Aピラーからのビビリ音対策
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
4月に納車されてから半年たち、あちこちでキシミ音やビビリ音が気になってきました。夏ごろには、前席左右ウインドーからビビり音が出ていましたが、それはいつの間にか収まり、現在一番気になるのは左右Aピラーからのビビリ音。何かに共振しているらしく、粗い路面の振動を連続的に拾ってビリリリリっと鳴り続けます。
コツコツ叩いてみると、エアコン吹出口の横あたりがカタカタ言います。ちょっと音質は違うのですが、なんとか対策してみたいと思います。
2
まずエアコン吹出口にはまっているグリル。少しだけガタがあります。これが原因ではなさそうですが、とりあえず出来ることはやっていきます。
薄いスポンジシートを貼りつけて隙間のガタ取り。本当は一か所だけで効果はあるはずで、こんなに貼る必要はありません。しかしその一か所を特定する手間暇が面倒なので全体に貼っています。片方はグリル側に、片方はピラー側に貼っていますが、特に理由はありません。
ちなみに使用したのは、カメラ補修用のモルトプレーン。いろいろな厚さのスポンジシートで、糊付きなのでとても便利。
3
Aピラーは上端から引っ張るだけで簡単に外れますが、注意すべきFAQは、一番上のフック。ラジオペンチ等で90度回さないと外れません。文章だけではなんのことかわからないと思いますが、実際に作業してみるとすぐ理解できます。難しいものではありません。エアバッグが作動した時に、Aピラーが乗員に突っ込んでこないための対策と思われます。
Aピラー側で振動の出そうな部分を探してみます。
ダクトの取付を一番疑っていたのですが、ここはほぼガタ無し。
それより、車体に取り付ける爪のうち1個が、なぜかパーツ数が少ないことを発見。白い樹脂製のU字型した嵌合部品が、左右ピラーともはまっていません。理由は分かりませんが、ガタが出そうなところなので、住宅建具用の隙間スポンジテープを貼りつけておきます。
4
Aピラー内にはレーダー探知機とドラレコの電源配線も通しています。新車で移設時に手抜きしていたものを、養生していきます。カプラーにスポンジテープを貼り、既存の配線にテープで巻き付けて、ビビりが出ないように固定。
5
Aピラーボディ側で、一番雑音の発生源となりそうなのがここ。この白と赤のパーツは、エアバッグのアンカーボルトをカバーしているものです。ここ触っちゃダメという意味のパーツなのですが、ちょっと触るとカタカタ盛大に音を立ててくれます。雑音対策はまるでされていません。
スポンジテープを遠慮がちに貼りつけ(写真6)、まさかとは思いますが、このパーツの対面にくる、エアコンダクトの側面(写真3)にもスポンジシートを貼りつけておきます。
6
その他、Aピラーをはずしたついでに、叩けるパーツは片っ端からコツコツやって、当たり音のしそうな隙間にはスポンジを詰め込んでいきます。
結果ですが、これでビリリリリという連続共振音は消えました。
通勤の高速で、毎日同じ路面を走るので、はっきりとわかります。
おそらくアンカーボルトカバーの赤白パーツが、最大の発生源だったのでしょう。
それ以外にもまだ細かい音はあちこちから聞こえてきますが、とりあえず一番目立つビビり音が消えたので、段差などでも静かになり、ボディ剛性が上がったかのような錯覚を起こします。ビビり音は個体差があると思いますが、同じような症状の方の参考になれば幸いです。
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