行けなくなってしまったSUGO残念無念。
でも、強化クラッチに交換したのでした! いや、またもやPAYAさんに作業してもらったので、
交換してもらった!って表現が正確だぁ~。
無限のLSDを組んでもらった時と同じく、2柱リフトのある!!! PAYAさんの先輩宅に急行!
早速、作業開始! でも、助手席側のジャッキアップポイントが腐ってボロボロのうちのASは、
そこで車体を支持すると、めり込むんです。
(早くここだけは修理しないと!と思いつつ、早、4年。腐りの進行(侵攻)と水の侵入(浸入)だけは防ぎたく、完全にサビ止めと防水処理だけはしてあります)
な訳で、足の付け根辺りをジャッキアップポイントに。
やっぱ後期型に比べ前期型ボディーはひどいですよね。
防錆処理も前期型は手塗りだったとか。後期型はアニオン、いやカチオン電着塗装とかで、ボディードブ漬けだから前期型より断然いいですよね。。。
そんなんで、車高もベタだし、クラッチ交換の実作業に取り掛かるまでに、かなりの時間を要してしまうのでした。いつもながら、余計なお手数お掛けしました、PAYAさん。エライすんませんでした。
あとはこういう作業に手馴れてるPAYAさん、テキパキ、サクサクと作業をこなしちゃいます。
私なんか手伝おうとしても、足手まといになるだけで、手も足も出せず、周りをうろうろ、タバコプカプカ、
ジュースゴクゴク。なんじゃそりゃ!!!???
作業をしてもらってるっていうのに、なんちゅうーこっちゃ!状態でした。
どんどん作業は進み、、ケブラーだか、カーボンファイバー、銅配合のだったかの強化フリクションディスクと、
見るからに押し付け力ありそ~なプッレシャープレートを取り付けたのでした。
レリーズベアリングもセットに同梱されたのですが、アメリカ製BRG.って事で、やっぱBRG.宇宙一は日本製だよね ってことで、&、今まで使ってたのが問題なかったので交換なし。
さぁ交換作業終了! 青色のプレッシャープレートの横に見えてるのは作業してくれてるPAYAさんの黄金の腕です!
じゃ、エンジン掛けてみましょっか! セルを回す! れれ?掛からない。。。
あっ!点火系16Vユニットの結線忘れてた。はぁ これが唯一無二のミス、しかもしでかしたのは勿論PAYAさんではなく、私!!! はぁ お恥ずかしい。
結線も終わりエンジン掛けたら、一発でバビューン!
クラッチ踏力も全く問題なし。今までが手応え、いや足応えなさ過ぎたですよ。
今回は強化したにも拘らず、適度な足応えの感触で、重くなり過ぎてなく、これなら頻繁にクラッチを踏む場面でも何ら問題ないです。
じゃ、2柱リフトからAS出しましょう!
バックオーラーイ!
スルスルとバック完了。
クラッチワイヤーを調整して、じゃ試乗行ってきま~す!
あれれ??? 今度はギアが入らないよ。全然入らない! バックにもフォアードにも入らない・・・
ギアの刃先が擦れ合う、イヤな異音だけ。。。クラッチ切れてないよ。
ワイヤーか??? いや、ワイヤーも切れてないよ。調整代ももう限界に来てる。。。
2人してガックシ。。。 交換しなかったレリーズベアリングが原因? 考えられるのはそこしかないよ。。。
でも、PAYAさんが以前強化クラッチ入れた直後、ワイヤーがダメで、やはりクラッチが切れなくなった事があったそうな。
と言う訳で、まずはクラッチワイヤー交換する事にしました。
でも新品はもう売ってないし・・・
その日は、PAYAさんの先輩宅にASを休ませてもらい、
私は何故かその先輩宅に置いてあった、PAYAさん所有のロールバー入りロードスターをお借りして拙宅に帰りました。。。
ロードスター(1600cc)って、こんなに馬力なかったのね。。。初めて乗ったけど、非力さに感動。
遅過ぎさに感動しました。お借りしといてこんな事言ってスティックいや、バチが当たるよね。ごめんなさい。
でもスタイルバツグンだし、フロントノーズ長めの古典的スポーツタイプ車ってとこにも感動。
ライトONでリトラがガバッと開いて、前方視界にこんなに現れるとは! これ好きくない。。。ごめんなさい。
次の日、10台近くのバラスポが死んでる、知る人ぞ知る工場にお邪魔して、ASの廃車からクラッチワイヤーを譲ってもらいました。
喜び勇んでPAYAさんの先輩宅に遅いロドで鈍行し、ワイヤー交換しました。
PAYAさんは仕事だったので、これは私自分でやりました。 なんだやれば自分で出来るジャン!
クラッチワイヤーくらい、誰でも出来るよ、自慢すんなよなぁ って感じですかね。。。
外したワイヤーと譲って頂いたワイヤーをじっくり観察したら・・・
寸分違わず一緒。
ワイヤーも伸びてないし、勿論タイコもきちっと付いてるゾ!
アッ!一箇所重大な違いを発見! これは昨日のうちにPAYAさんがいち早く気付いていたことなんですけど、ワイヤーの引き代を調整するダイヤルが走行中に勝手に回らないようにストッパー的役割をするボッチが付いたゴム製のプレートが、劣化?してグシャグシャになってました。
ボッチのとこだけは生きてたから、エンジン積載状態で上から見下ろしても全く分かりませんでした。
で、とにかくGETしたワイヤーに交換したら、昨日のクラッチが切れなかったのがウソのように、
何事もなかったかのよう、普通に繋がり普通に走れました。。。
チャンチャン。
強化クラッチに交換前、今まで時おり滑ってたのは、このゴムがグシャグシャになってたせいで、
クラッチを踏んで、その後ペダルから足を離してもクラッチが100%密着してなかったせいなのかもしれません。
時おり滑ってたとお思ったら、突然ガツンと繋がる現象があったのも、なんとなくこれでうなづけます。
帰り道に、幾度となくクラッチのフィーリングを確かめましたが、全く以って完璧!
当たり前ですが、若干クラッチが繋がりきれてなかった状態の時に比べ、
でもそれでも十分に鋭い加速でしたが、より一層ダイレクト感が増し、加速もより一層鋭くなったのでした!
1速、2速でトルクピーク若干手前の回転数を維持しといて、そこから全開加速を何度もしても、
ビクともしませんでした!
踏力も気にならず、返って適度な踏み応えが出て、またまた運転が楽しくなったのでした。
PAYAさん、いつもいつも本当にありがとうございます。
また今回の件では、私のメンテ不良から、いらぬお手間を取らせ、またご心配をお掛けし大変すいませんでした。。。反省しきりです。。。
ところで珍種のASの画像見てもらえたでしょうか?
PAYAさんの先輩宅のリフター付き軽トラです!見事にASでしょ!!!!???