
十数年前から毎年恒例になっていた
初詣には和服でお出掛けする私も
ココ四年程諸事情の為お休みしておりました
来年は久方ぶりに出掛けようかと思います。
で其の為の"虫干し"でゴザイマス。生憎の曇りですが致し方ありません(^^;
↓コチラは、母方の祖母が父の為に仕立てた紬のアンサンブル。
真黒に見えますが深い藍色です。

父の形見です。着なくなってもコレだけは手放せません。
父はがっちり型(だったハズ)、私は細身と体格も背丈も違う為
十数年前に呉服屋さんで仕立て直して貰ってあります。
男物はその人に合わて仕立てますが、一旦バラして再仕立てできます。
究極のリサイクル。どんなにボロになっても捨てるところもありません。
昔の人はスゴイです。
元々が古い物だったので額裏も新調してあります。

長襦袢はその昔完全新調。柄はお揃いです(^^

長襦袢はコレしかありませんw
半襟は黒→紺→明るい灰色といろいろ変えてきました。
黒や紺は一般的過ぎるし真っ黒に見えるのと
アクセントとして変化を付けたかったので↓帯の色に合わせてみました。
この畳皺を延ばす為にもハンガーに吊るします。
で、コチラは自分で仕立てて貰った物。
画像では表現できないキレイな光沢の黒鉄色です。

安物ですし亀甲ではありませんが一応大島紬です(^^;
薄地で軽く、歩くたびシャラシャラという音が気持ちイイです(^^)
コチラの額裏は

ちょっちワイルド系(笑)
帯はコレ↓

?もう一本あったハズ…
帯の締め方は母から教わりました。その時ウチの母はスゴイと思いました!(笑)
小豆色の方は綴れ織りという製法のちょっちお高い帯です。
色目もキレイで気に入ってマス(^^;
この二本、どちらの着物にも合わせられるように選んでみました。
ブルーグレーの方に合わせて長襦袢の半襟と色身を選んであります。

↑コチラとコチラ↓

その日の気分やTPOに合わせて使い分けます(^^)
で、小物関係も

足袋、下駄、中帯、肌着…あれ?雪駄と下駄と草履があったハズ…???

羽織紐、合財(がっさい)袋、帯とお揃いのお財布に
…もう一個羽織紐があったハズ…?????
ゴールドのヤツは派手過ぎて使った事がありません(爆)
カワイイヤツは半襟と色目を合わせてあります(^^v
組み合わせるとこんなカンジ↓
たいていの物は揃っておりますから、いつでも着る事ができますが
こうして眺めていると、もうちょっと丈の長い羽織が欲しいとか、
カラバリ揃えて着回したいとか、袴も穿いてみたいとか
いろいろ欲求が出て来ちゃいます(^^;
トップ画像の本は和服を着るようになってしばらくしてから買った物。
もうボロボロですがワタクシのバイブルです。
それまでは母に頼んで畳んでもらっていましたがその母もすでに他界しており、
未だに畳み方はコレを見ないと分かりません(^^;
ワタクシも もうちょっと体系的にも人間的にも
貫禄が付くと和服も似合うと思うのですが、
人間的にはまだまだまだまだ時間が掛かりそうです(^^;
それまでにはカッコ良く着こなせるようになっておかなければ!!
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Posted at
2011/11/09 11:37:11