札幌市の市章について考える

雪がうざいとか、（道内の他都市と比べて）熱帯夜気味な日が多いとかいろいろ文句はありますが、札幌市の市章は気に入ってます（リンク先は他サイト：リンク先のものは市旗ですが、市章も当然入ってます）。
世の中広いといえども、「★」を市章に取り込んでいるまちは多くないことでしょう。

住民票とか、印鑑証明とか、そういう証明書を取ったりすると、透かしで入ってるんですよね、市章。

解説によると。

外側の六角模様は、6つの花、すなわち雪をもって北海道を象徴し、内側円形模様は「札」の字を表し、さらに○形全体をもって片仮名の「ロ」の字を兼ねています。中央の星型は北斗星にちなみ、北方の意を表すとともに片仮名の「ホ」の字をかたどっています。

とのこと。

明治44年に決められたこの市章、
今から60年前に、市章を改めようじゃないかという案が出たらしいのですが、最終的に市議会で「１票差」で否決され、結局それまであった、明治時代からの市章をそのまま今になっても使っているとか。

その顛末については、札幌市資料館のHPに載ってます。


にしても、否決されたやつ、なんかセンスないなぁ。
今の市章のかわりに、あれが透かしで入ってたら...なんか微妙だもん。