早いものでもう9月ですね…。
札幌は連日天気がさえなく、最低気温はいよいよ10度台。
このまま畳みかけるように冬に突入していくのでしょうか。
郷愁そそられる秋ですな。
さて土日はぷじょさん1007でお世話になっているDへ行き、
パーツレビューにもある通りスタイルコクピットフィールさんでゴニョゴニョをしました。
早速下ろし立ての新型208 GTIの試乗をさせて頂きましたので簡単にインプレです。
【エクステリア】

206→207と受け継いだ吊り目の面影を残しつつフロントマスクの造形は少し趣旨が変わったものとなりました。206や207はガバッと口を開けたようなデザインでしたが、208はちゃんとした?フロントグリルとなり、各モデル毎ごとにデザインが違います。例に漏れず208 GTiは通常モデルと違う専用グリルが与えられ、その造形はチェッカーズフラッグを模しているそうです。個人的にこういった造指は好感が持てますし、賛否両論あるエクステリアデザインですがギュッと凝縮感に満ちた3ドアHBのシルエットは205からの伝統を受け継ぎつつ正常進化した姿と言えます。
【インテリア】

先代207と比べるとユーザーインターフェイスを始めとして格段に進化しました。
内装の質感もこのクラスとしては良く、プラスチックを多用していますが高級感を出すための努力が数多くみられます。GTiは専用の皮赤ステッチのダッシュボードでクラスを超えた高級感を醸しだしています。センターコンソール上に配置されたタッチスクリーン等、Bセグメント車でも最先端のインターフェイスが採用され始め、E90系前期中期のCCC等はもう一世代以上も遅れているんだなと痛感しました。
あと、少し気になったのですが、個人差もあるとおもいますが、シートポジションによってはメーターパネルとハンドルの12時位置がちょうど重なってしまい、メーターが大変見づらくなるところが気になりました。
シートに関してはGTiもスポーツシートと謳ってはいますが基本的にコンフォート寄りな気がします。
シート自体はナッパレザーとファブリックのコンビで上質で座り心地もとても良いですが、座面や背面のサポート性は少し劣るかなという感じです。
あとシフトフィールやペダルフィールに関してはMT不慣れな素人なのであまり書けませんが、シフトは心地よく入る感じですし、クラッチペダルも適度な重さで良かったと思います。ヒールトゥはやはりオルガン式のアクセルペダルのほうがしやすいですね。
【エンジン】
ご存知の方も多いと思いますがPSAグループとBMWが共同開発(というかBMW設計のをPSAがライセンス生産かな?)のPSAではEP6CDTXエンジン、BMWではN14B16エンジンと呼ばれるものです。このエンジンを縦置きに改造したのが116iや118iに搭載されるN13B16エンジンです。構造的にはMINI JCWが搭載するエンジンに近く直噴+ツインスクロールターボでバルブトロニックは搭載されておりません。MINI JCWのエンジンよりも若干出力が抑えられ、その分トルクを増したエンジンとなります。
1200kgの車体に200PS/27.5Kgmのスペックでホットハッチと言うには申し分ないスペックです。これもBMWの造ったターボエンジンの例に漏れず、低回転域からトルクフルで運転は至ってイージーです。その分MTを活かした回して愉しむという感じは少なく、エンジンレスポンスも予想以上にもっさりとした感じで少しがっかりでした。それでも1速全開でレブに当る手前6000rpmあたりで繋いでいくと結構鋭いスタートダッシュをして、なかなかの加速度で加速していきます。でも実際にトルクフルで美味しい域はそれほどではなく、後半の4000rpmあたりからは急に線が細くなる印象でした。でも、排気量1.6Lを考えるととても遊び甲斐のあるエンジンを造ったなぁと思います。
【脚回り】

基本的にシートと同じくコンフォート寄りなのかなと思います。
それなりに硬く締まった脚回りの印象を持ちましたが、ちょっとコーナリングでの懐の深さが足りないかな…。たった20分の試乗なのでこれ1回だけで評価を下すのは難しいですね。
と、まぁこんな感じで、後はmy335iを少しごにょごにょして週末は終わりました。
詳しくはパーツレビューをご覧下さいませ。
チタン、良い感じに焼けてるじゃん〜(^-^)v
Posted at 2013/09/02 21:12:56 | |
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E92 335i Msp | クルマ