
昨日まで夏休みだったので、締めにまたFSWに行ってきました。
ロードスターで筑波を走るに当たってTC2000の車載動画をいろいろ見ました。澤選手のFSW攻略ビデオでもそうですが、プロはクリップ付近から確実にアクセルを開けていっています。一方の自分はなかなかアクセルオンにできておらず、出口でアンダーステアになってアクセルを踏めていない状態になっていました。
そのために、今回は立ち上がりを重視する、そのためにコーナーの前半でしっかりと向きを変えるということを目標としました。具体的にやるべきことは2つ。
一つ目は所謂立ち上がり重視のライン取りをすること。「切り遅れ」を恐れてコーナーに早く近づきすぎていて、結果的に出口が苦しくなっていました。
もう一つはコーナーに入ってから舵角を追加するということ。ブレーキングを抜きながらステアリングを切るというところまではいいとして、そこから舵を追加するというのを忘れていました。車速が落ちていけばフロンとタイヤに余裕ができていくわけで、その分舵角を与えらる筈です。
まず1本目。
2秒台(2分2秒945)が一度だけ。あとは4秒台止まりでした。その前にFSWを走ったのがロードスターだったので、感覚をつかめない感じでした。
気を取り直して2本目。
タイムはひとまずおいといてドライビングの修正を心がけるようにしましたが、結果はついてこず、3秒台が最高、2秒台には一度も入れることができませんでした。
ここでちょうど昼休みになったので問題点を考えます。
1コーナーやダンロップなど、特に高速からのブレーキングの時に、同じようなところからブレーキングを開始しているにも関わらず結構ばらついていました。よく考えてみると、200km/hでは0.1秒で5mほど進んでしまうわけで、ブレーキングが0.1秒遅れればコーナー入り口での位置が5mも違ってしまうということになります。なので「同じようなところ」からのブレーキングではダメ、厳密に同じところでなければいけません。
それを課題に3本目。
結果、ブレーキングポイントは次のようになりました(自分用メモ)。
1コーナー:側道が入ってくるところ
Aコーナー:100mの看板の真横
ヘアピン:50mと100mの中間
ダンロップ:150mの看板の真横
13コーナー:エスケープゾーンのコースと直角に走る排水溝
これだと少し余り気味ではありますが、余ってる分には抜きで荷重をある程度調整できるので、遅れるよりはいいはずです。
タイムは前半は試行錯誤で4-5秒台でしたが、後半は2-3秒台で安定して走れるようになりました。そして最後から3本目に今日のベスト、2分2秒099が出ました。
その動画です。何箇所かミスしてますが。
ちなみにこの回は40分枠だったんですが、一度もスローダウンせずフルに走り続けました。それでもブレーキングポイントが変わることなくフェードの気配もありませんでした。okatatsuさんお勧めのタカツ自動車のパッド、減りも遅いしかなりいいです。
そして最後の4本目。
ベストは更新できませんでしたが。14周して11周で2秒台、あとの3周が3秒台と安定してタイムが出るようになりました。
コーナー前半で車の向きを十分に変えるという今回の課題はある程度達成することができ、前回までとは違う走りができるようになったと思います。ブレーキングも安定したので、次回以降のタイムアップを目指します。
忘れないように今後の課題を書いておくと、
・1コーナーでブレーキ→ステアリングが一連の動作になっていない。
・100Rの走りが一定していない。
・ヘアピンのブレーキングポイントをもう少し奥に。
・13コーナーはもう少し行けそう。
・最終コーナーの走りが一定していない。
といったところでしょうか。
最後におまけです。この日はポルシェのドライビングスクールが開催されており、991を含めてポルシェがたくさんいました。
また隣のピットにはこんな車がいました。
こちら の名古屋のルノーディーラーの車で、中身はスペースフレームのレーシングカーでした。ヨーロッパでのメガーヌトロフィーというワンメイクレース用のマシンだそうで、国内では参戦するカテゴリーはないようですがイベントなどで走るそうです。ワンメイクレースのためにこんな車を作ってしまうヨーロッパのメーカーはすごいと思います。またメカニックの方は60-70年代のポルシェを3台持っているとのことで、ルノーというメーカーがちょっと好きになりました。
この他にGT-R GT3と書かれた車がピットに入っていましたが、こちらは写真はNGでした。この日は走らず、翌日にテストするようでした。
10月も週末に時々スポーツ走行があるようなので、また近々行きたいと思います。
Posted at 2012/09/25 20:40:38 | |
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