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イイね!
2009年05月19日

<単発>Suicaで新旧気動車リレー

一回書いたのに、全部消えた

書くなという天の声か?(゜レ゜)

で、表題。

<単発>Suicaで新旧気動車リレー。
そのままです。
Suicaで気動車という例でも、比較的珍しいかと思いますが、新旧気動車にリレーで乗れるのはもっとめずらしいのではないかと思って、書いてみた。

函館を基点に、長万部、倶知安、小樽、札幌、岩見沢を通って旭川まで直通する函館本線。

このうち、電化されているのは、小樽から旭川の区間。
函館から五稜郭の区間もそうですが、今回は、滝川→札幌→手稲以外は話題に上がらないのでピッとスルーしてください。


電化されている=走るのは電車
はい、そのとおりです。しかし、例外もいくつかあります。

・電化区間のみで完結しない列車
・運用の都合
・電車では供給過剰(短い編成で走れる電車がないとき)

これらのときは、気動車で走らなければいけません。
が、だいたいの列車は電化区間で完結する(そうしないと電化の意味がない)ので、ほとんどが電車です。

そんな中、先ほど言った「滝川→札幌→手稲」のうち「江別→札幌」には、気動車で走る列車が2本続くことが1日に1回だけあり、そこを使って気動車リレーができる、というわけです。
何が楽しいの?はい、よい質問です。

なんていうんでしょう。
おなじカテゴリに位置しながら、まったく違った走りを見せる2本のギャップを楽しむ、という感じでしょうか。
あるいは、普段から入ってはいるものの、ほとんど入ってこない列車に乗ることを楽しむ、とか。
第一走者になる列車が相当古いんですが、そこでおちつくとか。
第一走者になる列車がローカル線用の列車なのに、都市部で乗ってる違和感とか。
ワンマン運転をしない区間なのに、運賃箱や運賃表、整理券の発行設備がある違和感とか。
まぁいろいろあります。


時刻表の一部を抜粋してみます。


赤文字は特急です。
実際の時刻表にかなり似せて書きましたが、滝川の行の上に書いてある「旭川 1900」等は、その列車の始発駅と発車時刻で、レは通過を示します。
今回のプランで、乗車するとリレーになるのは、黄色地にした、934Dと956Dの2本。いずれも各駅停車です。

あ、934Dとか956Dというのは、列車番号というもので、運行列車1つ1つに与えられるコード番号のようなものです。
慣例として、電車ならば末尾が「M」、気動車ならば「D」となっていますが、それだけでさばききれない場合は、ほかのアルファベットも使われます。

リレーにする方法は簡単で

934Dの終点になる札幌までに、934Dに乗る。
札幌以降で956Dに乗る。

こういう乗車形態をとればいいだけ。
SuicaやKitacaを使いたい場合は、934Dに岩見沢以降で乗車することが必要になります。

この2本の列車は、使われる形式が固定されているため、いつでもできます。

以下なんとなく。
--------------------------------------------


第一走者 934D 滝川発札幌行普通 キハ40系2両
昭和50年代の国鉄時代に製造され、全国あちこちのローカル線向けに配置された気動車。
低馬力(220馬力)のエンジン、重たい車体のおかげで、鈍足。
日ごろ見ている電車より、1テンポも2テンポも遅い加減速性能を持ちます。
車内は、ボックスシート(画像は他サイトより)やJNRマークがはいった扇風機など、懐かしい装備が残っています。
1両編成から運転できるため、需給によって長くなったり短くなったりします。
エンジンを載せかえるなど、大規模な延命工事を受けた列車もあり、まだしばらくは活躍する見込み。

個人的に、進行方向窓側の席に座って、窓枠にひじをつき、流れる景色を見るのがちょっと好き。

--------------------------------------------


第二走者 956D 江別発手稲行普通 キハ201系3両
JR北海道が平成9年に導入した通勤タイプの気動車。
室内は北海道の列車特有のデッキがなく、通勤車ならではのロングシートを装備。
在籍数は4編成と少数ながら、高出力エンジン(450馬力)を1両につき2機、合計6機搭載し、さらに軽量ステンレスの車体を採用され、電車と同じダイヤで運転できる。
電車と連結して走ることができる数少ない気動車のひとつ。
3両を1編成とし、最大6両まで連結できる。
製造コストの問題から、4編成が配置された後は導入されていない。

そもそもは、函館本線の非電化区間から札幌への直通列車に充てることを主として開発されたが、現在は1.5往復のみ。


学園都市線電化の記事に載せた動画の解説で出てきた「ウルトラ気動車」とはこれのことです。
--------------------------------------------

これにかかる運賃

札幌をはさんで1区間ずつ乗車するとき
200円(片道)

岩見沢~手稲を乗りとおすとき
1040円(片道)

滝川~手稲を乗りとおすとき(ICカード利用不可)
1790円(片道)

ブログ一覧 | まさかの鉄道ネタ | 日記
Posted at 2009/05/19 10:37:33

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この記事へのコメント

2009年5月20日 6:51
キハ40>
なんか凄く愛着のある車種なんすが…
たしか、コイツの中には心臓を移植され、冷房化改造、リクライニングシート交換という
「大手術」を施され、編成のど真ん中に183とか14系とか組まれて、挙句の果てには
ロングシートに戻されたヤツですね。

>低馬力(220馬力)のエンジン、重たい車体のおかげで、鈍足。
宗谷本線下りの塩狩峠では、その非力なエンジンを全開でブン回して亀のように登っていくわけで…
(ただ、これが萌えるんだ<「萌え」の使い方が違うだろっ)
コメントへの返答
2009年5月21日 4:58
>大手術
たしかその功績をたたえられ、0がひとつ余計につけられ、キハ400となった形式ですね。今は0ひとつとられましたけど。

しかし182と元40が組んでた時代もあったんですね~。

>鈍足
サイトを見ていたら、山線で空転を起こし3km/hまで落ちたなんて話もありました。
毎日見てるときっと飽きると思うんですが、たまに見るのっていいものです。
2009年5月21日 7:53
昔、塩狩峠のある町に住んでいたとき、住んでいた町営住宅の窓から
宗谷本線が一望できるという「鉄」にはすばらしいところで、
毎晩400とか40とか261が通過するのを見ながら一杯やってた⑨です。

>しかし182と元40が組んでた時代もあったんですね~。
それだけではなく、増結の時なんか58までくっつけてましたから
コメントへの返答
2009年5月22日 8:42
国鉄時代の気動車は色々繋げましたからね…

その点で使い勝手の良さはあったでしょうね。



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何シテル?   12/28 20:48
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