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JY@1.8nのブログ一覧

2023年08月29日 イイね!

ユーノスロードスター再購入記6 付 後付けできないもの

以前に「どのグレード、年式を買ってもパーツは後から換えられる」と書きました。
しかし実は後付けがほぼ不可能なものが2つあります。

エアバッグとABSです。

どちらも現在の車ではあって当たり前の装備ですが、NAロードスターでは無くて当たり前です。

ABSはNA6の途中からオプションでは設定されていますが、走りに振ったグレードであるSスペシャルではオプションでさえ選べません。NAロードスターのABSについての情報はほとんどなく、自分も乗ったことがないので性能は不明です。雨の日のパニックブレーキを考えればあった方がよいでしょうが、付いている車は圧倒的に少なく、中古車でABS付きを探すとなるとなかなか大変です。前に乗っていたロードスターにもついていなかったので、今回の中古車選びに当たってはABS有無は条件には考えませんでした。

一方のエアバッグもNA6の途中からオプションで設定されており、1996年12月以降は標準装備となっています。エアバッグがあると(エアバッグを残そうとすると)、ステアリングを好みの径や太さのものに換えたり、ドラポジ最適化のためにスペーサーを入れたりディープコーンタイプに換えたりすることはできません。しかも現在のエアバッグ付きステアリングと比べ、NAロードスターのエアバッグ付きステアリングは4本スポークで重く、スポーツドライビングに向いているとは思えません(NA8Cのエアバッグ付きMOMOステアリングは実測3.3㎏。NDロードスターはネット情報によれば2.1kgほどのようです)。

今回の車探しに当たって当初はエアバッグは必須とは考えていなかったのですが、たまたま条件にあった車がエアバッグ付きでした。現在では当たり前のエアバッグですので、あるに越したことはありません。どうしてもエアバッグ付きステアリングが嫌になったら外すのは簡単です。

注意しなければいけないのは、限定車ではABSもエアバッグもオプションで選べなかったということです。つまりABSが付いている限定車は存在せず、エアバッグが装着されている限定車はエアバッグ標準化以降のR2 / B2リミテッド、SRリミテッドのみということになります。

それに気づいたのはこの購入記を書き始めてからで、エアバッグ付きで好みの色となるとトワイライトブルーマイカのB2リミテッド、モンテゴブルーマイカのシリーズ2 Sスペシャル、ネオグリーンのカタログモデルのみということになり、RSリミテッド、Gリミテッド、J2リミテッドは選択肢にはなり得なかったのでした。
Posted at 2023/08/29 21:36:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2023年08月21日 イイね!

ユーノスロードスター再購入記6 実車確認

ゴールデンウィークの初日の4月29日(土)、大阪まで見に行くことにしました。実はその数日前に電話で売れていないことを確認した際、押さえてもらうために手付金5万円を払っていました。たとえ程度が並みでも4万キロで168万円なら十分お得です。しかも好みの色。店の人はきれいだと言っていましたし、「ぼろい車は売らない」と言っているわけですから、そんなに変な車ではないだろうと。なので「買うかどうか判断」というより「最終確認および契約」のための訪問です。

金曜日に仕事が終わってそのまま大阪に移動して新梅田食堂街の「きじ」でお好み焼きを食べ、



アパホテルに泊まり、



翌朝は少し時間があったので天王寺をぶらぶらして、



お店に向かいました。



駅まで迎えにきてもらってストックヤードで対面すると、





実物は驚くほどきれいでした。大袈裟でなく3年落ちと言われても信じるぐらい。5㎞ほど試乗させてもらった限りでは特に問題なし。整備記録簿は揃っていて、一時抹消されたものが2年前にディーラーで再登録されたようでした。つまりワンオーナーでした。

おまけに、新車時に売られたディーラーは自分が大阪在住時に時々パーツの購入で訪問していた店舗でした。


(たまたま7月に仕事で近くまで行きました。当時は青/白の店だったのですが、今どきの黒店舗になってました。)

買わない理由なしです。

車検が3か月ほど残っていましたが納車前に取り直してもらうことにして、自宅までの陸送費を含めて総額200万円弱になりました。

ちなみにそのお店は買取がメインらしく、買い取った2-3割が店頭販売、7-8割はオークションに流すそうです。店頭で販売している車は全て自社買取。買取は基本的に断らないため店頭販売の車がバリエーションに富んでいるということでした。自社買取だから中間マージンも掛からず、専門店でないため変なプレミア価格にもなっていないようで、今回のロードスターのお得値も納得でした。


こうしてまたロードスター乗りになりました。
Posted at 2023/08/21 04:55:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードスター | 日記
2023年08月18日 イイね!

ユーノスロードスター再購入記5 ネット掲載情報

ユーノスロードスター再購入記5  ネット掲載情報4月初め頃、カーセンサーに1997年式、走行距離40174キロのB2リミテッドが掲載されました。

掲載情報はほぼ写真のみで細かな説明はなく、ワンオーナーかどうか、記録簿有無の記載はありませんでした。しかも写真は雨の中の中で撮られたもので、外装の状態も不明でした。売り出しているのは大阪泉北の買取販売店で、他には超高級外車(ベントレーベンテイガなど)や国産旧車、NDロードスターなどジャンルを問わず数十台が掲載されていました。そのNAロードスターもあくまでそのうちの一台に過ぎず、そのため情報や写真には力を入れていない感じでした。

限られた情報からわかることは、

・車高は高くノーマルサスと思われる。
・マフラーカッターがついているもののマフラーは純正。
・B2リミテッドのメッキドアミラー、ポリッシュホイールに合わせて外装の一部がメッキパーツに変更されている。
・エンジンルームの写真なし。
・運転席のみレカロSR3に交換。このシートがドアハンドルに干渉するためドアの内張りも変わっている。
・内装の各部がステンレス、アルミ、メッキパーツに交換されている。
・エアバッグ付き(標準装備、交換されていない)。
・車検満了は2023年9月。1997年式であり途中に車検が切れた時期があった(=ワンオーナーではない?)。

といったところ。



肝心の値段は車両本体価格168万円、総額180万円です。

電話で問い合わせたところ、「ユーザーから直接買い取った車、年式の割にきれい、実物を見てがっかりすることはないだろう、オークションなら4点はつく、状態が悪い車は自社では売らずオークションに流す」という話でした。残念ながらノーマルパーツは無いということでした。

B2リミテッドのトワイライトブルーマイカという色はバッチリ好み、値段は走行距離を考えるとかなりお得で、エアバッグがついているところも良いです。内外装はそれほど苦労せずノーマルに戻せそうですし、そのままでもよいかもしれません。B2リミテッドはオープンデフですが、前に書いたように後で換えればよいです。

前のロードスターは大阪在住時に八尾の店で買ったので、「また大阪でロードスターを買う」というのもまた一興に思えました。
Posted at 2023/08/18 18:08:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードスター | 日記
2023年08月15日 イイね!

ユーノスロードスター再購入記4 条件と相場

中古車購入に当たって状態が良いに越したことはありません。お金を出せば良いものは買えますので結局どこで納得するかです。

求める条件は以下です。

・走行距離
当然少ないに越したことはなく、最大でも7万キロ程度まで。いくら状態がよくても距離走っているものは除外。

・修復歴
無し。

・外装
クリアが剥げているようなものはNG。オールペンが必要となれば数十万円がかかるし、そういう車はそれ以外の部分も傷んでいると考えられる。同色でもオールペンされているものは基本的に除外。

・内装:ダッシュボードが割れている、ベタベタにテープが張ってあるなどは、ダッシュボードの状態が悪いものは交換のコストがかかるのでNG。黒内装ならば他は多少汚くてもそれほどコストがかからず洗浄や交換で対応可能と思われる。

・改造
フルノーマルにはこだわらないが、社外バンパー、社外エアロ、ロールバー付き、メーター文字盤交換、水温計・油温計など走り向き装備がついているもの、エンジン回りをいじっているものは除外。
ロールバーは安全面からほぼ必須だとは思うが、誰がどう付けたのかわからないものを買う気はしない。サーキットなどで手荒に使われた可能性も高まる。
社外エキマニはむしろプラス。足回りが交換してあっても構わないが、フロアを擦っている可能性もあり、ケースバイケース。

・メンテナンス歴
ワンオーナー、記録簿ありなどが良いが必須条件ではない。記録簿があったとしてもブレーキOH歴の有無など細かいことはわからない。


カーセンサー、グーネットでNA8C、修復歴なしで調べるとそれなりの数が出てきて、古い車の割には状態が良いものも結構あります。走行距離1-2万キロ以下のものもコンスタントに掲載されますが、やはりそのような車は高く、概ね300万円前後です。相場としては概ね5万キロぐらいで200-250万円ぐらい、7-10万キロで150-200万円前後で、店や個体によってかなりばらつきがあるという感じです。

新車価格や以前の中古車相場、25年以上前の車であることを考えると相当高いですが、10年前に安く買ったとしても10年間の維持に自動車税、車検費用だけでも100万円近くかかるわけで、妥当なのかなと思います。

思い切って300万円ぐらいのを買うというのもありだとは思います。自分自身20年前にロードスターを買ったときと比べたらお金はあるし、1万キロぐらいの車を買えば新車から乗っているような感覚が得られます。ただ、ロードスターは安く楽しめる普段着の車というのが本来の姿であり、自分も安くコツコツ楽しんでいたクチです。ロードスターはそういう世界だと思うので、そこに大人買いした車で入っていくのはなんだか乱暴な気がしてしまいます。それに、そのような高い車は大人買いする人向けに強気の値段付けとなっているのも癪に障ります。

相場はあってないようなものなので、時々安いのが出たりします。あまり高くなくて状態が良い車が出れば…と思いながら日々見ていたところ、カーセンサーに気になる車が掲載されました。
Posted at 2023/08/15 18:39:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2023年08月14日 イイね!

ユーノスロードスター再購入記3 色

色は車の印象を決める大事な要素です。

NAロードスターの色は19色あるそうで、年式やグレードによって選べる色が異なります。特に限定車は内外装の色が特別のことが多いです。ですので、希望の色によって年式、グレード、限定車かどうかが決まってきます。
もちろん外装のオールペンや内装の移植もできますが、ハードルが高く、好みの色を買って欲しいパーツは後から装着するというのが現実的です。

個人的にはNAロードスターのベストはマリナブルーなのですが、NA8には存在しません。それ以外では濃い色の方が似あうと思っており、ブリリアントブラックは気に入っていました。ただ同じ色を買う気はしないので今回はブリリアントブラックは除外です。

今回の候補は

・モンテゴブルーマイカ (RSリミテッド、シリーズ2のSスペシャル)
RSリミテッドは限定車の中でも人気。以前に乗っていたE63 M6のダークマラカイトグリーンにも似た色で、上品かつスポーティ。

・トワイライトブルーマイカ (B2リミテッド)
NB1では標準色。NAの実車を見たことはないがネットで調べると綺麗そう。幼少期に大洋ホエールズファンだった影響で元々紺色好き。

・サテライトブルーマイカ (Gリミテッド、Rリミテッド)
紺色好きなのでこちらも候補。Gリミテッドは以前に乗っていた車と同じシリーズ1.5で、保管してあるロムチューン済みのBBF3BのECUが使える。

・サンバーストイエロー(Jリミテッド、Jリミテッド2)
NA8ならJリミテッド2。新車当時すぐ完売したという人気色。濃色ではないが個人的にスポーツカーといえば黄色。

・ネオグリーン(Vスペシャル他)
Vスペシャルの緑外装+ベージュ内装はNAロードスターの定番。以前にはまったく興味がなく、また内装がボロくなりやすいため中古車ではイメージが悪いが、状態が良い個体をみるとこれもありだなって思う。またシリーズ2ではVスペシャル以外でもネオグリーンが選べ、黒内装という選択も可能。

の5色を基本としました。
Posted at 2023/08/14 03:54:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードスター | 日記

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