1/43 スパーク ポルシェ 924 カレラGT #4 L・M1980
投稿日 : 2010年07月26日
1
ということでFRポルシェの続き。
ポルシェが924で初ル・マンチャレンジとなった1980年の参戦車両。
GTPクラスに参戦し6位入賞を果たしたマシンです。
レギュレーションが複雑難解でありながら、参加台数も多く非常に盛り上っていたこの年、GTクラスでの市販車改造マシンとしては最上位で他2台も完走を果たしました。
2
後ろから。
この前後ブリフェンがカッコよすぎます!!
924ターボをベースに前後ブリフェンで武装、という事で924が埋もれています。
この時代はこういった市販車に皮を被せた正にシルエットといえるマシンが多かったので、市販車改造というコンセプトが判りやすかったです。
3
横から。
ヴァイパーやコルベットにも対抗できそうなぐらいコークボトルなデザインです。
しかし流石スパーク製、完成度は非常に高くまた各部のディティールが本当に細かいです。
ルーフ上の識別灯や各部の細いマーキングラインなど完全に決定版といえる完成度です。
4
ここからは比較①。
市販車の924と。
もはや違う車といってもいいぐらい形が全く違います。
市販車のリトラに対し固定目になったフロントマスクや、1.5倍近く広げられたバーフェンなど迫力満点です。
5
後ろから②
ただこうして後ろから見ると見事なぐらい埋もれているのがよく判ります。
こうして比べるとミニカーメーカーによる差もよく判ります、立体的で実車に忠実なミニチャンプスにぱっと見の正に本物感があるスパーク。
どちらも完成度は高いです。
6
比較③
市販車とそのベースとなったレーシングカー。
このカレラGTをベースに市販車の924カレラGTが市販され後の944へと繋がっていくわけです。
といってもエアダクトの有無や、バーフェンの形状など結構ディティールは違います。
7
続いては1980年のル・マン出場車と。
最初に「GTクラスでの市販車改造マシンとしては最上位」と書いたのはこの年のル・マン、レギュレーションが複雑でGTクラス優勝を果たしたのは隣に写るベルガカラーのロンドー。
といってもこのロンドー、後ろのle PointカラーのマシンはGr.6として出走し総合優勝。
う~~~ん文献が乏しいので判りませんが何故ロンドーがGTクラスで出走できたのでしょうか?
8
最後は1980年ル・マン集合写真。
実は自分の中でもこの1980年前後のル・マンは出走車のバリエーションが豊富で大好きな年代の一つです。
Gr.5、6にGT、IMSAとバリエーション豊富です。
この中でも写っている512BBLMなんかは特に大好きです。
Gr.Cが誕生するまでのこの間いろんな意味で迷走はしていましたがいいマシンが多いです。
タグ
関連リンク
[PR]Yahoo!ショッピング