
こんにちは。
←の地図を先ずはご覧くださいませ。
日本は対馬を挟んで朝鮮半島が本当に目と鼻の先です。
一方、西に行けば尖閣諸島・台湾を挟んで中国が。
こういう地形から有事に対して考える事を「地政学」と申します。
という訳で、下記に紹介記事が有りますので転載します。
どうすれば日本を守れるのか 読者フォーラム(2)
2013/7/4 7:00
参院選はきょう4日に公示され、17日間の選挙戦に入りました。日本経済の再建と並んで読者の関心が高いのが中国の海洋進出などから日本の国土をどう守るのかです。「読者フォーラム」の2回目は、外交・安保政策について皆さんのご意見をお聞かせください。
◇
日韓外相会談が1日、ASEAN地域フォーラム(ARF)開催中のブルネイでありました。和やかな雰囲気だったそうです。とはいえ日韓の不和は続いています。昨年12月に日本は衆院選、韓国は大統領選があり、首脳が交代しました。しかし領土問題、歴史問題が障害になり、首脳会談は実現していません。
それ以上に悪いのが日中関係です。安倍内閣の参与を務める谷内正太郎元外務次官が最近、極秘訪中したことが明らかになりましたが、これが日中雪解けにつながるのかどうかはまだ分かりません。
安倍内閣の基本姿勢は谷内氏が次官時代に提唱した「価値観外交」です。民主主義と自由経済という価値を共有する米国との同盟関係を強化し、異なるイデオロギーで動く国と対抗するという考え方です。
東南アジア、インドや東欧との連携を深め、「自由と繁栄の弧」と称する包囲網で中国やロシアに圧力をかけるというのが基本戦略です。安倍内閣は中国の脅威が強まったと判断し、ロシアとは融和に動いています。
安倍晋三首相は第1次内閣ではまず中国に足を運びました。今度の政権では東南アジア、米国、ロシアなどに加え、モンゴルやミャンマーにも行きました。中国の周辺国には全部行くぞ、という勢いです。
2013年度予算で防衛費を11年ぶりに増やすなど防衛力強化も力を入れています。国家安全保障会議(日本版NSC)を創設する法案は国会提出済みです。
防衛力強化は他党も重視しています。ただ野党の民主党や与党でも公明党は中国を刺激しすぎるのは得策でないと判断し、沖縄県の尖閣諸島の防衛は「海上保安庁の強化」にとどめました。「海上自衛隊の強化」を掲げる自民党と温度差があります。
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転載おしまい
この記事へ書きこむ前に、昨夕のニュースでは東シナ海のガス田開発のため中国が、新たに海底掘削用のプラットホームと思われる建造物を着手していて、菅官房長官は
「東シナ海の境界が未確定である中、日中双方の主張が重複する海域で中国が一方的に開発を進めることは容認できない」と強く批難する声明を出しました。
私は自民党員ではありませんが、この度の件では海上保安庁だけではなく少なくとも海上自衛隊の強化が最重要課題であると同時に、日米韓3カ国の軍事協力改善と強化こそが一番重要かと考えております。
日経も指摘している上述の韓国情勢を勘案すると感情論的には、韓国と軍事強化する事に異論が出て来るのではないかと思います。思いますが、重要な点は北朝鮮及び中国への抑止力に地政学的な観点で見ると韓国がとても重要な役回りをしている事実があります。
逆に云えば北朝鮮や中国は韓国を落せば日本への突破口が開けた様なものです。
では、もし軍事的行動が起きたとしましょう。
韓国が北朝鮮ではなく日本と相反すれば、甚大な危害が及びます。これは説明の必要もないと思います。地図を観てもらえれば簡単に理解できますので言わずもがなかと。
よく反日教育が云々と云われ、韓国の殆どが反日であり北朝鮮とあまり変わらない様な錯覚を起こしがちですが、本格的におかしくなったのは盧 武鉉元大統領からで、また最近になって軍のエリート将校を養成する課程が取り潰しになったそうです。
※参照URL ⇒ http://wedge.ismedia.jp/articles/-/2908
この事から推測すると韓国内に北朝鮮若しくは中国のスパイが洗脳或いは主要なポストに就き、日本や米国と距離を置く様に仕向けている様な気がします。それに気付かないのか言論統制をしているのか定かではありませんが、以前よりも酷い状況になっているのは間違いない様です。
で、勘違いしないで欲しいのですが韓国と過度に仲良くしようと意見している訳ではありません。絶妙な距離感(スワップの件など)を保ちつつも、記事中の防衛強化について意見を乞うのであれば、海上自衛隊の強化も然る事ながら韓国との軍事協力は必然的なものになるのではないかと考えるのです。
私は櫻井よし子さんを妄信している信者ではありませんが、櫻井女史がよく指摘するように日本の敵対国は仮想なんかではなく本当に敵国と呼べるのは
中国 でしかない訳で、記事の前述でも取り上げられた様に「価値観貿易」を介して人口が世界第4位のインドネシアを筆頭に、フィリピン、タイ、マレーシア、ミャンマー等々との連携強化や、人口世界第2位のインドとも関係強化も勿論「外堀を埋める」意味では重要な事です。そして日本から見て目と鼻の先に「壁」が有るのと無いのでは大きく違う訳なので、誤解を招くかも知れませんが此処は大人の視点で、日本を守る「防波堤の役目」を担ってもらう意味でも韓国との軍事的な協力体制が今後重要課題になるのではないかと、その様に感じました。
で、先日から韓国大統領が中国へ訪問し「おべっか」を使って対談していたことを日本外しだと揶揄し扇動すべく報道されていますが、私の視点では韓国の最大の貿易国は今や中国なので、単純に「上御得意先に挨拶に行った新参の営業部長」という構図で見る方が実はしっくり来る気がしています。でなければ、就任後一番に米国へ行っていませんし今までは日本が上御得意先だったのが今は中国になっただけの話だと思います。ただ、確かに日本を牽制しているのは明らかで中枢に前述のスパイが紛れ込んでいる様子なので、生かさず殺さずではないですが韓国の破綻=北朝鮮(中国)の思う壺であるので、まんまと相手の罠に引っ掛かって韓国を見殺しにした場合、本当にその「ツケ」が日本に及ばないかと云えば、防衛的側面からは十二分に有りますし、尖閣以降の沖縄米軍基地問題も同様な視点で見ればよくわかると思いますが、日本を攻める為に沖縄を融解している構図と現在の韓国で起きている構図があまりにも似通っているのは、おそらくタダの偶然ではない様な気がします。
大局を観るのが為政者の役目なので、そのバランス感覚も含めて現政権である安倍首相や麻生副首相には本当に期待をしています。右過ぎず左に媚びず、『日本丸』の舵取りを上手にして頂きたいものです。
でも、彼らに
冷静な視点に立って考えることを促したり理解させようと骨を折ったところで、なかなか上手く伝わらない(被害者意識がハンパ無いので)ことが容易に予想されるので、正直関わりたくないのが本音っちゃぁ本音だったりしますが・・・
と私は思いましたが、皆さんはどのように御感じになられましたか?
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Posted at
2013/07/04 12:46:50