仕事、忙しいわけではないのですが、頼まれ事が重なって朝からバタバタ。
そんな状況の中、Mazak5軸マシンが「ミル主軸異常」 高負荷で緊急停止。
やばいエラーコードなんですが・・・・・
炭素鋼材料にミル主軸の刃が食い込んで止まってるんですが。
やってもうた・・・・・これはマシンにダメージ来たかも・・・・・・
マシニングセンタと違い、複合5軸の首振りミル主軸はちょっと脇から「コンッ」と当てただけで、
簡単に精度狂ってしまう。
縦・横・高さ(XYZ軸)だけでなく、首振りミル主軸(B軸)、素材回転(C軸)が絶妙なバランスの上に
成り立ってるので、ちょっとした事でバランスが崩れてしまうと「整合性」が取れなくなっちゃう。
定期的な精度確認と保守は私がしますが、首振りミル主軸(B軸)の傾きや振れは
私ではどうする事もできません。
Mazakのエンジニア呼んで、場合によっては首振りミル主軸(B軸)載せ換え、精度出し。
頭によぎった修理金額、ざっと200万。
修理に5日間とすれば、その間に生まれる利益損失も考えると、とんでもない金額になってしまう。
『終わったな・・・・俺』、と思った。
正直、覚悟した。
変な汗かきながら、精度検査。
ミル主軸 クランプ部(根元)の振れ
ほぼ0
ボーリングバークランプ 先端 250mm位置の振れ
0.01mm
ボーリングバークランプ B軸90°
傾き0.01mm(根元から先端)
ボーリングバークランプ B軸0°⇒ B軸90°変化
首振りズレ 0.005mm
ミル中心座標ズレ無し 中心機械パラメータ変更無し(簡易3次元測定でも確認)
実加工
穴ピッチ誤差 0.002mm以内 、
同心度&加工穴垂直度 0.01mm以内
完璧な精度 (o´Д`)=з
奇跡だ
神様ありがとおおおお!!!
風邪気味で微熱、ダルダルだったけど、治った気がしたww
気がしただけで治ってないけどね
体調悪いから帰ろうと思ってたけど仕事続行。
受注が減っている中、利益を上げるためにコスト削減が至上命題。
係長が少しでもプログラム時間を圧縮したい!!と仰せ。
「係長の書式で」「三次元多面加工を」
「マザトロールMatrix用座標データで」
という
若干面倒なオーダー。
3D-CAD/CAMのポストプロセッサの作成・書き換え・検証。

おっしゃ!完成!!
係長からもらったサンプル書式と、CAM出力プログラムの書式が完全一致。
イイ仕事したなぁ (´ー`)
そんな感じで、今週5日間
残業0
Posted at 2012/09/28 21:10:44 | |
トラックバック(0) |
仕事関連 | 日記