2013年10月10日
What is "WAZE"?
日記として改めて書いたことって、あったようななかったようななので、ちょっと書いてみむとてするなり。(なり?)
どうも、変なオジサンσ(゚∀゚ )です。
いやそうじゃない。いやそう。どっちだよ。
そういうわけで、ま、かるーく説明するのであるの巻。
「waze」とは簡単に言うと。
うぇいず、と読んで
スマートフォン用ナビアプリ(+ハイタッチドライブ的要素込)です。
ナビアプリは、グーグルのナビでいいよーって思ったあなた。
これを使う最大の利点があって。
「地図データはユーザーであればだれでも改正可能」というポイント。
普通はこういうのって、運営なりなんなりが作って、それをユーザーが使うということで、ユーザーとマップ製作者は別々です。
マップ製作者自身がナビアプリを使っている場合は含みませんが。
wazeの一番の特徴は、
「今日いま、この瞬間会員登録した人すら、地図データ製作者のひとりになれる」
ということ。
もちろん範囲制限はあって。
クライアントアプリ(スマホのアプリ)を起動して、実際に移動した経路から半径1マイルの円内。
というのが大原則ですが、走行したり、地図データの制作作業をすることで得られるポイントが一定の数値を越えると、1マイルが3マイルになったり、4マイルになったりします。
1マイルの範囲だった時期に通った区間も、同時に増えます。
ただし、3ヶ月程度走行記録がないエリアは失効扱いとなり、編集権限がなくなります。
もう一度そこに実際に移動すれば、復活させることは普通にできます。
ほか、エリアマネージャーという制度もあって、地図編集画面の範囲を指定して運営に「エリアマネージャーになりたい」と要望を送ると、審査の上任意の場所の編集権限が与えられることもあります。
これも概ね期間は3ヶ月間。
特例中の特例で、オッサンσ(゚∀゚ )みたいに、日本全国の編集権限を付与される、なんてのもありますが、基本的には実走行の半径1マイル(約1.6km)以内、が編集できる範囲です。
スマホを使う移動ログというポイントに目をつけたユーザーさんがたまにやるのが。
「鉄道に乗ってwazeを起動」というもの。
これでも移動したことにはなるので、編集可能エリアになっちゃうっちゃなっちゃうんですが、特段の規制はないのです。でもまぁ基本的には実走行がお約束。
地図制作(地図編集)は、極普通のブラウザで行う形式で、「マップエディタ」と言われています。
実走行の軌跡をたどるときにも使われます。道路があれば、ライン上に再現されて、道路がなかったり、何らかの都合でGPSを受信できなかった区間は赤い破線で表記されます。
で、地図の編集なんですが、その更新は…。
エブリデイ、毎日。ワオ。
…ということになってますが、それは建前で、実際には週1とか、2~3日に一度とかなんですが、それでも、「新しい道路」に対しての対応は、多分圧倒的に速いです。
順調に更新されている時は、(とりまとめの関係があるようで即刻ではないけれど)編集した2~3日後には反映がなされます。
ただ問題点はあって。
地図データの編集作業に、基本的に運営が割って入ってくるということはありません。
日本の場合は、ベースマップ、と言われているものである程度道路の存在はあります。存在がある、というのには理由があって、各種ステータス(一方通行か双方向かなどの道路の進行方向や、道路名など)は基本的に「不明」という扱い。
でもこれ、若干古いデータの使用許諾しか得られなかったようで、旧道がそのままで新道がなかったりという状態。
よって、不足しているデータの補充は全部ユーザー任せ。
クライアントアプリを起動して進行方向が「不明」な道路を走行した場合は、走行した方向への一方通行として処理され、それを改める場合はEditorで編集が必要になります。
したがって、ユーザーが編集しない限り、不具合は治らないということでもあるわけで。
編集者がいないところは、いつまでも編集されない状態になってしまうのは仕様です。
それを補う制度として、エリアマネージャー制度がある、と考えれば妥当…かな。
<ハイタッチドライブ的要素>
カービューの「ハイタッチドライブ」と似ている部分もあります。
手っ取り早いのでこう書いてますが、実際にはハイタッチはできません。ハイタッチしてなんぼ、というアプリではないので。
ですが、ハイタッチドライブにある、自分の位置を公開しながら走る、という走り方はできます。
公開している他ユーザーの動向も見ることが出来ます。
別のユーザーとチャット、なんてこともできる仕様になってますが、停止してやるべきなのは言わずもがな。
<その他特徴>
あとは、基本的には公開ドライブで、IDと自分の位置を他ユーザーに知らせながら走る形です。
最初の100マイル(約160km)の間は、赤ん坊状態のアイコンですが、それを超えると、十種類以上のアイコンから好きなもの(主に気持ち)を表示させることができます。マップ編集を行うと、さらにアイコンが増えます。
ランキング上位になってくると、アイコンに盾がついたり、剣がついたり、あるいは王冠がつく、なんていう形になっていきます。
でも、そういったアイコンを表示せずに走ることも設定次第で可能で、その場合はどこにいるか他ユーザーには誰にも見えない形にできます。
ただ、走行した経路上で速度が特に低い区間があった場合、公開非公開の区別にかかわらず、渋滞情報として情報が他ユーザーに通知されることは有ります。
公開ドライブに設定していれば、ユーザーIDも表示されますが、そうでない場合は名前の表示はありません。
「誰かわからないけどそこを通ったらこんな平均速度でした」としか、他ユーザーにはわかりません。
これはある意味wazeの強みでもあって。
リアルタイム交通情報自体は全体に公開されますが、混雑している道路を外してナビをする、あるいは他ユーザーにとっては先読みができるのでナビ機能を殺していても、そこを回避する経路を組めるわけで。
ある意味「どこでもVICS」とも言えるのかもしれません。
ほか、リアルタイム交通情報の中身は
取り締まり(警察)情報
路上の危険情報(道路陥没・規制情報・事故情報)
があります。
スマホでアプリを立ち上げていれば、リアルタイムでGPSで測位しており、アプリ右下の吹き出しマークを押した時点の場所で発報できます。
で、それをまわりのユーザーに通知するというシステム。
例によって、公開ドライブならばID付きで、そうでない場合は「どこかの誰か」扱いで。
ハイタッチドライブの場合は、公開ドライブしか基本選択肢がないですからそこが違います。
「非公開で、でも情報を拾いながら走りたいし、ナビもできたらいいよね、できれば安く」っていうことになると。
「waze、ステキやん」
となった次第。
アプリの料金は、ダウンロードも会費も無料です。
なお、ためたポイントは換金できません。
あくまでもwazeの世界に限ってのポイント。
ポイントの付き方は、編集、実走行、いずれも種類別の表があって、編集レベルの上下に関係なく、
クライアントアプリ(スマホアプリ)を起動して、1km移動するごとに3.2ポイント
マップ上にない道路をクライアントアプリをつかって自分で引くと、1kmあたり40ポイント
wazeに書き足されたが、実走行での確認が取れていない道路(クライアントアプリ上では・・・・・とドット付きになっている区間を走った…1道路毎に数ポイント~数十ポイント(長さによる)
エディタ上で、地図の編集をする場合は
1つの情報を書き換える毎に、1.5点。
100kmの1本の道路を引いても、1.5点。
もっとも、交差点や分岐などがあれば、そこで道路は分割されますので、たとえ高速道路であったとしても、長くて数キロ程度。
その他ボーナスポイントあり。
ボーナスポイント付与条件はいくつかあって、一番美味みがありそうなのは
「500箇所の編集」をして、その後どこでもよいので実走行し、交差点の先などに出てくる飴玉を食べる。
というもの。
この500箇所の編集は、750と書かれた飴玉がクライアントアプリ上にぽんと出てくる仕組みで、そこを通過すると加点される、というもの。これに関しては、一度切りという加点ではなく、500箇所の編集という上限を満たせば、何度でも出すことが可能です。
で、地元北海道なんですが。
ポイントが100万を越えたミリオンユーザーが少なくとも2人います。
ひとりは、勝手にライバル視してしまった人。
もうひとりは、…手前味噌ですが、オッサンσ(゚∀゚ )です。
御存知の通り、ろくすっぽ外出していませんが、編集で結構頂きました。
で、走った時にボーナスポイントをガッツリ回収。
とりあえず概論はこんな所ですが・・・おわかりに成りましたかね…?
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waze | 日記
Posted at
2013/10/10 02:30:06
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