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先の日曜日、FSWレーシングコースのFuji-1 GP 2時間耐久レースに参加してきました。レースと言っても正月の7耐と同様、それぞれ自分の車で走るという緩やかなお祭りレースで、でん！さんに誘って頂き、でん！さんと僕との二人チームでの参戦でした。

耐久レースでは走行会も併催されたんですが、2年前のこの走行会で初めてFSWレーシングコースを走り、でん！さんともここで知り合ったのでした。その時はでん！さんがM6カブリオレ、僕がM6でしたが、でん！さんは去年997に乗り換え、僕も今年M6を手放したので、今回のレースは997＆ユーノスロードスターというコンビとなりました。

ドライバーは2人ですが、いつものサーキット仲間のbabidaさん夫妻、 nishisanさん夫妻、 hagiwaさん、 Yocchi@135君、それからラモーさんをはじめとしたオープンカーコミュニティーの方々が応援に来て下さり、にぎやかなピットになりました。またライバル？としてはいつもお世話になっているポルシェショップのシンリュウさんから3チームがエントリー。

レースの方はくじ引きでグリッドが決まり、26番グリッドからスタート。



スタートドライバーのでん！さんは着実に順位を上げて僕にバトンタッチ。どんな長時間レースもそうなのかもしれませんが、序盤に順位が決まって、あとはほぼキープのような感じになりました。エントリー台数はそこそこ多かったものの意外と走りやすく、ヒヤリとするようなこともなく無事に完走できました。

結果はNAラジアルタイヤクラスで2位！適当なクラス分けなので順位はともかく、グリッドスタート、ドライバーチェンジなど、お遊びでもレースの雰囲気は十分に楽しめました。



ところで、車の方は前回の走行からいろいろと仕様変更して臨みました。具体的には…

　オーリンズPCV → PCV改
　Jets’sクラブマンマフラー → Joyfast イノベーションマフラー
　トルセンLSD + 4.1ファイナル → 機械式LSD + 4.3ファイナ
　プラグ、プラグコード交換
　マフラー、足のスプリング、助手席フルバケ化で12kgほど軽量化

本当は一つずつ変えて変化を見たかったんですが、マフラーを交換したところデフオイル漏れが発覚して修理ついでにデフケースごと交換、という事情もあって一気に変えることになってしまいました。

結果は…

タイムは全く伸びず、走行会30分×2本、耐久レースでの30分×2本で全てベストは2分16-17秒程度と撃沈でした。

ログデータを解析してみましたが、過去の走行と比較してストレートの加速は全く変わらず。マフラー交換、軽量化の効果は数字には現れませんでした。

また、走行会の2本目のみNA8シリーズ2のECUに交換して走ってみたんですが、これも加速カーブは全く変わりませんでした。またシリーズ1のECUはスピードリミッターが効きませんが、シリーズ2は180ｋm/hできっちりとリミッターが効いてしまいました。パーシャルスロットルでは違いがあるのかもしれませんが、少なくともサーキットでは大きな差はないようで、シリーズ2のECUを敢えて使う理由はないと感じました。

さらに、耐久レースの2本では2段式リアウイングの上段を撤去して走ったんですが、それも最高速、加速にはほとんど影響がありませんでした。

といろいろ書いても遅すぎて話にならないわけですが、富士チャンピオンレース参戦車と何が問題なのか全くわからず、ログデータがどこかに落ちていないかと探してみました。

と、NAロードスター＋FSWレーシングコースで2分10秒切りの車のデータが！

比べてみると、ストレートの最高速では7km/hほど自分の方が遅く（これは想定の範囲内）、1コーナー、ダンロップの最低速度、加減速カーブはほぼ一緒。

それ以外が全然違いました。例えばAコーナーの最低速度が自分より10km/hほど高い！！
今まで自分が限界と思っていたよりもずっと上に限界があったというのは衝撃でした。セッティングやタイヤ銘柄の問題もあるとしても1コーナーの走りは同じわけですから車の差よりも腕の問題でしょう。

実際に自分ができるかどうかはともかくとして、課題が明確になったのは収穫でした。これ、ログデータがなかったらしばらく抜け出せなかったと思います（ってまだ抜け出せていませんが）。



今度の土曜日は富士チャンピオンレースに gucci-bmw3.netさんの手伝いに行ってきます。12月から僕も参戦しようと思っているのでいろいろと勉強させてもらおうと思います。