【調整】ガイドピン抜き

FK8/FL5ではお約束？のガイドピン抜きに寄るフロントキャンバーの追加確保。

早速やってみました。

ガイドピンの抜き方は色々あると思いますが、DIYで手頃に行いたい人は以下手順が楽だと思います。

このガイドピン、”スプライン”と呼ばれる縦筋が入ったピンなので、車両に対して真上に引っ張れば抜けます。

引っ張る工具なんて持ってないよ！って？そんなの要りませんヨ。

用意するもの
・養生テープ
・14mmのソケット＋ラチェット またはメガネ(ギア)レンチ
・厚みのあるワッシャー数枚（サイズは2つあるといいかもしれない）
・ゴムハンマー

ワッシャーは以下のような寸法だといいかもしれない。
・内径12.8mm以上あるものを10mm以上くらい
・内径11mm以上あるものを4mm以上くらい

厚みが足らない分はワッシャーの枚数を重ねて誤魔化せばOK。

後で記述しますが、ナットは買わなくてもOK。もちろん買ってもOK。M8くらい？サイズは厳密に確認してないです。

1.一番下（ボディ面と触れるワッシャー）のワッシャーに養生テープを貼りボディーに傷がつかないように配慮する。

2.養生テープは十字に適当に切り目を入れればガイドピンを通せるはず。

3.2種類のサイズのワッシャーを重ねてガイドピンに通す

4.サスペンションを止めてるナットをどれか１つ緩め、ガイドピンを締め込む。

え？と思うかもしれないけど、サスペンションを止めてるナットがそのままガイドピン抜きに使えます。

5.ガイドピンのスプラインは1.5mmくらいなので少し締め込めば比較的すぐに抜けます。

6.抜けた後にガイドピンとナットが噛み込んでしまった場合は、もう一度ガイドピンをサスペンションに差し込みゴムハンマーで軽く叩いて嵌め直して回すと簡単に緩みます。

7.必要に応じて再度ワッシャーを重ね（場合によっては追加し）て、再度ナットを締め込むとガイドピンとナットの嚙み込みを抑えつつガイドピンを抜く事が出来ます。

8.基本的には左右とも同じ手順でガイドピンを抜く事が可能です。

■注意点
ガイドピンを抜いてストラット（サスペンション上部）のナットを緩めるとスコッ！とサスペンションがポジ側に起きます。

当たり前の事ですが左右両輪上げてないと手力では絶対にネガ側にスライドさせることが出来ないため、調整時は両輪持ち上げてウマかけして、力がかかってない状態にしましょう。

キャンバーを調整する事でトーがズレます。多分トーインになってるはず。必要に応じて調整しましょう。アライメントがズレる事が嫌な人は絶対にやるべきではないです。キャンバーを諦めるか、アライメント調整の出来るお店に作業を任せましょう。

何かしらの効果があるかどうかはわかりませんが、ガイドピンを抜いた部分に埃やゴミが貯まらないように養生テープを貼って塞ぎました。この辺はお好みで。

文字で表すと難しいので、後ほど画像差し込み予定。

計ってないけど、僅かにキャンバーが付いた気がします。実走が楽しみです。