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2020年11月23日 イイね!

B6 バルブSP測定&バルブ周辺の測定

B6 バルブSP測定&バルブ周辺の測定昨日、途中で気付いたバルブSPの測定間違い
INT側とEXT側はバルブ突き出し長を合わせてもらったので、SPセット長は同じになるはず・・・これはその通りかと。
そこで、INT側と同じセット長だからEXT側もそれと同じように40.3mmに圧縮された長さを測る訳で、別の治具を使ってSPを規定の長さに合わせたたうえでダイヤルゲージがINT側と同じ指針値を指すかと思いきや・・・違うじゃん・・と。

カムリフト時のSP圧縮量+簡易テスターの内部圧縮量を基準にしてバネ荷重を記録してる。暇な人は昨日の測定風景みて笑ってくだされ!

そんな訳で今日は周りにあるガラクタ?を使って測り方を変えた。
今度はSPの圧縮量を測ってるよ。
残念ながら今日は用事があって全て測り終えなかった。
B6とBP用ではバルブ全閉状態のセット荷重は大差ないけど、フルリフトさせた時に差があることを確かめた。まぁ巷の情報から想像通りでした。
数値は今度元気があったらUPしようと思う。

11/23時点で整理すると・・
・BP用
 ○カムリフト時でもバネレートが高いので許容回転数の限界を上げられる
 △バネレートが高いのでリフト時にB6用に比べてフリクションロスが増える
 △シートリングのへたりはB6用に比べてレートが高い分早いと思われる
 ×現状は手持ち8個しか無いので荷重を揃えることができない

・B6用
 ◎きっといっぱい出てくる(笑)ので選別して荷重バランスがとれる 
 ○BP用よりもレートが低い分フリクションロスを抑えられる
 ○シートリングのへたりはBP用よりレートが低い分少し抑えられる
 ×BP用よりもバネレートが低い分許容回転数が下がると思われる

その他、
 ・ノーマルのHLAを廃止してソリッドリフターになるから、バネ上重量が軽い。
 ・+1mmBIGバルブはINT/EXTともB6ノーマルと重量は変わらない。
 ・今まで10.3mmリフトを使った事がないのでカムプロフィールに対するバルブ追従性が予想できない。

面研依頼中に答えを出そう・・自信ないけど。


SPの測定以外に簡単に測れる項目としてバルブ突き出し長を測った。

前書いた突き出し量の偏差はもう少し正確に測ったら・・INT/⊿30um  EXT/⊿60μm だった。 
とはいえ十分じゃなかろうか!リフター単体の入れ替えで吸収出来るかと。

あとはバルブガイドのガタつき

全てベリリウム鋼にて打ち替えてもらったヤツ!(いろんな意味で鼻血が出そう
今回はINT側だけ測り、全て概ね70μm程度のガタだった。
前よりガタが少ないのに滑りはイイ!これは楽しみだ!
今度EXT側も記録しておく。


チューニング&楽しい悩みは尽きない

Posted at 2020/11/24 01:00:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2020年11月22日 イイね!

B6 圧縮比検討&バルブSPの課題

B6 圧縮比検討&バルブSPの課題今日はまずヘッド面研量を決めるために燃焼室の形状寸法取りから
昨日の測定で現状の圧縮比=10.44と出た。




狙う圧縮比は11.7 微妙でしょーチキンなもんで。。
キャブなんだから 最低12台逝けよーっ と聞こえそうだけど、万が一ヘッドを歪ませてしまった場合の修正研削代を残そうという保険的な意味合いが強いです。 

・現状のピストンTDC燃焼室容積=45cc
・11.7になるヘッド燃焼室容積=Xとして
・X=行程容積425cc÷(11.7-1)=39.7cc

・目標面研量は45cc-39.7cc=5.3cc分


冒頭の写真は歪な形状から容積を調べるために環を型どりしている訳だ。
何か都合の良い線材ないかなーと探したらありました Cat6のLANケーブル。
これなら細くて単線だし癖がつきやすいから良いだろうと。


環っかを開いて243.3mmだから・・・φ77.4mm相当
・Π*(77.4/2)^2*面研量Y*0.001=5.3cc
・Y=1.126mm研削して5.3cc削減
・1.126mmなんて指定したらきっとダメだから1.1mmとしよう。
・面研量Y=1.1mmだと5.17cc

一応まとめ
・燃焼室容積=42cc-5.17cc=36.83cc
・φ80.5/t0.8mmメタルGK容積=4cc
・MAHLEφ80.5ピストントップ容積=1cc
・ピストンTDC燃焼室容積=36.83+4-1=39.83cc
・行程容積=425cc

圧縮比=(425÷39.83)+1=11.67 (12/27訂正)
途中ガスケットとピストンTOPボリュームの事を忘れて計算合わなくて固まったからな・・わざわざ計算過程を残したのは自分のためさー。



次はずぅっーーーとっ棚上げしてたバルブSPを何使うか
まぁサボってた訳では無くて、シートカットしてからでないと確実じゃないから。
加工依頼中にCAD上で作図したらばバルブ閉じでSPセット長40.28mmだった。
今回はTODA製の10.3mmリフトを入れようとしている訳で・・・
希望はフリクションロスを増やしたくないのでB6ノーマルを使いたいけど際どい。けれどもサージングやらジャンプ・バウンズも怖いからレートからB6用で適切かと問えば悩む。よく言われるBP用?MSダブル? 

ここは許容回転数に関わるから慎重に決めたいところだけに、SPの共振周波数やらカムプロフィールスピードなど次から次へと要素がいっぱい。
そして調べても腑に落ちない(笑
こればっかりは自分の経験が浅いのが悔やまれる。回転数は当初目標にしていた8500rpmは諦めかと。 経験上B6ノーマルSPで、軽量なソリッドリフター7800rpmはたぶん問題ない。
そんな訳で悩んでても進まないので組んでみた。
 
↑これはB6 INT用オーバルを組んだ状態(純正構成で本命)
10.3mmフルリフト時のSP線間を確認中。プラグギャップゲージの0.7mmが入った。


↑次にBP用 同じくフルリフト時 
こちらは意外と線間の隙間がせまく0.35mm ギャップゲージでは入らない

意外だった。 SP単体で線間密着の余裕度を測った時はB6用よりもBP用の方がいくらか広いはずだったんだけど・・・


でもってSPを外して即席のテスター?でバネ特性を測った。
(この写真の方法は間違ってる!この時は測定方法のエラーに気付いてない。)

ヘッドに組んだ時の全閉じギャップと同じ幅になるようにSPを圧縮して、この時のSPの全長を測ると・・・40.3mm! 
CAD上の寸法と整合がとれて嬉しい。当たり前なんでしょうけどね(笑


この後、B6用のINTを13~14本程度圧縮量に対するバネレートを測って、今度はEXTだー と測定し始めて可笑しいことに気づくのだった(@_@;;


チューニング&勉強は続く


 










Posted at 2020/11/23 01:27:56 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ
2020年11月21日 イイね!

B6ヘッド燃焼室容積測定&合わせ

B6ヘッド燃焼室容積測定&合わせいやー はやいものでもう11月も中旬だよ

内燃機屋さんからヘッドの加工が上ったとの連絡で仕事帰りにいそいそ引き取ってきた。
+1mmのBigバルブもちゃんと燃焼室に収まって良い感じ。
すぐにバルブステムエンドの突き出し量を測る・・・
結局この突き出し部分の調整代はコストの問題(ほとんどそうだろう)で燃焼室側のシートリングに対するバルブの沈み込み量で合わせてもらった。

沈み込み量の指定値については本来もっとバルブをカム側に沈めたかったけど、手に入るクリアランス調整用のシムの設定を考慮して決定した。
シムはマルハモータースで売っているB6専用のキャップシム(2番目に薄い1.30mm)を想定しての値。
シム設定のある最薄は1.25mmだが調整代が無くなる恐れがあるのでやめた

で、各々のステムエンドの突き出し長は・・・?
結果はIN/EX共に揃ってる! 44.2mm±10u やはりプロだわね。
さらにバルブフェース面の当り幅だって希望もあるんだから、自分で依頼しておいて何だけどよく一般シロウトの加工を引き受けてくれたもんだ
おやっさん感謝!

そして今日、燃焼室容積を測った。

Bigバルブを使うためにヘッド前後方向(シリンダースラスト方向)のバルブ壁面マスクエリアを拡大したので、ノーマルヘッドよりも燃焼室容積は大きい。

各燃焼室容積の測定結果
#1 41.3cc
#2 41.9cc
#3 42.0cc
#4 41.3cc
元々の鋳型のバラツキとか、セット長合わせのためにバルブ沈み込み量だって微妙に違うし、手加工でマスクエリアを拡大したのだから、容積が違って当然だわな。むしろ揃ってる方なのかも?
燃焼室容積のボリューム合わせは数少ないチューニング代なんだから当然修正する!

燃焼室#1と#4について、スラスト方向の壁面を修正拡大した。
恐る恐る容積を測り直すと・・・#1=42.0cc やった! #4=42.1cc まぁこんなもんだろ(苦笑)

仮にこのままEgを組むと圧縮比は・・・と云うことで計算してみた。
・燃焼室容積=42cc
・φ80.5/t0.8mmメタルGK容積=4cc
・MAHLEφ80.5ピストントップ容積=1cc(マルハ公表値)
ここまでで ピストンTDC燃焼室容積=42+4-1=45cc

B6エンジンストローク83.6mm/ボア80.5mmとして行程容積=425cc

圧縮比は・・(425÷45)+1=10.44 当然このまま組む気はない(笑

すでに内燃機屋さんにはヘッド面研分も支払ってあるので指定値を算出するんだがここで一つ課題が・・
ヘッド燃焼室の面研削部分の形状はイビツなリンゴ型! 少なくともここの環に相当する面積を割り出さないと指定値は決められないねぇ・・・。
はい、明日(あ、きょうだ)ここの面積を測ろう。


チューニングは続く



Posted at 2020/11/22 01:03:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

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ロードスターNA6復活! 普段の移動はアクセラHV 妻はCX-30(M-HV) MAZDAが大好き。
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