キーを抜いて電源を切ってから再始動すると、3速固定モードは解除されました。
同じステージを日を改めて走りなおしてみると、ほぼ同じ地点で同じ症状が再発。
再現条件が判明!
この症状は、変速の油圧制御をしているソレノイドバルブが壊れた際によく発生するものですが、にゃぴのラグナは昨年にバルブを交換したばかりですから、この可能性はひとまず置いておきます。
上り坂で3速固定モードは、メカニック氏いわく油圧関係がヘンな際に発生することが多いそうです。
こうして考えると、修理すべきは油圧センサーではあるまいか、という結論にメカニック氏とにゃぴは達しました。
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そして、入手したDP0/AL4共通の油圧センサー部品、8201533009
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これは外した方の油圧センサー
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この赤いプラスチックの玉みたいなのが入っている部分が圧力センサーで、ATのケースに開いている穴の外側からセンサー部分だけ中に突っ込んで(玉が収められている円筒の周囲にはOリングがあってATF漏れを防いでいる)、ATケースの外側から2本のボルトで止めている構造になっています。
だから、このセンサーの交換には、ATケースの底蓋を外さなくてよいので、ATFの入れ替えも必要ありません。
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交換後は、温まった後だろうが、渋滞の中だろうが、警告灯は全く点灯しなくなりました。
また、故障していた油圧センサーでは、実際の油圧に関係なく一定値しか示していなかったそうなので、普通に走れていたとはいえ油圧に合わせた最適な制御がなされていなかったはずです。そのせいか、交換後は変速ショックがずいぶんマイルドになった気がします。だから警告灯点灯中は、正しい油圧の値が拾えていなかったため、時々ビックリする様な変速ショックが発生していたのかな。
まだ、3速固定モードになってしまった山坂道を走っていないので、これが再発しないか、近日中に確かめたいと思います。
(が、ほぼ完治したような気がしています。)
なんにせよ、警告灯が光っていないのは、やっぱり気分が良い~
【2022年5月6日追記】
3速固定モードが繰り返し再現されたステージを何度も試走してみましたが、もう再発しませんでした。やっとこれで完治したと確信が持てました。
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総走行距離:185959km
【部品の部】
A/T油圧センサー 8201533009 45,100
シール 7703065180 605
小計 45,705
【工賃の部】
エラーログ診断及び上記交換作業一式 17,160
総計 62,865(全て税込)
しかし、外した部品のハーネス部分を見ると、こんなことになっていたんですね。
なにも3本とも同じ個所で被覆が剥けなくても…。
なにかに挟まったりしたのでしょうか?
ひょっとすると、これをビニールテープで絶縁しなおしてあげたら、治っちゃったかもしれませんねぇ、とメカニック氏とにゃぴは苦笑い。
まぁ、とりあえず調子を取り戻したようだし、劣化したところが一新されたのだから良かった、良かった。
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