冬のソウル☆食事編
投稿日 : 2010年12月27日
1
どこへ行っても食べ物は大きな楽しみですが、特に韓国旅行は食を抜きに語れません。2泊3日、わずか数回の食事で何を食べてくるかは、重要なポイントです。ということで今回は食事編。
東大門総合市場の西、いきなり濃い路地に突っ込んでいきます。同じ種類の食堂がかたまっているのが韓国の特徴。
上の写真は焼き魚屋通り。表で焼いていてメチャクチャいいにおいをさせてますが、ここは次回来ることにしてよだれを垂らしながら通り過ぎる。下は目的地のタッカンマリ(鶏鍋)通り。
2
タッカンマリは鶏一匹という意味で、ご覧の通り丸ごと鍋。地元民はハサミで器用に切り分けていますが、我々観光客はオバチャンにお願いして分解してもらいます。
見た目は水炊きですが、出汁にはニンニクがたっぷり。ネギ、ジャガイモ、トッポギ(餅)、キムチなどと一緒に煮込み、唐辛子味噌・しょうゆ・酢・マスタードのたれでいただきます。
ただの水炊きと思うなかれ。鶏ってこんなにおいしかったのかと思う味わい。昼間から焼酎をやりながら二人でぺロッとたいらげて、最後はククス(固めのうどん)で締めるともう満足度120%!
3
食事の間には、市場を歩き回りながら屋台でおやつを。
屋台にはたくさんの種類のスナックがあって、定番から現われては消える新商品まで様々。写真は、冬の定番ホットク。トウモロコシ粉の生地にハチミツ、クルミ、ゴマなどの餡を包んで揚げたもの。かぶりつくと甘くて熱い餡が飛び出してきて、ヤケドしそうになるのをフーフーいいながら食べるのが冬の韓国旅行。
ここは南大門市場の行列が出来る有名屋台で、ちょっとかわった海鮮&野菜餡のピロシキのようなホットクが売りです。
4
こちらは、どのガイドブックにも載っていてTVの取材でもおなじみの、南大門市場の食堂通り。アジュンマ(おばちゃん)の日本語客引きも慣れたものです。
両側にずらり並んで、もう引きずり込まれそうな勢いで、初めて行くと向こうまで通り抜けられるのだろうかと心配するほど(笑)
5
屋台と言ってもこんなしっかりした作りのもあります。
大通りの鋪道にキオスクがあって屋台の食べ物も売っている、という形態。キンパプ(韓国海苔巻きは酢飯ではありません)、玉子焼き、練り物、オデン(韓国語でもオデン)など。
日本と違うのは、オデンの出汁を飲んでもいいところ。
6
スナックあれこれ。
上はデパ地下で買ってきたケーキのような餅菓子。甘さ控え目で、いろいろな豆や穀類の彩りと味を楽しむもの。出来立ては温かくて柔らかいので、ご飯の後でもついパクパク食べてしまう。
下左、屋台の巨大シュークリーム。全部クリームが詰まっていたらどうしようかと一瞬びびりましたが大丈夫でした(笑) 下右、17茶(爆) どれが1つ多いのかは不明。ふつうに香ばしくておいしかったです。
7
家でもよく韓国料理を作りますが、家庭では再現しにくいものもあります。そのひとつがこれ、カムジャタン。
豚の背骨を、ジャガイモ、青菜などと一緒に煮込んだ辛い鍋、と書くと??と思いますが、骨から出た出汁と、骨についた細かい豚肉の味わいが絶品。これまたチャミスル(ジンロより甘くて柔らかい韓国焼酎)をやりながら骨にかぶりつき、頭のてっぺんから汗が噴出す頃には体もすっかり温まっています。食材を無駄なく生かす知恵ですね。
そして締めのポックンパプ(焼飯)。韓国海苔と胡麻油の香りで、もうお腹一杯で入らないと思っていたのにバクバク食べてしまいます。
8
韓国では朝食もホテルでは食べません。ツアーでも朝食はついていなかったりします。ふつうの洋食ビュッフェで1食つぶすのはもったいない。
ということで朝食の定番。上が粥、下はソルロンタン。粥はアワビの入った高級品もありますが、焼肉並みの値段なので、野菜粥とか食べてます。甘くて黄色いカボチャ粥も面白いです。
ソルロンタンは、牛骨出汁の肉が入ったスープに、ご飯やキムチを入れて食べるもの。牛エキスたっぷりの白いスープがおいしくて、いつも最後の1滴まで飲み干してしまいます。
これらの店は朝から開いているので、日本人観光客がいっぱい。旅の最終日など、お粥を食べながら「楽しかったね~」と語りあうのがいつものパターン。
ということで、次回は旅の思い出☆観光編。この次も、サービスサービスゥ!
タグ
関連コンテンツ( 韓国旅行 の関連コンテンツ )
関連リンク
おすすめアイテム
[PR]Yahoo!ショッピング