ジェネレータベルト交換

ジェネレータベルトの背面が、ほつれているのを発見。

このベルトが切れると、ジェネレーター(発電機)を回すことが出来ないので、やがてバッテリー上がってエンジンが止まる。

とても大事なベルト。

ベルトを外すには、ジェネレーターのプーリーの切り欠きに、マイナスドライバーなどを差し込み、プーリーが回らないようにする。

マイナスドライバーを差し込んだ状態。

この状態で、プーリーのナットを緩める。

ナットを外すと、片側のプーリーとベルトの張りを調整するシムが外れる。シムは真ん中に4枚入っていた。ナット側にも何枚か入っている。

これでベルトが外れる。

プーリーのフェイス面のサビや汚れなどを綺麗にする。

フェイス面が荒れていると、ベルト側面の摩耗が早くなるし、プーリーの滑りも起こりやすくなり、良いことない。

摩耗したベルトはコンチネンタルの韓国製、今回はコンチネンタルの中国製を使用した。

他にもルーマニア製やドイツ製もある。

品質の違いはあるのだろうか？
まあ私はこだわらないので良いが。

調整用のシムを真ん中2枚にして一旦ベルトの張りを見てみることにした。減らすとベルトは張る方向、増やせばゆるむ方向の調整になる。

ベルトをかけ、外したプーリーをシャフトに通したら少しナットを締め込み、手でプーリーを何回転か回してベルトがちゃんとかかったことを確認する。

ベルトのかかりを確認したら、ナットを締め込みベルトの張りを確認する。

本当は基準があるだろうが、私は手でベルトを押した感覚で確認している。

一応私なりの感覚を書いておく。
ベルトを指で内側に押してみて5mmほどたわむくらいで調整している。おそらく少し張り気味なんだが、馴染んで緩くなってちょうど良いところだと思う。
今回はシムが2枚だとキツイと感じたので、3枚にして様子を見ることにした。