【連投スマソ】武田教授のメルマガより（転載のみ）

この忙しい中、連投してしまい申し訳ないです。

御時間のある方或いはお時間が出来た方だけで良いので、

少し時間割いて読んでみて下さい。

その通りだなと思う人、思わない人、それぞれだと思いますが

実際に右や左を語る前に、武田教授の指摘する事が正論だと

私は思いました。

他所の国で、中道な考えも日本国内だと右翼呼ばわりされて

しまいます。

そういう意味では、まだまだ特殊な国なのでしょうね。

ではでは。





以下、転載します。





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■武田邦彦のメルマガ集中講座
『メディアの錯覚を切る！（４）　反日国家に塩を送る』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


◆日本ほど自国を理解せず、愛さず、反日政策を自国で発信する国はない

戦後の日本には実に不思議な人たちがいて、「日本人なのに日本の悪口が好き
で、日本が貶められると喜ぶ」という性質を持っています。著者は若い頃から
多くの外国の国に行きました。アメリカやヨーロッパなどの先進国、インドネ
シア、トルコなどの発展途上国などかなり広く世界を見てきましたが、「自分
の国を悪く言う」という人はほとんど見つける事はできません。

他国に行くと例外なく、その国の気候、風土、文化、人、歴史などについて誇
りをもって説明してくれます。著者から見るとかなり気候が厳しいところでも、
その中で良い面を強調するのです。「かつて、この国はこんなに強かったんだ」
と戦争の話をするのも普通です。

ところが、日本は国土、文化、歴史など素晴らしい国なのに、余り積極的に日
本の良いところを外人に話すことはありません。もともと学校で日本の神話や
神社、伝統文化、江戸時代のことなどや、明治以来の日本の政治、日露戦争の
輝かしい戦果などについてほとんど教えられていないので、知識がないのです。

著者の知人で若い頃アメリカに行った方が、小さな会合で日本の事を話してく
れと言われて改めて勉強しなければならなかったこと、質問の多くに答えられ
なかったことで恥ずかしい思いをしたと言っておられました。

日露戦争と言えば、白人と有色人種の戦いとしては400年ぶりに有色人種が大勝
した戦争ですから、知識のある外国人なら誰でも「なぜ、日本はロシアのよう
な大国に勝ったのか？」ということが疑問なのです。日本人なら伊集院信管、
下瀬火薬などの技術や丁字戦法を知っていると思っているのは当然です。

また、最近では中国や韓国が「反日政策」をとっています。共産主義の中国が
自由主義の日本に反日の姿勢をとることはまだ理解できますが、同盟国で同じ
自由主義の韓国が反日政策をとっている理由などは外国人はまったく理解でき
ません。日本がなにか韓国に大きな被害を与えているのか？と思っています。

ところが、韓国が反日政策をとっている最大の理由である「従軍慰安婦」とい
うのは、まったく虚偽のことを日本の朝日新聞が一大キャンペーンを張って流
布し、事実を確認しないで宮沢元首相が韓国に８回も謝罪し、河野元官房長官
が虚偽の声明を出し、さらに日本の弁護士が国連に行って”sex slave”という
表現で大宣伝をしてきたという「日本発・反日宣伝」でした。

でも、不十分な英語で外国人にこのことを話しても、理解されません。外人は
「まさか、日本人が日本の悪いことをねつ造して宣伝する」などということは
あり得ないと思っていますので、説明自体が無理なのです。



◆日露戦争の歴史的勝利も知らず、日本人は何を誇って生きているのか

最近でも、沖縄の基地の反対運動をしている人の中に在日外国人がいるのでは
ないかと言われています。沖縄の基地は日本の安全を守るためのもので、さら
に中国が「尖閣諸島を獲る、沖縄も中国の領土だ」と公然と言っている状態で
沖縄の基地反対を行うのは「国防の破壊活動」です。それを在日外国人がして
いるとなると、普通の国ならスパイの破壊工作と同じになりますから、死刑も
あり得ます。

ところが、日本のメディアは沖縄の基地反対の人の中に在日外国人がいるかど
うかも取材せずに、基地反対は日本のためになるという報道を続けています。

著者の専門では温暖化問題がありますが、温暖化問題は「空気の中の二酸化炭
素が増える」ということですから、日本から出ても中国からでても、地球の空
気にとっては同じ事です。

温暖化防止の国際会議として行われた1997年の京都会議以来、2013年まで日本
は温暖化ガスの排出量は11億トンと変わりませんが、中国は30億トンを90億ト
ンに増やしました。日本が温暖化ガスの排出規制を止めてもせいぜい５億トン
ぐらいしか増えないのに対して、中国は60億トンも増やしているのですから、
本当に「温暖化は環境破壊になる」と思っていたら、日本人に節約を呼び掛け
るより中国に言うはずなのです。

事実、アメリカは上院でバード・ヘーゲル決議というのを行い、中国が排出規
制をしなければアメリカもしないと宣言しています。つまり「自国を貶める行
為」は国際的にあり得ないのです。だから、日本が温暖化規制を行っているこ
とを良く事情を知っている外国人は理解ができません。たった10億トンぐらい
を出していてほとんど増えていない日本が、隣にある中国が60億トンも増やし
ているのに、なにも言わないなど信じられないのです。二酸化炭素を規制すれ
ばエネルギーの消費量が増えないので、国は衰退していくからです。

日露戦争の勝利も知らない、ウソの従軍慰安婦のことを自分で宣伝する、自分
の国に住んでいる外国人が国防を阻害しても調べない、さらに自国の経済発展
を犠牲にして反日政策をとっている中国に塩を送るのですから、これを理解す
る外国人がいないことは当然です。

なんでこんなに奇妙な国になっているのでしょうか？　それは日本のメディア
が「日本を辱め、外国を尊重する」ことを第一としていること、それを日本人
が認めていることに尽きます。奇妙な国に住んでいますね。これで子供たちの
時代の日本は大丈夫でしょうか？



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━